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ミリオンライブが大好きな人達が作り上げたライブ【Act-4】

こんにちは。昨年末に軽く記事を書いて以来の投稿になります。拙い文章ですが、お付き合い頂けると幸いです。
さて、2/24-25にKアリーナ横浜にて”THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!”が開催され、Day2にはミリオンスターズ39人全員が揃い、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回はそんなAct4についての話ですが、ライブの内容の話はしません。なぜなら、セトリの一曲一曲について語っていたらキリがないし、多分この記事を読んでいる皆さんは各々感じていることがあると思うからです。私自身の感想はXで細々と呟いているので、もし見たい方はそちらを見て頂ければと思います。それにしても、本当に最高のライブだったなぁ…

じゃあ何を話すの?

今回話すテーマは、ミリオンライブが大好きな人達についてです。私がミリオンのPを始めてからの半年間、様々なことを知っていく中で一番感じたのは、このコンテンツはとにかく愛されているということでした。そんな人達がすべてを懸けて臨んだ10周年の千秋楽を、いちプロデューサーの視点から備忘録として残していきます。

プロデューサーが集まる現場

まず最初に、ミリオンが大好きな人といえばプロデューサーですよね。今回のライブは10周年のオーラスということもあって、沢山のPがライブに向けて準備をしていました。フラスタや駅広告、コールガイドやメモリアルブックなどの大型企画は、その最たる例と言えるでしょう。その他にも、ファンアートを描いたり、魅力を言葉に紡いだりと、様々な方法で宣伝をする人もいれば、ライブに向けて曲を聞いて気分を高めたり、担当アイドルの痛バを作っている人もいました。もちろん、普段通りに過ごしていた人もいたと思います。どれが正解ということはなくて、それぞれが自分に合ったスタイルでライブを楽しみにしている様子が伝わってきて、私もワクワクしていました。

有志の駅広告、本当に素晴らしかった…!

ライブ当日、Kアリーナはプロデューサーの交流で賑わっていました。Day2は雨風が強かったのでかなり控えめになってしまいましたが、名刺交換や担当アイドルの宣伝をしている人が沢山いて、アイマスの現場に来たなぁという実感が湧いてきました。ライブに来る人の服装も様々で、キャラの法被やTシャツを着て愛をアピールする人もいれば、担当アイドルと似たファッションを着こなす人、衣装を再現している人、スーツの人など、何方も個性が溢れていて素敵でした。ぬいぐるみを持っている人も多く見かけましたね。(私も担当のぬいを手に入れたい…)
そんなこんなで現場に来た私がまず行ったのは、名刺交換でした。ミリオンのライブに参加するのは二度目(一度目はAct3)なのですが、名刺を作ったのは初めてだったので、自分なりに気合を入れてイラストを描いて、それをベースに名刺を作りました。↓こんなの

Xの投稿には何件かいいねがあり大変嬉しかったのですが、実際に交換してくれる人はいるのか、イラストは受け入れてもらえるのかという不安は当日までありました。
そして迎えた当日(Day1)、源Pとの名刺交換を済ませた後、まずはフォロワーさんと交換をして、その後に野良で交換してくれる方を募集しました(Day2は天候の影響で野良で交換を呼びかけられませんでした)。
最初は全く気づかれなくて、やっぱダメか…と肩を落としていると、一人のプロデューサーさんが声をかけてくれました。その人を皮切りに、声をかけてくれる人がだんだん増えてきて、とても嬉しかったです。イラストを可愛いと言ってくださる方もいて、その言葉を聞いたときは心の底から作って良かったなぁと思いました。交換してくれた方、受け取ってくれた方に改めて感謝申し上げます。
名刺交換をした中で、何名かとは軽くお話もしました。どの方もミリオンの話をするときは目が輝いていて、逆に私が話をしているときはうんうんと話を聞いてくださってとても楽しかったです。

名刺交換や交流を終え、いよいよ会場の中へ。会場内には、沢山のフラスタが設置されていました。会場内の混雑で一つ一つをしっかりと見ることはできませんでしたが、花やイラストに込めた想いが伝わってきて、開演前にも関わらず目頭が熱くなりました。

チームのリーダー達が肩を組む姿、泣けちゃうね…

そしてついに、Act4の幕が上がります。冒頭でも言ったように、ライブの内容について詳しくは語りませんが、そこにいたプロデューサー達の話を(Day1Day2交えて)していこうと思います。ミリアニ第1話の未来ちゃんのように、私は客席の人の様子にもアンテナを張っていました(もちろん100%見ていたのはステージですが!!!!)。なぜそんなことをしていたのかというと、10年の年月を経たコンテンツのファンが、どんな面持ちでライブを見ているのか、純粋に気になったからです。両日とも私の周りには多種多様なPがいて、年齢や性別も様々でした。ペンライトを振る人振らない人、大きな声でコーレスをする人、静かに曲を聞く人、笑顔の人、泣き崩れてしまう人。本当にバラバラでした。ただ、そんな人々にたった一つだけ共通点がありました。それは「ミリオンライブが大好きだということ」です。大好きだから、応援するし聴き入る。笑って泣いて叫ぶ。もしかしたら、全員がそうではないのかもしれません。でも、私の目にはハッキリとそう見えました。そして私も、その一部になっていたのです。
Day2のラストには、プロデューサーからの"ありがとう"が沢山届けられていました。

関係者全員で作り上げたステージ

打って変わって、今度はコンテンツを届ける側の人達の話。プロデューサーに負けないくらい、ミリオンが大好きな方々です。今回のライブの肝はなんといっても「39人全員でステージに立つこと」。この大所帯が誰一人欠けずにライブを駆け抜けるということは、決して容易に出来ることではありません。P歴の浅い私でさえも、全員集まることの難しさは理解していました。10年もあれば、人も、それを取り巻く環境も変化するものです。仕事の都合、怪我や病気、世間の情勢など… 本人の意志とは関係なく、現実は襲ってきます。
そんな現実がありながらも、10年の節目というこのタイミングで全員が揃うことができたのは、キャストの強い意志と、それを叶えるために奔走した関係者の努力と、ほんの少しの奇跡が重なった結果だと私は思っています。
関係者といえば、ライブに欠かすことができないものを作り上げる人達もいますね。楽曲、衣装、振り付け、舞台の装飾、演出や構成などのことです。我々がその現場を直接見ることはありませんが、Xなどで裏側を語ってくれる人が多い印象を受けます。特に今回の衣装は、39人分の個別衣装というサプライズもあり注目を集めました。共通衣装であるリ・プロローグ・Xのことも考えると、感謝してもしきれません。
少し話が変わりますが、ミリオンライブの10周年を盛り上げたものはまだまだあります。それは、ゲームやアニメ、企業や自治体コラボのことです。ゲームといえば皆さんご存じミリシタ。グリマスからのバトンを受け取り、コンテンツの主軸として10周年(ミリシタは6周年)を共にしていました。そしてアニメ。これはかなり私情が入ってしまいますが、ミリアニのおかげでミリオンを見つけることができました。ライブにも、アニメを見て来たという方が沢山いらっしゃいましたね。白組さん、本当にありがとう…!
企業や自治体のコラボも非常に多かったです。私はその全てに参加することはできませんでしたが、お店や街を挙げて盛り上げようという姿勢には強く心を打たれました。もちろん、ビジネスという側面もあるとは思います。例えそうだとしても、作品を大切に扱ってくれたことに対する感謝は忘れません。
↓コラボの一例

タワレコ
湯〜ねる
資さんうどん
みなとみらい


さて、話がかなり脱線してしまいましたが、ライブの話に戻ります。2月24日、Act4の幕が上がり、2月25日にはついにキャスト39人全員が揃いました。Day1Day2で披露された合計88曲には、関わった人の全ての想いが乗せられていました。一つ一つの楽曲に込められた意味。衣装や演出のこだわり。そして、キャストの皆さんが魅せる表情やダンス、歌声は、間違いなくそのアイドルに一番近くで寄り添っているからこそ生まれたものでした。ソロ曲の個性、ユニット曲の阿吽の呼吸、全体曲が織りなすハーモニー。どれも本当に素晴らしかったです。
「今回のセトリは、初期案から大きく変更されていて、ミリオンスターズ全員が限られた公演時間の中で納得のいくものを選んだ。」という裏話を聞いた時は、言葉にならない嬉しさと感動を覚えました。
MCパートでは、各々が思いの丈を話してくれました。衣装や振り付けのこと、アイドルや曲への思い入れ、ファンに対する感謝などを熱く語る姿は、ミリオンライブが大好きであるということを何よりも証明していると思います。
その中でも、私が特に心に残ったフレーズを2つ紹介します。
「10年のどこかで出会ってくれてありがとう」
「10年目で絶対に39人で舞台に立つ、それをプロデューサーさんに伝えたい」
どちらも、春日未来役 山崎はるかさんの言葉です。
1つ目は正確にはMCではなく、未来飛行の間奏で放った言葉になります。去年ミリアニを見て劇場の扉を開けた自分にとって、この言葉はとても深く刺さりました。開始当初からミリオンライブを追いかけている人も、途中から追い始めた人も、同じ劇場の仲間なんだよと言われた気がして、とても嬉しかったです。
2つ目は、本当の本当に最後のMC、Thank You!を歌う前に言っていました。この言葉は、ミリオンスターズの全員がこう思っていたんだということを代表して説明したような感じでした。プロデューサーも信じて待っていたとはいえ、この言葉には涙を浮かべる人が多かったです。まだ駆け出しPの私ですら、10年の重みを感じて流石に涙腺が緩みました。
2日間で作り上げた最高のステージの〆に相応しい、素晴らしいMCでした。
Day2のラストには、39人からの"ありがとう"がしっかり届けられていました。

ありがとう!!!!!

おわりに

ここまで読んで頂きありがとうございます。今回のテーマは、ライブ会場で感情を露わにする同僚の皆さんを見て思いつきました。会場にいた人はもちろん、配信で見ていた人の気持ちも含めて"ありがとう"で溢れた空間のことを、上手く書き記せたでしょうか?
ミリオンライブが11年目を迎えられたのは、紛れもなくミリオンが大好きな皆さんがいたからだと私は思っています。そのことをもっと誇って欲しいという気持ちも込めて、記事を書かせて頂きました。そして、これからミリオンライブに出会う皆さんにも、10周年のミリオンの景色はこんな感じだったよという雰囲気が伝われば幸いです。
ミリオンライブはまだまだ止まりません!先日発表された11thライブ、そしてハッチポッチ2も、その先の景色も… 共に見届けましょう!!!
これまでもこれからも 心ひとつ MILLION LIVE!


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