パプアキンイロクワガタの飼育について


パプアキンイロクワガタは全長30ミリほどの小さなクワガタです。そんなパプキンの飼育について紹介します。

パプキンの成虫飼育

パプキンの成虫飼育はとても簡単です。オス同士で飼育してもケンカをしないので多頭飼育できるのがいちばん楽です。
ただ、パプキンは乾燥に弱いので常に湿度に関して注意することと、小型のメスはゼリーに刺さったまま溺れてしまうことがあるので
ゼリーカッターを使いましょう。

パプキンは寿命が短いと言われていますが、長いものでは半年近く生きていることもあります。ミヤマクワガタやアトラスの方がよほど短いと思います。

パプキンのペアリングについて

パプキンはケンカしないのでオスとメスを同居させておくことが可能です。
成熟期間もないので、羽化してエサを食べ始めたらすぐペアリングできます。

私の場合、プリンカップなどの狭い容器に入れておいて1週間ぐらい同居させることが多いです。

パプキンの繁殖について

パプキンの繁殖はコツがいくつかあります。このコツさえ押さえれば全く難しくありません。

まず、産卵セットはなるべく小さいものを使います。これは、パプキンはガチガチにマットを堅詰めしないと産卵しないからです。
大きなケースだとガチガチにならないことがあるので、コバシャのミニサイズやボトルなどを使います。

次に、マットは必ず発酵が浅い微粒子のものを使います。推奨は産卵一番で、これを堅詰めすれば失敗することはほぼないです。
最後に、マットの湿度は少なめにします。パプキンはジメジメした環境を好みません。産卵一番も加水せずに使ったほうが成功率が高いです。

私はこの方法を「アルーナ」さんというブログに書かれていたので実践したところ、見事に30個以上の卵を産ませることに成功しました。

引用:https://www.aru-na.net/post-34


アルーナさんだけでなく多くの人が実践されていることですが、ここまで詳しく書かれているのはアルーナさんだけだったので非常に参考になりました。

パプキンの幼虫飼育

パプキンは菌糸ビンでも飼育できますが、ギネスでも狙うのでなければマットで飼育します。
多頭飼育も全然OKなので、私はダイソーのパンケースにパプキンの幼虫を5匹ぐらい入れています。

幼虫期間は冬場保温しても半年ぐらいと、意外と長く感じることが多いです。

パプキンのブルーについて

あと、アルーナさんにはブルーのパプキンを作出する方法も書かれていました。
これは、是非本家のサイトを確認してほしいのですが、ある色のオスとある色のメスを掛け合わせることで簡単に作出できました。
ブルーのメスを使いがちですが、実はあんな色を使うなんて思いもしませんでした・・・笑


まとめ

パプキンは繁殖がちょっと特殊ですがコツさえつかめば誰でもできるようになります。是非やってみてください。


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