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シャニマス日記 #1 【われにかへれ】杜野凛世

このページを訪れてくださった皆さん、こんにちは。このシャニマス日記では不定期(週に2回投稿出来たらいいなというお気持ち)でアイドルマスターシャイニーカラーズのあれこれに関する感想を綴っていきます。思い付きで始めたのでこれが最終回になる可能性もあります。すこしだけシャニマスに関する自己紹介をさせていただくと、シャニマスを始めたのは2019年の3月、まさに1stライブが開催されたあたりです。担当は田中摩美々と黛冬優子の二人です。さて前置きはこの程度にしておいて今回の本題に入りましょう。

【われにかへれ】杜野凛世

第1回は先日実装された凛世の新カード【われにかへれ】のコミュの感想です。凛世のコミュといえば“文学”と呼ばれるような非常にクオリティの高いものがそろっていることで有名です。(まあ全アイドルのコミュ素早くハイクオリティなのですが)。最近で言えばGRAD編、これは自分も含めかなりの人が衝撃を受けたのではないかなと思います。そんな凛世のpSSRカードは昨年12月に実装された【十二月短篇】以来となっており、前述したGRAD後の初登場カードということもあって発表されてから実装を非常に楽しみにしていたカードでした。仲間内では「杜野凛世を金でしか買えない男」という不名誉な異名をつけられているこの私、いままでの恒常pSSR3種をすべてセレチケで手に入れているという過去があります。本当に引けて良かった…。本題に入りますとかさっきいってたのに全然本題に入れてませんね、次こそ本題です。あとこの日記はあくまで感想を書くという感じなので考察とかも少しは入るけど内容は期待しないでください。(それはそうと思い出アピール可愛すぎますよね、ギャル野凛世すき、のりの凛世すき。)

ep1 夏雲だけを覚えてゐる

1話目からなんだか切ない!サマーミーツの海辺背景にいい感じのBGM流されると本当にギャルゲーをやっている気持ちになりますね。今回のコミュはPと凛世が仕事のために地方に泊まり込みで来ているというもののようです。凛世はこんな場所にPと来ることが出来たことが本当に嬉しいみたいですね、かわいい。幸せすぎてこれが夢なんじゃないかと疑ってしまうほどの凛世、改めてPに対する気持ちの大きさを感じさせられます。それだからこそPと凛世の気持ちの違いというかテンションの違いというかそういうものが見ていて切なくなります。現実であると確かめるために写真をいっぱい取ろうというP、お前は本当にさらっとイケメンなことを言うなぁ。最初にバスの写真をとった凛世もPと同じ考えだったというのがいいですね(語彙力消失)。凛世の撮った写真がぶれていたというのは現実か確かめるために写真を撮ったけどそれでもなお信じ切れないという凛世の心境を表しているのでしょうか。”夏雲だけを覚えてゐる”というタイトルはこの段階ではまだいまいち意味がピンと来ていないところもありますが、なんだかこれも切なげでいいタイトルですよね。

ep2 むらさき

このコミュは見てて声が出ましたね。水色感情やGRAD等少しづつ感情的な声色を見せることが増えてきている凛世ですが、このコミュで発せられる言葉を聞いた時「怖い」という感情が湧き上がってくるほど凛世の強い想いを感じました。Pが鈍感なせいで凛世がどんどんメンヘラになっちまう!なんて冗談もいれたくなってしまうほど衝撃的です。これを怒りと表現していいかはわかりませんが、Pに対して可愛らしさがない”怒り”の表現している凛世は初めて見たのでかなり驚きでした。このコミュでPは必要以上に自分ないしは自分の痕跡を感じるものが写真に残ることを嫌いますが、これは性格上の問題なのか、仕事の意識が強いのか、それとも凛世の気持ちに少なからず気づいているからこそ距離を置きたい気持ちがでてしまっているのか…。そんなことを考えるだけでも楽しいし苦しいですね。ここまで鉄壁に拒否するところを見ると不器用なPなりの自衛(アイドルとPの関係を保つ)という意図を感じざるを得ませんでした。これが凛世じゃなくてほかのアイドルだったら、例えば果穂のカメラにだったらすんなり写っていたような気もしたり...。

ep3 こもれ 日

もー、Pは何やってんの!ここでも前回のコミュの流れ同様にPは凛世からのお土産をかたくなに断ります。Pに断られていじけちゃう凛世、その気持ちよくわかります。だって夢か現か疑ってしまうほど幸せなこの夏の思い出を何か形にして残したい凛世の気持ちをPはことごとく知らずのうちに踏みにじってしまうのです。閉じこもってしまった凛世をみて自らの行いを反省するP。このコミュ、異常にPの独白が長いです。凛世に対するPはいつも鈍感で何を考えているんだかってことも結構あったので、自分に対する凛世の感情に向き合う姿は印象的でした。その中でも「嬉しかったって---」というものが個人的には刺さりましたね。これ完全に自制してたってことじゃん!やばいじゃんそんなん!「凛世の夏を......預かってるんだから」なんやその名言。天才か?タイトルの「こもれ 日」ってのは籠るとかけてるのかなってのは感じたんですけどほかにもなんかあるんすかね。私、気になります!

ep4 月があたらしい

「もっとわがままになってほしいって、言ったよな」ずっと気になっていたこのコミュがGRADを踏まえたものなのかという部分がここで解消されました。完全にGRAD後じゃねーか!今回の挿絵の入るコミュとなる4話目。アニメーションがハチャメチャに美しいですよね。思い出アピールとのギャップだけでご飯が食えます。さて、このコミュは冒頭でPが凛世と約束をします。これは背景の絵からしても凛世が起きた時に交わされたものでしょう。「なんでも言う」「言うか迷ったら言う」、口にするのは簡単ですがこれは簡単なことではないでしょう。Pを慕う凛世にとってはなおさらです。しかしこういう約束をしたこと自体は自分の気持ちを隠してしまうことも多い凛世に対しての対応としては悪くない気がします。そのかいあってかPに対して1つお願いをする凛世、まあこのくらいなら水族館に誘うほうがよっぽどでかいイベントな気がしないでもないですが、凛世の意を決したような語りからもそれが野暮な指摘だということはわかります。この後に入るPの「それだけだったのかなーーー」というモノローグはいままでPが凛世に対してうまくできていなかった配慮(まあつまりは鈍感)を省みているわけですね。これが出来るようになったら今のPと凛世の関係は成り立つのかな?と思ってしまいます。水色感情でもっと凛世を知りたいと感じたPがここまで来ているというそのつながりにシャニマスの凄さを感じます。(十二月短篇は持ってないんで知りません!チクショー!!)。蛍を見た凛世が放った「-しい......」これはいったい何だったのか、「美しい」「眩しい」あるいわ「ほしい」「かなしい」だったかもしれません。これは何度読んでも人によって感じ方は分かれる部分なのかなと思います。てかこのコミュの序盤に後ろでずっとなってる金属がぶつかり合うようなBGMなんだったんすかね。シャニマス君の迫真BGMは奥が深いなあ。

true end われにかへる

短いようでいろいろあった凛世とPのひと夏の日々に終わりがやってきます。タイトルを見た瞬間にとっても切なくなってしまいました。当然その終わりを寂しがる凛世、Pも「もうちょっといたかった気がする」と言います。今この時を大事に過ごしたいと考えて、考えることにその大事な時間が奪われてしまうという凛世の言葉は本当によくわかります。こんなものと比べられたくはないかもしれませんが今年の夏休みのラスト一日は自分もそんな気持ちだったかもしれません(自分は今への執着よりも未来(仕事)への嫌悪が上にあったように思いますが…)。ここからのPのムーブは相変わらずです。こういう少年のようで大人なことが言えるPは本当に素敵だと思います。勝手に夏雲の気持ちになって「もちろんだよー」と叫んでいました、心の中で。しかし最後にこのタイトル、凛世にとってこの夏の日々は最後まで現実感の抜けないものだったという事なのでしょうかね。そうじゃなくても夏の終わりってなんだか夢から覚めるって感じもしますしぴったりなタイトルだと思いました。

まとめ

なんか一回目から書きすぎちゃったな、てへへって感じです。この記事をわざわざ読んでくださったみなさん、ありがとうございます。わたしの感想文楽しんでいただけたでしょうか。次は次回更新のシャニラジの緩い感想を書こうそうしよう。あともっと画像も使えるといいよね、めんどうくさくてもじばっかにしちゃった。






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