大学院に行きます #4

3月末で仕事を辞めることを、少しずつ仕事関係の人に伝え始めた今日この頃。さまざまな反応がありますが、多いのは「いいなー。私(僕)も勉強し直したいんだよねー」という言葉です。
みんな同じ気持ちを抱えているんだなと、改めて感じました。

老年心理学の本を買う

科目履修にするのか、はたまた正規入学を目指すのか、老年学を学ぶのか、それとも心理学全般を学ぶのか、とても迷いました。
老年学という学問に興味を持ったのは、コロナ禍で高齢の母の認知機能が衰えていることを痛感したのと、自分を含めて誰もが経験する「老い」を研究してみたい、と思ったからです。
まずはその手の本を買ってみようと、丸の内オアゾの丸善本店に行きました。コロナ前は大手町のオフィスに通勤していたので、売り場もよく知っていたのです。
心理学系の本が並んでいるあたりを見ていたら、『シリーズ生涯発達心理学⑤エピソードでつかむ老年心理学』というタイトルを見つけました。さらに『東大がつくった高齢社会の教科書』というB5サイズの本が目に入り、一緒に購入。この2冊を読むうちに、やはり科目履修ではなく、正規生目指そう、と決意が固まった、ような気がします。

筑波大学社会人大学院を見つける

『老年心理学』は執筆者36人、編著者5人で、多くの大学教授のお名前がありましたが、その中でも筑波大学大学院教授で日本老年行動科学学会会長(当時)である大川一郎教授の講義を受けてみたい、と唐突に思ったのです。
筑波といえば国立(頭のいい人しかいないだろうなー)、つくばと言えば茨城県(つくばEXが乗ったことないなー)、そんな程度の私。でもとりあえず大川教授の講義が受けらるのか、調べてみたのです。
そうしたら、な、なんと。筑波大学東京キャンパス社会人大学院が茗荷谷にあり、「人間総合科学研究群 カウンセリング学位プログラム」の中に大川教授の講義を見つけてしまいました。。。
ここは授業が夜間と土曜日なので、仕事を続けながら大学院に通えるし、茗荷谷なら便利だし、願ってもない素晴らしい環境。
まずい。ここに行きたくなってしまった。
「いくら何でも無理でしょ、筑波なんて」「いやいや挑戦してみなきゃわからないでしょ」そんな2つの相反する気持ちに揺れた2021年の年末でした。



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