新型感染症下のぶんぶんについて

ぶちです。

前回のお知らせにもあるように、関内ぶんぶんが2021年1月末にて完全閉店となりました。

閉店は残念ではありますが、繰り返し申し上げるように関内店と湘南台店が閉店になるだけで、弊社の事業が終了する訳ではありません。

2月上旬開店予定のフルーツパーラーぶんぶんも、この感染症の関係で遅れたものの開店します。そしてあまり知られていませんが横浜にはもう1店マーダーミステリーの専門店もあったりします。

昨年4月から2ヶ月営業自粛がありました。多くの方々からご心配を頂きましたが、実はこの自粛は『結果的に』それほど大きな影響はありませんでした。

例えば、関内店について申し上げますと、営業自粛で売り上げがなくなると困るものとしては

・人件費
・家賃
・その他費用(光熱費など)

でした。

人件費については雇用調整助成金という制度があり、それを受けたため自粛期間営業していない期間も含め全従業員に給与を満額支払ったので実質負担はほとんどありませんでした。

家賃については、2店舗で毎月60万円超ありましたが、その後家賃支援金を受給したことにより2/3程度を受給することができました。

その他費用は、人件費や家賃と比較して小さいものでしたが、これは持続化給付金で十分に間に合いました。

感染症対策で換気システムを取り付けたり消耗品を購入したり、そういったものは別な補助金で賄いました。

つまり、ほぼノーダメで乗り切ったのです。特に家賃支援金は6ヶ月支給されましたので実は2/3と言っても実質全額支給と言えるでしょうし、持続化給付金はカバーしても余りあるものでした。

ぶんぶんは、同業他社と比較して正社員も複数いたため人件費も多く家賃も決して低くはなかったにも関わらずです。

今回の国の対策は、私たちにとっては十分なものだったと考えています。

これをどう考えますか?

このような事実があるので、どことは言いませんが

『お客様や善良なボドゲファンの善意を金に換える』

ことを私が徹底的に忌み嫌うのは当然のことなのです。

大変だ大変だと騒ぎ立てて人の善意を掻き立て金を引っ張り、実態はそれほど大変じゃないなどという店がもしあったら、それらの善意はいずれ敵意となって業界全体へのマイナスになるのは必定でしょう。

トランプ大統領のことで分かる通り、一部の信者は、信じる対象がどのような言動をしようがその対象のことを決して見限りません。
だからと言って、経営者がその気持ちを利用してしまえば、その一番感謝すべき相手を傷つけてしまうのです。

今からでも遅くはありません。いくら自分が苦しいとはいえ、人の善意をお金に換えるような醜い経営はすぐにやめて欲しいです。
自らの都合に合致する情報だけを切り貼りして、思い通りの経営をするのはすぐにやめて欲しいです。

きっとやめないと思うけど、そう思います。


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