【Factorio】Space Explorationのビーコン仕様
Space Exploration(以下SE)ではビーコンの仕様がオーバーホールされているので調べてみました。
Vanillaでは1台のクラフトマシンに複数のビーコンをセットできるのですが、SEではできません。
複数のビーコン範囲が同じクラフトマシンに届くと過負荷となり、クラフトマシンは動作しなくなります。
ビーコンの説明には「伝送効率50%」とあります。
分配効率0.5というのは伝送効率と違うのか、またレシーバー数(ビーコンの影響を受けるマシンの数)は分配効率の影響を受けるのか。
例えば、レシーバー数が2の場合は分配効率の0.5×0.5=0.25となり、マシン1台あたりの効果は25%になるのかも、という解釈もできるわけです。
そこで実際に調べてみました。
レシーバー数が1台,2台,8台の場合で検証。ビーコンにはエネルギー効率モジュール3(エネルギー消費量マイナス100%)を1枚だけ差しています。結果としては、全ての組立機で均等に-50%となっていました。
ビーコンが届く範囲であれば、レシーバー数による効果の違いはありません。
まとめ
1台のクラフトマシンに対して複数のビーコンを設置すると動作しなくなる
ビーコンの影響を受ける全てのマシンは、伝送効率(分配効率)を乗じた効果がある
おまけ
Factorioのエネルギー効率モジュール3は、その効果が「エネルギー消費量マイナス100%」と説明されています。数学的には、これはどんなにエネルギー消費量が増加しても、モジュールを使用すればエネルギー消費をゼロにできると解釈されがちです。しかしながら、実際にはこの表現はゲームのメカニクスにおける具体的な効果を示すものであり、「マイナス100ポイント」と理解するのがより正確です。例えば、スピードモジュールによってエネルギー消費が200%に増加している場合、エネルギー効率モジュール3を使用することで、エネルギー消費量を基本の100%に「修正」します。
この例からわかるように、Factorioのモジュールシステムは表面上の数字以上の複雑さを持っています。プレイヤーは、モジュールの説明を正確に理解し、それらを自分の生産設備にどのように適用するかを慎重に考慮する必要があります。この記事が、そのような決定を下す際の一助となれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?