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大学院に行きます #6

今朝、バート・バカラック氏の訃報を知りました。
私が初めて好きになった彼の曲は、カーペンターズの”Close to you"でした。(邦題は”遥かなる影”。。。なぜ??)
高校生の頃、カーペンターズをよく歌っていて、特に”Close to you"がお気に入りでした。当時は、バート・バカラック氏が作曲したなど、知る由もなかったのですが、メロディが美しくて、歌っているとちょっと切ない気持ちになったのをよく覚えています。
大人になってから、いろんな音楽を聴くうちに、バート・バカラックをという作曲家の名前を知り、好きな曲が増えました。
一番好きなのは"What the world needs now is love" で、ドラマティックな曲調が素敵な曲です。特に転調するところが、ぐっと来ます。
”I say a little prayer”” はアレサ・フランクリン版もいいけど、私はディオンヌ・ワーウィック版が特に好きです。
映画「ベスト・フレンズ・ウエディング」の中で、レストランでみんなでこの曲を歌うシーンが、すごく楽しくて、印象的です。
これからも、ずっと聞き続けたい音楽。バート・バカラック氏のご冥福をお祈りします。

思い込みを捨てよう。常識を疑おう。

さて、やっと受験を決意し、いよいよ勉強に専念する!はずでしたが、この時期、もう1つ厄介な課題を抱えていました。
それは、フラメンコ教室の発表会。。。2022年4月に2年ぶりに大きな舞台で全員参加の発表会が予定されていたのです。参加できない人は前年の年末までに申し出ることになっていたのですが、その時はまだ受験するか決めていなかったため、しっかり参加者にカウントされていたのです。
もちろん、仕事や家庭の事情で、急に出られなくなる人もいるので、勇気を持って先生に話せばいいのですが、私、断るのが非常に苦手なんです。。
群舞なので、フォーメーションも決まりつつあり、どんどん抜けられない状況になっていきました。いや、私、踊ってる場合じゃないんです、と思いながら、悶々として、自分の愚かさを呪いました。

そんな時、ふと、自分の思い込みに気が付いたのです。それは、

  • こんな年齢で受験勉強するのは、ものすごく大変なことだ

  • 自由時間などあってはならない

  • 泣くほどつらい思いをしないと合格できない

といった”思い込み”です。
でも、本当にそうなんだろうか?
何かをやろうと思ったら、別の何かを犠牲にしなくちゃいけない、と思い込んでいないだろうか?

フラメンコは、リズムがむずかしく、レッスン中はものすごく集中して、いつも脳が活性化される気がするんです(気のせいかも、ですが)。
その状態で勉強した方が、頭に入るのではないか、と思いついたのです。

ほぼ、断りたくない自分に対する苦し紛れの言い訳、だと思うのですが、今までの思い込みや常識を1回捨ててみよう、と思ったのです。

大学院説明会に参加

そうやって、自分を納得させて、仕事と家事と勉強と時々フラメンコの練習、という毎日を過ごしました。
そして4月中旬のある土曜日、Zoomで行われた大学院説明会に参加しました。
これはとても有意義で、実際に教授のお話を聞くことができ、その後の志望理由書の作成にとても役立ったと思います。
また、在校生の方の体験談や、実際に受験勉強に使った参考書の紹介などもあり、参考になりました。
皆さん、仕事しながらの勉強で、多くが独学、予備校に通った方は少数のようでした。とにかく合格への情熱が大事!ということを再確認できた会でした。

翌日の日曜日が、フラメンコ教室の発表会。
もう、いろんな思いが入り乱れ、練習で一度も間違えたことのない振り付けを、本番で間違えてしまいました(笑)

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