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パンデミックが「ある日突然終わった」後に世界で起こること

近いうちに「パンデミックは、ある日突然終わる」

私は確かに、このnote上で、そう明言しました。

とうとう、それが実現しそうです。
なぜ、そんなことが、「ある日突然」起こったのか?
その答えは、国際政治に目を凝らせていれば、見えてきます。
この世の正しさを決めているのは、科学ではありません。「情報機関」です。

政治を極めて深読みすれば、コロナ騒動とは、世界的な右派政治グループと左派政治グループによる暗闘の結果だったことが分かります。その争いに勝敗が付いたのです。

トランプの当選と英国のEU脱退の国民投票、そしてヨーロッパ全域での極右の台頭には間違いなく共通点がある。 ナイジェル・ファラージ、マリーヌ・ルペン、オルバーン・ヴィクトルといった、極右のリーダーたちは、すぐにトランプの勝利を祝福し、彼を”仲間”と認識した。この展開には恐ろしいものがある。

『誰が世界を支配しているのか』 ノーム・チョムスキー

ノーム・チョムスキー氏の言及が、右派グループの本質をほとんどを表しています。対する左派グループとは、EUやイスラエルを中心とした政治勢力です。

彼らは強烈な「コロナコード」を実践中です。

右派グループは、あらゆる手を使って、この「コロナコード」の破壊に動きました。

そして、トランプは、こう言い放ちました。

トランプ米大統領は19日放送の保守系FOXニュースのインタビューで、新型コロナウイルスについて「ある時点で消える。最後に正しいのは私だ」と述べた。

しかし、これはちょっと”誤訳”を含んでるようです。彼の言葉の真意は、

「新型コロナはある時点で消える。最後に勝つのは、私たちのグループだ」

だったはすです。私は、彼らが相当強いことを予め知っていました。だからこそ、トランプのこの言葉が実現する可能性が高いと見てきたのです。

それでは、最後に最強の国際政治右派グループの正体について触れてみましょう。

イギリスは3月16日、EUから離脱後の国家ビジョンを記した戦略報告書「Integrated Review」を発表し、その中でグローバル・ブリテンについて言及した。グローバル・ブリテンとは、簡単に訳せば“地球規模の中でのイギリス”となるが、イギリスが新たにインド太平洋地域に戦略的重心を移し、同盟国や友好国と政治経済的な結びを強化し、インド太平洋地域から形成される新たな秩序作りに関与することを意味する。

ぞれは、ズバリ、覇権国家イギリスです。彼らが20世紀の前半まで覇権国として世界に君臨してきたことは、学校で習いましたよね。第二次世界大戦後に覇権は返上され、「彼らは、もうその意志をもっていない」と教わりましたが、これはデマですね。

IRIB通信によりますと、イギリスのNGO、慈善団体、労働組合など12の団体は書簡において、「イギリス政府は植民地時代への回帰を断念し、貧困諸国への”植民主義的”投資を終わらせるべきだ」と表明しました。
この書簡ではさらに、同国政府が中国政府と競り合い、貧困諸国において教育に必要な問題を解決するかわりに、自身の地政学的目的を追い求めていると警告しました。

そのことを知る左派グループは、コロナの脅威をでっち上げに近い形で最大化し、イギリスの失脚を目論んだというのが、私の読みです。しかし、嘗てのいや現在の覇権国イギリスの力は頗る強く、左派グループは返り討ちに合いました。

その結果、何が起こるのでしょうか?

2020年7月に香港で国家安全維持法が施行され、これまでの一国二制度から、事実上、一国一制度になったと指摘されるなか、イギリスには1997年の香港返還の際に中国と交わした約束(2047年までは香港の高度な自治を維持するとした一国二制度)が破られたとする不快感があり、今後両国の関係がいっそう冷えこむ可能性が高く、経済の領域で摩擦が激しくなる恐れがある。イギリスは3月にアメリカやカナダとともに、新疆ウイグルでの人権抑圧を理由に中国当局関係者へ制裁を発動している。

イギリスは人口的にも経済規模的にも、他の欧州諸国を圧倒しているわけではなく、アメリカや中国と比べると規模はフランスやドイツと似たようなものだ。そのフランスやドイツもインド太平洋を重視する戦略を示してはいるが、このようにイギリスほど特徴的な姿勢を示してはいない。やはり、その背景には、EUからの離脱や伝統的な米英同盟、ファイブ・アイズ(イギリスとアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドという英語圏5ヶ国の機密情報ネットワーク)などイギリス特有の有利な環境が影響しているのかもしれない。

まるで、第2のアメリカを見ているようだが、グローバル・ブリテンを目指すにあったては、イギリスと中国との経済関係もポイントになりそうだ。

グローバル・ブリテンを目指すイギリス、太平洋経済への関与強化

欧州の次は、中国です。それは必ず起こります。なぜなら、彼らが現代の本当の覇権勢力だからです。

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