敢えて宣孝の弁護をしてみる

「光る君へ」まひろと宣孝、結婚して早々に夫婦仲に亀裂が入っちゃいました😢
まあね、親戚のおじさんとしてなら楽しい人だけど夫にするにはねーってのは第一回からずっと描かれてたのである意味予想通りではあるのですが、主人公と結婚したのにイチャイチャのトータルタイム一条帝と中宮定子に比べて何秒よwwって短さには流石に宣孝が気の毒になりました😅

宣孝の地雷踏みまくり発言は視聴者からもドン引きされましたが、ではまひろはどうだったのか?
宣孝がスッと冷めたまひろの「甘えたことなどございませぬ」
これには私、ハア?と思ったんですよ。
いやアンタ甘えっぱなしだったではないですか。
宣孝の財で家の修繕をし、宣孝の援助で出来た余裕で子供らに施しをし、そして何より傷つき疲れた心を明るくして貰ったの忘れたの?
まひろの言いたかった甘えとは媚びの事なんだろうけど男に枝垂れかかって甘ったるい声出す事だけが女の甘えでは無いんですよ、まひろさん…

父親のような年の男と結婚したからなのか、まひろにはまだ娘気分が抜けきらないとこがあります。これは為時が家の細々とした事に気を配らないのも悪いのですが、宣孝との結婚は実質彼の庇護下に入った状態になりました。
子供への施しも結構ですが、その元手はまひろとの生活を潤いあるものとして渡された金品のはず。
己の甘えに無自覚で「甘えたことなぞない」とまで言われれば包容力の宣孝もカチンときます。
元カレを持ち出してチクリと言ったのは流石にやりすぎですが、宣孝の献身を透明化するまひろの無自覚の傲慢さは宣孝から見れば「綺麗事の理想論ばかりで実の無い、汚れ仕事は下に押し付ける上級貴族」そのもので、だからこそ元カレの左大臣の名が出たのでしょう。まあ結局のところこの二人は価値観も性格も違うので親戚のおじさんと娘の距離なら楽しく付き合えたけど夫婦となると難しかったのでしょうね😅

いやそれよりも今回の目玉は彰子よ彰子!
道長と倫子二人の血を色濃く継いだ感、ならばあの無反応に近い応答も只者ならぬ風格を感じます。
裳着〜入内で鳴り響くパイプオルガンはまさにラスボス降臨。
覚醒の日が今から楽しみで楽しみで…🤭

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