文鳥が家にやってきた
昨年2010年11月1日、新しい家族として我が家に文鳥が加わった。
子供の頃飼っていた文鳥のかわいさが忘れられず、いつかまた飼いたいと思ってはいたものの、命を預かるという責任の重さとの葛藤で中々決断できずに時間だけが過ぎていった。
小鳥は犬や猫に比べなんとなく気軽に飼えるイメージがあるけれど、寿命の平均は7~8年だ。
7年の間ずっと変わらず文鳥に快適な生活を与えられるのか。
悩みに悩むこと数年。
よし!という決心はある日突然やってきた。
それは、実家のお墓参りに行った帰りの車の中でなぜか唐突にやってきた。
「今からペットショップに行って、もし雛がいたら買おう!」
そして、もし雛がいなければきっぱり諦めようと思った。
結果、可愛い雛が3羽待っていてくれた。桜文鳥2匹羽と白文鳥1羽。
白文鳥は今から購入希望の方が来店されるので桜文鳥なら・・・、と店員さんに言ってもらえて無事ご対面。元々桜文鳥を希望していたので嬉しかった。
おっとりした感じの子ととにかく元気な子。
どっちの子にするか迷ったけど、元気な方のアピールに圧倒されその子に決めた。(数か月飼って気づいたけど、元気なだけじゃなく地声のデカい子だった・・・)
10月上旬生まれとのことで生後2週間程度とのこと。
挿し餌は1日4回。
改めて飼育方法を教えてもらって、飼育に必要な道具も一式購入して、小さな箱に入れられた雛ちゃんを渡される。
箱が斜めにならないよう両手で持つと、少しだけずっしりした重みが伝わってきた。
小さな命の重み。
愛おしい重みだった。
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