10/31ハロウィン

土曜日。近所のマッサージと鍼の治療をしている鍼灸院に行く。引っ越してから3回通っていた、東洋医学寄りのマッサージ屋は、いいなと思うところもあったが、マッサージ自体が自分にあわずやめた。個人一人で経営しているところで、とても人のいい院長だった。鍼中もマッサージ中もよく喋る色々聞いてくる。こういうところは気が重くなってしまう。聞かれるのが嫌で、こちらから色々聞いた。なるほどと思ったのは、鍼はツボを刺激するものと思っていたが、この鍼灸院では鍼を刺すことで傷をつくり、傷を修復させるために血行が良くなるのを疲労改善に利用している、西洋医学寄りの治療法らしい。”外科中医学”と言うとか。鍼にも色々考え方があるらしい。個人的には東洋医学の考え方のが興味あるのだが、ここの鍼もマッサージも痛いところを突くバッチリな内容だった。でも、鍼は効くと痛いし、しんどい。あとマッサージの気持ちよさは、あ~もうちょっとやってほしい… というところで止めてもらわないと味わえないのかと気づく。効きすぎ、やり過ぎ、は気持ちよくなかったのだ。なんと。
近くの喫茶店で焼きカレーをお昼に食べる。好きな雰囲気の喫茶店だったので、また来よう。渋谷へ。最近「喫茶チェーン観察帖」を上梓した飯塚めりの、喫茶店トークイベントへ。会場のBAG ONEは、アップリンクに行く途中にあるのだが、本屋兼カフェとは知らなかった。本屋スペースは小さく、時間をつぶすほどではない。会場が開くまで周辺をうろうろしたり、メールで明日の待ち合わせ時間を決めたりする。
こういうイベントはどういう人が来るのかな? と思っていたが、お客さんは10人もいなかった。男性ばかり、おじさんと30代くらいの人で、本物の喫茶店愛好者なのかしら。めりさんと対談相手の餅井アンナさん登場。二人とも小柄で頭ちっさくて可愛い… しかもハロウィン風のお洋服&魔女帽子。チェーン店や駅ビルの特色の話。頭が良くて話が面白い面白い。「これはディスっているわけではないんですが…」を枕詞に的確で痛快な批評が最高だった。あとは喫茶店の持つ意味や緊急事態宣言から今に至る不安や悩みについて。あの時を思い出し共有し楽しみや糸口を見出すいい会だった。その後サイン会があったけど、そそくさと退散。渋谷駅までの道すがら警察官が大量に配置されていたが、仮装を見かけたのは1組くらいで、今年は何とも無かったようだ。

帰り道、自宅の最寄り駅唯一の本屋に行ってみる。想像以上にいい本屋で心躍った。本を好きな人が、人に薦めたい本をセレクトして置いているのがよくわかる。本・雑誌コーナーはとてもスペースが小さいが、大衆的なものばかり置くでなく、変にオシャレに趣味が偏っているわけでもなく、必要なものを置いているのに好感。あとは小説やエッセイがとにかく多い。村上春樹や旅行エッセイが好きな私にはうっとりする並びが… 本屋で冊子も出していたり、お客さんオススメの本のコーナーもあったり、読む本に困ったらここに来ればいい出会いがありそう! 新潮のプレミアムカバーも置いてあってめちゃ可愛かったんだけど、読みたい本はまだたくさんあるのでこの日は何も買わずに帰宅。

書き忘れていたが、注文していたDROBE(スタイリストが自分に合う服を選んでくれて送ってくれるサービス)が届いたのだった。届いた日は仕事中だったが、早速開けて試着。対象ブランドは好みから外れていないが、値段設定が安いのか、全体的にモッサリした印象。フィードバックを返すので、2回目以降は好みに合ってくるというコメントを見たので、次回に期待。迷ったけど1着だけ購入した。
明日に向けて早寝したかったが、結局いつもと同じ時間に就寝。

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