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Xデザイン学校ベーシック #02 エスノグラフィ/行動観察

あいまいにしか知らなかった「定性調査」「定量調査」への理解を深めることができる回だった。
授業の密度が濃いのか私の集中力のなさが原因か、受講した日には正直全く内容が自分の頭に入ってこなかった。。先ほど録画を見返してこんな話をしていたのか!と驚きの連続だったので、それをもとにリフレクションを書いていく。

定性調査の中に定量調査が含まれること。定性調査はUX寄りで定量調査はマーケティング寄りであること。定性調査の中に質的調査としてのエスノグラフィーや行動観察、インタビューなどがあることを知った。

新しいサービスを生み出すためには、エスノグラフィーが圧倒的に効果が高い。ただエスノグラフィをじっくりできる環境まで持っていくのもなかなかの労力を必要としそうと感じた。

新出用語:マクナマラの誤謬(ごびゅう)
1部の数字に惑わされて全体像を見誤ること。

エスノグラフィーの実例集

  • 地元の人(インフォマート)にその国の文化を案内してもらう

  • テレビのリモコンのモックを被験者に作ってもらってなんでそこにボタンをくっつけたのかなどを聞く

  • 富士フィルム:数家族の家に行きアルバムを見た結果、どれも人の写真ばかりで風景の写真がない→風景写真の需要は低いのではないかという発見

  • イケア:5000以上の家庭のキッチンを調査→ほとんどの家族がダイニングテーブルで食事をしていないという発見


今回のグループワークはPDUモデルの実例出し

(ビジネスモデルキャンパスを書くこととプラットフォームビジネスについて考えることの相性はあんまり良くないらしい。)

今回の課題ではプラットフォームビジネスとデベロッパーとユーザーの関係についての実例をツリーに記入しみんなで考えをシェアし合った。その際にサンプル例として挙げられていた「Mellow」というフードトラックのサービスが非常に理にかなっているビジネスモデルだった。

最終的に私たちのチームは「LUUP」をプラットフォームビジネスの案として発表した。結果としては講師陣から、これはまだプラットフォームビジネスとしては成り立っていないのではとの意見をいただいた。LUUPは今はただどんどん設置をしているだけの段階でこれをプラットフォームビジネスとして成り立たせるには、どれだけそれを導入したことによってデベロッパーにメリットがあったのかなどの数値化が必要なのではとのコメントもいただいた。また景観の乱れに繋がることや交通マナーの悪化等、問題が多く付きまとうサービスでもあるとの声があった。これは特にデジタルをモノと組み合わせるサービスだと起こりやすい問題なのではないかと思う。仕事でモノづくりをするのでこの辺りの理解を深めていきたいと思った。

ちなみに私は「App Store」をプラットフォームビジネスの例として挙げたが少し規模が大きすぎるという意見もいただいた。ちょうどいいプラットフォームビジネス、成り立っているプラットフォームビジネス、なかなか見分けるのが難しい。

あとパーパスとビジョンの違いもよくわかっていない。

その他に「ミニモ」をプラットフォームビジネスに挙げたチームがあった。これ、知らなかったけれどmixiがやっているサービスらしく、なぜmixiがということでざわついていた。どうやら昔mixiのチャット欄でカットモデルをよく募集していたことがきっかけになっているらしい。お、それ、私も大学生のころに使ったことあるじゃん。
このサービスが生まれたきっかけをほんのちょっとだけでも担ってるかもと思うとほっこりしました。


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