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withコロナの花見は、桜並木ドライブでソーシャルディスタンス確保

3月下旬になり、都内は桜が満開となり、緊急事態宣言も明けたことで、桜の前には人混みができている。

そんな昨今、ソーシャルディスタンスを保ちながら、気持ちよく桜を堪能できる、そんな ぶらドラ(ぶらり、ドライブの略!)はどうでしょう?

都心からわずか60分で辿りつく、クルマ好きの聖地

関東エリアで、ある程度クルマの走り好きな人からすると、もっとも有名な聖地と言える箱根ターンパイク。

都心から首都高~東名高速~小田原厚木道路を乗り継いでいけば、距離にして約74km、わずか60分でその箱根ターンパイクの入口に到着する。(但し、渋滞がなければ!休日ならば朝早くの出発をおすすめ)

そんな走り屋の聖地と呼べて、日頃はハイスピードなスポーツカーが攻めている箱根ターンパイクも、桜の季節は、桜並木のトンネルを楽しむ優雅な道に変わる。

走り屋ではない普通のクルマ好きの人々こそ、桜の季節にターンパイクに行くべきだ。距離もちょうどいいし、ターンパイクは峠道として道幅は狭くなく、中高速コーナーが多く、走りやすいほうだ。

この日は、桜満開となった最初の土曜日の朝9時に到着。

続々とクルマがターンパイクに吸い込まれていく。(ポルシェのボクスター、マツダのロードスターと、オープンカーが実に気持ちよさそう)

料金所をくぐり抜けて、長く続く上り坂の途中から、桜並木は現れる。

この日の桜はため息が出るほど美しく、あぁ、日本に産まれて良かったなぁと思う瞬間。味噌汁!風呂!桜!は日本の魂。(適当)

桜を背景に愛車撮影するドライバー達

ドライバーたちは、この写真の名所(ターンパイク小田原口から登りはじめて5分程度の場所)で自分の愛車を停めて、思い思いに写真の撮影をしている。

Twitterで「ターンパイク 桜」で検索すると、愛車と桜の写真が沢山でてくる。どれも思い入れある愛車と桜が折りかさなって素敵な写真で、クルマ好きなら一度は撮ってみたいアングル。

但し、3月下旬の桜満開のピークで来ると、この場所は朝から10台程度、写真撮影の順番待ちができているので気をつけよう。

もし並ばずに写真を撮りたいならば、平日か、もしくは少し桜満開ピークから遅らせていくとよい。

箱根は都内より気温が低いので、感覚的には葉桜が混ざりながらも、ピンク色の花びらは都内より2週間程度は長く残っている。写真背景なら、多少の葉桜はよくわからないので大丈夫(笑)

動画で箱根の桜トンネル疑似体験

ぶらドラが車内からGoPro撮影した動画です。ターンパイクの上りの道や桜の様子が、少しでも伝われば。

今年2021年も、まだあと2週間くらいは桜が残っていると思う。(4月の3~4日なら大丈夫、10~11日なら葉桜でギリギリピンクが残っているかも?)

よかったら、都心から片道60分の距離なので、ぶらドラ体験して、感想を教えてください。(Twitterで #ぶらドラ つけてもらえれば)

クルマ好きが談笑する休憩の地、大観山展望台~スカイラウンジ

桜の名所スポットを抜けて、そのまま上りを走り続ければ、10分程度で大観山(たいかんざん)展望台にたどりつく。

その手前に、いくつかクルマを停められるスポットがあり、この程度の絶景は朝飯前。

大観山の建物には、バイクからクルマまで、多くの多様な志向の乗り物好きが集まる。

気合の入った走り屋ばかり?と思いきやそうでもない。

クルマも、数千万円のフェラーリやランボルギーニみたいなスーパーカーから軽自動車まで、思い思いの好きなクルマでやってきて、それぞれ混ざり合いながら平和なコミュニティで交流していたり、ある人はひとりで休息、仕事引退後のご夫婦、恋人、友達・・・など、共通項は「クルマやバイク好き」という一点だ。

ちなみに走り屋同士が縄張り争いしてるとか、レースしてるというマンガみたいなシーンは見たことはない笑

もっと大人で穏やかな空気で、威嚇する人もいないと思うので初心者も安心して休憩できる場所だ。

大観山スカイラウンジからは、天気が良ければ、富士山と芦ノ湖を一望できる。その気になれば、この記事で紹介した富士山五合目までは2時間くらいで移動できる距離だ。


スカイラウンジを出発したら、走る方角次第で楽しむ場所がいくつもある

箱根の山が、伊豆半島と御殿場の間にある。つまり、大雑把に言えば、スカイラウンジを出発したあとは、伊豆半島を下っていくルート、御殿場方面に移動するルート、箱根周辺を楽しむルートの3パターンある。

この日は、午後早めの帰宅を目指していたので、箱根を熱海方面に下山し、熱海の街で美味しいランチを楽しんでから、早めに東京に戻ることに。

熱海の街までは大観山スカイラウンジからは30~40分程度の下りの山道。11時ごろに到着すると、熱海の商店街には驚くほどの人だかり。

この行列はどうやらプリン屋さんのようだ。食べていないので味はわからない(笑)

余談だけど、プリンは混んでいたので、近くにあるモンブラン仕立てのソフトクリームを買ってみたが、驚くほどに味の調和がなく、いまいち…モンブラン風ソフトには要注意。

目当ての有名な海鮮丼の店の整理券を取ると、まだしばらく待ち時間がありそうなので、商店街から徒歩2~3分でたどりつく熱海のマリーナへ移動すると、観光客が餌付けをしていることで鳥たちが集まってくる美しい光景。

マリーナで時間をつぶすと、整理券の店から呼び出しがかかり・・・

いよいよ熱海名物なぜいたくな海鮮丼

どんっ!!

贅沢丼 ~うにトロいくら~

うむ、これはすごい。

写真でも十分に伝わるこのシズル感。

写真だと丼は大きそうに見えるけど、実際は普通の茶碗サイズに天高く白米と具を盛り付けているので、そこまで食べきれないサイズではない。

この魚も白米も美味しいのだが、この店が気が利いているのは、最後に残った白米に、濃厚魚介出汁をかけて食べて〆るのが実にいいのだ。

出汁のうまみが凝縮していて、〆の満足感がすごい。

食べ方のステップとしては、醤油→胡麻だれ→出汁と3バリエーションあるので、単調にならずに飽きない工夫がよい。

あえて気になるのは店員さんの威勢がよく、オーダーの度にでかい声で復唱するのが、このコロナ時代にはちょっと・・程度(笑)

あとは、ランチは予約とれず非常に混むので、11時オープンではあるけど、10時過ぎに整理券をとっておいて周辺観光するというのが、休日の際のおすすめだ。(夜は予約とれるみたい)

熱海観光の際は、おすすめ。

ちなみに美術方面に関心ある方は、熱海には昔から有名なMOA美術館もある。なかなか巨大な美術館なので、半日潰して鑑賞する規模だ。

ペットと子供のストレス発散には、帰路の湯河原~小田原ルートで!

小さなお子様やペットがいたら、美術館を楽しむどころではない!というご家庭もあるだろう。

大丈夫。そのときは熱海から東京方面の帰路の途中に、有り余るエネルギー発散の場所がある。

湯河原海辺公園ドッグランで、ペットの休憩は最適。

まぁ、ただのドッグランなんだが、ここが良いのは、目の前が海という景色の抜けの良さ。

静かな海を前に、癒やされるなり、語らうなり、お好きにどうぞ~

家族を置いてきた人は、鈴廣のかまぼこを買って帰ろう

ひとりでドライブしてきた人は、置いてきた家族の機嫌をとるためにも、湯河原から小田原厚木道路に乗るまでの途中にある鈴廣でかまぼこを買って帰るのがおすすめ。

え?小さい子供がいて、かまぼこでは喜ばない??

大丈夫、トミカのかまぼこと、リカちゃんのかまぼこもあるから心配ご無用(笑)


子供のエネルギーは、わんぱくらんど・辻村植物公園で発散!

有り余る子供のエネルギー発散なら、都内に戻る過程の小田原厚木道路荻窪インターより約5分にある「わんぱくらんど・辻村植物公園」がおすすめ。

個人的にはこれほどアスレチックが充実して巨大な公園は見たことがなく、しかも公の施設運営のせいか入場料は無料!

子供が小さい頃は、仲の良い家族と何度も立ち寄って遊んでお世話になった。相当な敷地でたくさん歩くので親の運動不足にも効く(苦笑)


公園で遊んでお腹減ったら、「友栄」で鰻

公園が相当大きいので、親子ともに腹がかなり減ってくる。そうすると東京に戻って夕飯だと遠すぎる。そんな気分になってくる・・・

そこで小田原厚木道路を小田原方面に戻り、IC出てすぐにあるのは鰻の名店「友栄」。食べログの点数が相当高いのも納得の美味。


家族フォローも大切に

長々とした箱根~熱海~小田原プランのぶらドラを解説したけど、自分はこの日は14時には帰宅。

家族には自分の不在で迷惑かけたので、家の掃除とわんこのシャンプーをやったのでした。

ぶらドラに出かける立場としては、いかに同行する家族・友人達を楽しませるか、または、家に置いてきた家族に感謝の気持ちを示すか。

これは、ぶらドラ道を継続的な活動とするためには、欠かせない心配りなのです(キリッ

みなさんも、楽しい ぶらドラライフを!

P.S
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