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「Qアノン」のマニフェストは実現している ~議事堂乱入事件は911~

皆さん、Qアノン知ってますよね? 

「トランプ大統領は、救世主だ!」って言うあれです。

私はこれまでも、その取扱いについて、注意が必要だと書いてきました。しかし、同時に彼らの主張をシャットダウンする「常識派」でもありません。私は彼らと同様に、これからでもトランプの勝利は十分あると見ています。

「Qアノン」とは何か

「Qアノン」とは、いったい何なのでしょうか? それはずばり、トランプ派、当ブログ通称「保守的なグループ」による、政見放送です。彼らが実現したい政策がそこで述べているに過ぎません。

私が「保守的なグループ」と呼ぶ、AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)を頂点としたトランプ政権を中心とする政治勢力は、長年米政界強いては、世界政治を席巻してきた「最強」の勢力であることは、前々回の記事で詳しくご紹介しました。

全く実現性のない日本の政党のマニフェストは聞く価値がないと思いますが、彼らは衰えたとはいえ、まだ圧倒的な力を有しています。

ですから、彼らの街頭演説を「陰謀論」と言って、耳を塞いでしまうことは、政治に接する態度として正しくないのです。

「彼らが実現したいことを大声で叫んでいる」と思って聞けばいいのです。それはごく普通のことです。

逮捕の必須条件

それに彼らは、依然としてその実行力が非常に高いことを証明しつつあります。

「悪い奴らを大量逮捕する」

それは看板政策でしたが、実際にそのために必要なことが、始まってしまいました。「逮捕」の必須条件とは何でしょうか。それは「証拠」でしょうかね? いえ、違いますね。逮捕に必要なものは、「令状」です。

検察官または司法警察員による令状発付の請求が、裁判所で認められる確率は『自動販売機』と言われるほど非常に高く、却下率は2011年(平成23年)度の統計で1%強である。

そして、実際に捜査が始まっちゃいましたね。

トランプ米大統領の支持者らが6日に連邦議会議事堂に乱入した事件で、検察は捜査対象を容疑者170人余りに拡大し、扇動罪と共謀罪で訴追を目指す方針だ。

  首都ワシントン(コロンビア特別区)連邦地検のマイケル・シャーウィン検事正代行は12日の記者会見で、今回の議会乱入について、捜査担当者にとって「国際テロ対策捜査」のような扱いだと述べ、「資金や旅行歴、全てを調べている」と説明した。

「国際テロ容疑」ですってよ。Qアノンは、トランプは「外国のテロ勢力」の介入と、戦っていると盛んに主張していましたね。そして、そのテロ勢力を逮捕すると。逮捕のための捜査のきっかけとなったのは、「陰謀」です。

議事堂事件は911

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー元長官は14日までに、トランプ大統領の支持者による連邦議会議事堂への乱入事件に触れ、自らがこれまで目にした証拠に基づけば組織的な謀議による犯行との見方を示した。

CNNの取材に述べた。「少なくとも陰謀があったことに間違いはない」と主張した。

これは恐らく、人類初の「陰謀論」にならない陰謀です。これを見てもなお陰謀だと思えない、思わない人がいることは、唖然とします。その方々は、もしかすると、「常識中毒」ではないでしょうか。何事も執りすぎは良くないんですよ。

これは、潰したい人を「捜査」するために、起きたのです。

「イラクは、犯人の国際テロ組織と繋がりがある」

そう、これは「911」です。今回、何かが起きるのは、「119」でしょうか。彼らはとうとう「身内」に、伝家の宝刀を仕掛けてきたのです。私はこれを仕掛けたのは、「保守的なグループ」側だと思います。目的は「令状」を取ることです。

で、結局誰が捜査するのか?

冤罪事件ってありますね。罪を犯していなくても、警察は有罪に出来ちゃうことを、みんな知っていますでしょう。

つまり、調べている側の勝ちがこの時点で決まっているんですよね。つまり、今回の勝負は、捜査権を持つ者の勝ちです。

米司法省のマイケル・ホロウィッツ監察官は15日、連邦捜査局(FBI)や他の警察当局がトランプ大統領の支持者による連邦議会議事堂乱入にどのように備え、対応したかについて、同省の内部監視部門が調査を行うと発表した。

調査には国防省や国土安全保障省、内務省も関与するという。

これとは別に、米国防総省の監察官も、議会騒乱に絡む同省の責任や役割について精査する方針を示した。

彼らはそれをかけ、すでに「内戦」に突入しています。だから言ったではないですか、米大統領選挙は、強いものが勝つだけだと。

ロイターを含む複数のメディアの報道によると、バージニア州のFBI事務所は議会乱入事件が起きる前日、過激派がワシントンに向かい、暴力や「戦争」を仕掛ける用意を整えていると警告する文書を回覧していた。
警察筋によると、同文書は抗議活動が起きる可能性に備えていた警察当局や関連機関に幅広く回覧されていたものの、正当性を確認できる情報としては扱われなかったという。

911の数か月前に、CIAはフランスから、その情報を受け取っていました。

16日付のルモンド(Le Monde)紙は、2001年9月11日の米同時多発テロ発生の8か月前に、仏情報機関組織が米中央情報局(CIA)に対し、「国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が米国行き旅客機のハイジャックを計画中である」ことを伝えていたと報じた。

CIAはそれを「全くもって、見過ごしてしまった」のだそうです。その失態に心神喪失したのか、彼らは「イラクは大量破壊兵器を隠し持っている」という妄想を抱くようになり、当時の世界一純朴な大統領は、それを信じて一国を滅ぼしたのです。

そして、慈悲深い人類は、彼らの犯した大きな過ちを無条件に許した。

これが「常識中毒者」が語る真実です。

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