チェリまほの魔法がとけない〜赤楚くんとか町田くんとか本間さんとか風間監督とか〜

チェリまほの最終回から3ヶ月以上経ち、Blu-ray発売記念の雑誌祭りも落ち着いてきた。

Blu-rayボックスを早々に予約した時は、Blu-rayが届くころには、私の中のチェリまほの魔法は解けてるんだろうなって漠然と思っておりました。

けれ、ども、だ!

魔法が全然とけてくれない!

その一つの要因として、作品が終わってもなお、赤楚くん、町田くんのインタビュー記事や、本間さんや風間監督の記事で、撮影の裏側の話を聞くことができ、何度も何度も作品の素晴らしさや、キャストのエピソードを再認識できるから。供給があるからとはいえ、作品に携わった方々ももしかしたら、魔法にかかったままなのでは?とさえ思えてくる。

赤楚くん、町田くんの対談が掲載されているものは全て買いました。同じ記者の書かれているものなんて、内容が焼き増しされてる部分もあったけど、それぞれ1箇所ほど違うところもあったりして、ほんの僅かな情報すら漏らしたくないっていう、もうこの病を治す薬ないですか?

これはあまり、騒がれなかったけど、対談で私が最も歓喜したのは、月間テレビガイドで今後の共演についての質問で、町田くんが「登場人物が赤楚くんと僕だけの作品」と答えたところ。出演は2人で1人5役するとか。発想がすごいし、赤楚くんの俳優としての実力を認めてるんだなって、感動🥺

赤楚くんが町田くんを俳優として、1人の人間として尊敬してるってことは周知の通りなんだけど、町田くんの場合、日頃から共演者へのリップサービス的な仕事的な発言も垣間見れるので、赤楚くんを本当に役者として、一緒に作品を作りあげる相棒としてみてるんだなって実感。

町田くんはやりたいと思ったことは、あえて声に出して発信することで、夢を実現させていきたいみたいなこと、以前言ってたから、これは町田くんの描く青写真のひとつだと思った。

赤楚くんにとって、町田くんの存在は自分を肯定してくれる、役者として自信をつけてくれるものだって、いろいろな記事で言っている。2人がまさに安達と黒沢な関係みたいで最高。

町田くんの場合も私解釈ですが、町田くん自身意外と赤楚くんより素直で単純なところがあって、尻尾を振ってまっすぐに慕ってくれる赤楚くんに救われた部分はあったのではないかって。

チェリまほのファンの中には、赤楚くんと町田くんがまるで本当に恋愛カップルかのように盛り上がってる方々もいますが、それはそれでいいとも思いますが、彼らは役者。役者として、大人として高め合える唯一無二の関係を築いていく姿をみていきたいし、それは恋愛よりずっと長く続くものであって、とても尊い。それでもオフショットの距離の近さに、まだ2人の中には安達と黒沢がいるんだなってうずくけども。

てか、町田くんて、もしかして監督志望?って思えることがある。演出を掘り下げる底のなさとか、こだわりとか芝居への貪欲さが、本人の口からでなく、周囲の人たちの話から感じられます。

演技の素晴らしい役者さんは山ほどいるけど、自分と相性がいい、人としても尊敬できる人ってみたときに、町田くんにとって赤楚くんは特別なのかなって。

赤楚くんは、どうやらかなりの愛されキャラで人たらし。あの邪気のない笑顔には老若男女問わず抗えません。それに加えチェリまほで実力も認められてきて、鈴之助さんもトライストーンTVで赤楚くんとの再共演を熱望してたし。

オンとオフに一線を引く町田くんが、CLや有料ブログで他事務所の赤楚くんの名前やオフショットを臆面なく放出する様は、ファンサービスだけでなく、役者としての赤楚くんとの関係を誇示してる、ある種のマウントにも見えてくるのは私の願望でしょうか。

最近になって、雑誌の女性自身から本間プロデューサーと風間監督のインタビュー記事があがっている。先月に発売された同紙の「チェリまほは永遠に」でこぼれた取材記事でしょうか。このお二人も大好きです。令和の今、存在してくれていることに感謝しかない。

本間さんは最初に魔法をかけてくれた人。ご本人も自分の魔法がこんな世界中に広がるなんて想像してなかったみたい。でも、本間さんの発する言葉とか着眼点とかに共感しかなく、チェリまほの醸し出された優しい世界が、私には必要だったし、救われました。

本間さんのキャスティングのセンスも素晴らしく、その視野の広さと着地点の正確さから、ハクタカの異名をつけたい。

そして、風間監督。写真で見る限り本間さんと同じ雰囲気をもっている方だなって。

「チア男子」のメイキングDVDとか買ってたこと、チェリまほ始まってしばらくして気づいて、なんだ、私の好きなものって変わってないんだなって納得。風間監督の写真も映像も文章も芸術的で好きです。文章は本当に純文学書いて欲しいくらい好きで、私の中では、風間監督が書いた本が芥川賞をとって、映画化して、それを赤楚くん町田くんが演じるってね、もう、それみたら私この世に悔いはないのでいつでも昇天できます。私の家族たちも「文鳥さんは幸せな人生だった」と送ってくれる、はず…と一瞬思ったけど、撤回。たとえ自分の命のことでも、ふざけてても軽々しく言っちゃ駄目だね、親からもらった命だもの。

私の中でチェリまほ愛が止まることを知らないので、ここらで強制終了。

近日放送批評懇談会から「GALAC」が届く予定なのでそれを糧に、今日も楽しく生きていこう。