Jules Desjourneys, Macon Verzé, 2018


ファビアン・デュぺレイは自己中で、レイシスト気味のサイコパスな生産者。そんな彼は、剛腕のクルティエを前職に持ち、ジャン・イヴ・ビゾ、アルノー・アント、ペロ・ミノなどを日本に紹介して、ブランドを育てたのは俺だと嘯く。しかし、超一流生産者のコンサルティングをほぼ無償で受けたようなこの男が作るワインが不味いわけなく、超弩級のマコンとボージョレを生み出す。彼のマコンはどちらかというとコート・ド・ボーヌの2000年代前半を思わせる王道のスタイル。

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