sui sui 3周年に添えて 〜エピローグ〜
前回sui suiの東京ワンマン前に書いたNOTEを色んな人に見てもらい「良かった」「知らない時期のsui suiを知れてよかった」「記録として残す事は良い」「長すぎ」等、色んな意見をもらいまして、改めて稚拙な文章でも書いて良かったと自己満足しました。最後まで見てくれてありがとうございました。しかしこれで良かったのでしょうか。まあいいか。(引き返すならいまです)
その後わたしはsui suiの新宿Marzのワンマンへと出向き、夕方の開場前に新宿の花園通りにずらっと並ぶオタクの列に圧倒され改めて「本当にソールドアウトしたんだ」と失礼ながらに感動を覚えました。これは個人の主観の話ですが、大阪ならばよく見るオタクが並んでるのを見ればなんとなく安堵するのですが、関東の知らないオタクの人達がsui suiのライブの列に並んでるのを見たら「私の知らない世界」があるかの様に感じ、如何に自分の枠内括弧内を飛び出てsui suiが色んな人に愛されてるのかを感じると同時に関西のオタクとして少し寂しい気持ちと己の浅はかな謎の独占欲を感じてしまい自分自身が少し嫌になりました。
しかしライブが始まり、気合い充分で少し緊張してるメンバーを見るとそんな気持ちは吹っ飛びます。やっぱりsui suiのライブは等しく誰しもに優しく楽しい。「やっぱり現場にしか答えはない」って良く決まり文句みたいに言うけれど、それはライブを見れない人達に向けて排他的に言うのでは無く、オタクにとって当たり前だけど「それこそ僕のすべて」なのかなと。アイドルの仕事はSNSだけじゃないのだし。
話はとんで大阪のライブの終盤に亜鞠和音さんがMCで話してた事が凄く印象に残ってたので抜粋すると、
「sui suiを昔から知ってる人、最近知ったよという人がいる中、同じ気持ちを共有するのは難しくて、活動していく中で誰かを傷付けたりしてないか考えたり、私ももちろん後から入ったメンバーなのですがsui suiを好きな人誰も置いて行きたくなくて、でもやっぱりライブをする事がそれを共有できる唯一の事なのかなって考えたり」
と言う様なことを仰っていて、こんなにオタクの事を真剣に想ってくれるのかと新規はもちろん古参オタクにも優しい彼女らしい胸を打つメッセージだった。(私は泣いた)
ネタバレが多くて怒られそうだが、大阪本編のLASTでようやく披露された「MYWAY」
前回のNOTEでMYWAYを煽りすぎた私には感動もひとしおだった。聞きなれたイントロ(普段はライブ後のSE)から始まり、4人がスタンドマイクを袖から引っ張りだしてなんと振り付けまで入れて楽しそうに笑顔で歌ってくれている。1年前にANIMAで聴いたMYWAYはメンバー皆遠慮がち、というか曲の重さに緊張していたのか固い表情で歌っていたような気がしたのだが、それぞれのMCを終えて、満員のANIMAで披露されたその素敵なメロディが響き渡った。
私も前の方でsui sui腐れ縁の古参たちと一緒に見ていたのだが皆下を向いて泣いていた。僕も思わずクラップも忘れ地蔵で、猫戸彩凪、ユーキ、月御葵已、亜鞠和音の4人が晴れやかなニコニコして歌うMYWAYに、去っていった2人の初期メンバー、猫戸彩凪と共に歌っていた百鬼朱紀、今はもう会えなくなってしまったオタク達(大丈夫、生きてる)が浮かんで、自分勝手に都合よく美化された私の頭の中のMYWAYで、人前で情けないくらい眼を腫らせて号泣してしまった。
でも何よりメンバーが笑顔で歌ってくれたのが最高だった。歌詞を見てもらえばわかってもらえるかもしれないが、この歌は笑顔が似合う歌だと思うから。
さて長くなってしまったが、新曲のリリースラッシュと次のアルバムのリリースツアーが決まりそのファイナルが味園ユニバースに決定した。
関西のアイドルがワンマンや対バンツアーをこなして行き、段階的なステップとしてBIG CATでワンマンするというのが計らずとも関西アイドルの規定コースになる中、味園ユニバースでワンマンするよ。って言うのが如何にもsui suiらしくてニクくなる。(でもキャパ的に味園もビッキャもあまり変わらないハズなのだ)
これを最後まで見てくれた方は是非味園ユニバースの3rdワンマンに行きましょう。また味園ユニバース見たことないよって方は、味園ユニバースを訪れてみて「ここでsui suiがワンマンするんだな」とネオン管に輝くステージを前に、満員の味園ユニバースに立つメンバーを想像して来年の3月に思いを馳せておいて欲しい。
その時に私はソファー席でお酒でも飲みながら皆と乾杯していたいな。
それじゃ明日もお元気でLOVE LOVE SHOW®
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