ベルジャーエフにチェスタトン、チャーチルだけじゃない、『もしドラ』のドラッカーの本当の偉大さ パート1

ドラッカーと保守主義という興味深い記事を読んだ経緯があって、「えっ?よくは知らないけど、萌えキャラ等で一時期それなりのブームになってたドラッカーって英米の保守主義思想と関係あるのね」と驚きに満ち溢れた新鮮さからの反動で、海外サイトを調べたら、いろいろすごい事実が判明しましたとさ。

価値や偉大さは分かる方には分かるでしょうが、手っ取り早く人物名だけ挙げていくと、日本でもそれ相応に関係が知られてるエドマンド・バークやウィンストン・チャーチルを始め(アレグザンダー・ハミルトンもそうかな?)、ニコライ・ベルジャーエフやG. K.チェスタトン、さらにはアレクシ・ド・トクヴィルとも思想的つながりがあるようで。やべえよやべえよ…。

現時点で掴んでるのはこんな感じだけど、一体どこまで広がるんだろう?

これもうわかんねぇな。

ともかく、ベルジャーエフ、チェスタトン、チャーチルの三者についての言及があった、情報量の多さでは随一の、The Imaginative Conservativeっていうサイトの記事から引用。まずは、The Most Interesting (Business) Man in the Worldという記事より。

Indeed, the Nazi regime ordered that a pamphlet he had written be banned and destroyed.

実際に、ナチスドイツは、彼が書いたパンフレット(=The End of Economic Man)を発禁処分や焚書とした。

Drucker identified a number of Christians around that time who were searching for a way to provide a new basis for society, including Nicolai Berdiadiev (Berdyaev), G. K. Chesterton, Karl Barth, and Oswald von Nell-Breuning.

ドラッカーは、その当時、共同体の新たな基礎を提供する方法を模索していた幾人かのクリスチャン、ニコライ・ベルジャーエフ、G. K.チェスタトンらを特定した。

Madison, Jefferson, Burke, and Hamilton saw that there should be a separation of government in the political sphere from social rule.

 マディソン、ジェファーソン、バークそしてハミルトンらは、社会的規範からの政界における政府の分離をすべきと見出した。

正直言って、英語力はヘボヘボなほうなんで、訳としては不適かもしれないけど、大きくは間違っていないはず...。最後の引用は司法に関する言及はないから、おそらく立法府と行政府の分離のことを指しているのかなとも思いますが。とりあえず、Google翻訳頼みで気になったところだけ訳してみた。

パート1はひとまずこのくらいとして、次回のパート2で、チャーチルやトクヴィル、こういう情報を踏まえると自動的に比較対象に上がってくる、ウィルヘルム・レプケ(レプケを英名にすると、Roepke。なかなか思い浮かばない気がする)について海外サイトの情報を交えながら、言及していけたらいいな、と構想中。

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