美女と男子とレッドカーペット
最近、町田啓太くんの過去の作品を追いかけている。
「女子高生の無駄づかい」の佐渡も、「女子的生活」の後藤も、「美女と男子」の向坂も、全然違うキャラクターなのに、すべてハマり役になってて、魅力的に演じきっている。どのキャラも大好きな黒沢の面影が1ミリもないんだけど、全ての町田くんに恋してしまうほど素敵だし、ドラマ自体が面白くて仕方がない。
そして、気づいたこと。
私は、黒沢で町田くんが好きになって、町田くんの整いすぎてる顔や発する品格ある言葉、そこから想像しうる彼の内面が好きだったんだけど、それと同じくらいに、もしかしたらそれ以上に彼の芝居が好きなんだって。
だから、町田くんのお芝居を観てるだけで、ドキドキできるし、幸せな気持ちになれる。これから彼はもっともっと活躍するはずなので、私のこれからも幸せは続くということ。本当に感謝です。
前置きが長くなっちゃったけど、「美女と男子」の感想をちょこっと。
仲間由紀恵さんのお芝居、やっぱり面白いな。他の俳優さんたちもさすがな方たちばかり。NHKのドラマ、予算があるからなのかもしれないけど、しっかり土台から丁寧に作られてて、たいてい面白い。私の苦手な、誰かを馬鹿にする安易な笑いをとりにこないから安心して観ていられるし。
町田くん扮する向坂の役、俳優としての成長を演じる役どころ、これ難しかったろうなって。上手に演じきれない1つのシーンがあったとして、その役を掘り下げて自分の演技にする演技、それを町田啓太としてではなく、発展途上の向坂遼でしなきゃいけなくて。圧倒的実力を持つ仲間由紀恵さんの芝居が浮かなかったのは、それだけ町田くんのお芝居が相応してたってことなんだなって。素晴らしい。
向坂の人として、俳優としての成長が丁寧に描かれてて、ぎっしり詰まった全20話、中弛みなく本当に面白かったんだけど、やっぱり最終話のラスト10分に全部持っていかれた。向坂の笑顔がたまらなくて、幸福感に浸らせてくれた。
あと、向坂のゴーグルファイター時の青いスタジャンとか前川さんの存在が、どうしても万丈龍我をチラつかせる。ゴーグルファイターの変身ポーズはくそダサいですが(笑)
そして、向坂のように心から町田くんにレッドカーペットを歩いて欲しい!なんて思ってたら、なんと一昨日、「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」で赤楚くんがレッドカーペット歩いたから、嬉しさひとしお!いつか2人で並んで歩いて欲しいなんて、更なる夢ができました。