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CUE!アニメに今からでも間に合おう!

マネージャー諸兄諸姉アニメ見てるー!?見てる前提で話進めるぞ!
TBSアニメイズム枠でTVアニメ「CUE!」が放送中!
新人声優の女の子たちがそれぞれの道での奮闘を描くお仕事青春ものだ!
まだ見てない人に向けてこの記事を通して紹介してぜひ見てもらいたい!
全2クールで今1クールまで放送終わったところだからぜひ追い付いてね!

CUE!とは

CUE!は新人声優育成ゲーム(昨年4月サービス休止)が原型のアニメだ。
4人x4チーム、計16人の女の子達が新人声優として成長していく姿を描く。アニメではチーム構成はそのままに、元のエピソードを散りばめながら、話を再構成している。
ファン(マネージャーと呼ぶ)的には待望のアニメ版!ぜひ見てもらいたい!とは思う。
が、アニメ見始めると「16人もキャラを一気に出されてもわかんないよ!」となるんじゃないかと思う。
安心して!次の項目でざっと紹介するから!
メンバーの特徴説明したら大体把握できると思うから!

キャラとチームざっと駆け足で紹介

というわけでここではチームごとにそれぞれの特徴を紹介していく。
(過去記事でも少し触れてるので読んでる人は読み飛ばしてもいいかも)

Flower:アフレコチーム

2話からアニメ「ブルームボール」のアフレコに参加するチーム。イメージカラーは赤。
・六石陽菜
全体のセンター。赤のオーバーサイズセーターと黒タイツがトレードマークで、「いかにも複数ヒロインもののセンターだな!」と思える流され気質。大人しく一見消極的にも思えるが芯が強く、土壇場にも強い。
・鷹取舞花
黒髪ポニテで元気で勝気な女の子。大家族育ちでグイグイ前に出る積極性が強い。所属後初アニメレギュラーでいきなりメインキャストをゲットして、大きな仕事を任されるも、現場経験がないが故の苦悩も経験する。
・鹿野志穂
緑で癖っ毛のショートヘアが特徴だ。それ以上に声が特徴的だ。良い…
マイペースでテンションが低いが、舞花同様にやはり新人故のアフレコへの不安を抱えている。
・月居ほのか
茶髪のロングヘアですらりと伸びた手足が眩しいモデル体型。フィジカルは最強、メンタルは脆い部分がある。

Bird:バーチャルアイドルチーム

3話から、4人揃って声優アイドル企画に参加する。イメージカラーは黄色。
声優の仕事も今は色々ある。このチームは、歌って踊るライブイベントにも参加する。なお4チームの中で最も平均年齢が低い子供チームだ。
・天童悠希
小さい!元気!茶髪のショートヘアとピンクのヘアピンが特徴。ワンピースがハイザックカラーという意見もあるがそうかな…
ロボットアニメが好きで男の子みたいな部分もあるが、気風のいい面倒見のいい女の子。
・赤川千紗
茶髪でロングヘアの、気の強い女の子。新潟から声優になる為に17歳で上京した「声優になる!」という意識が高い。と、一見真面目で頼もしい。
だがやはり新人ゆえにプレッシャーに苛まれることもある。
・恵庭あいり
青みがかった黒髪ショートに子供っぽいちょんまげヘアーの子。気弱ですぐ自分を責めてしまい縮こまるところがある。肝心な所では、意外と図太い。

・九条柚葉
チャコールカラーのロングヘアーに、白いベレー帽が特徴のお嬢様。出身がシンガポールの帰国子女で、声優になる動機は「思い出作り」と語る、色々とぶっ飛んでる子。

Wind:ラジオ組

仕事が見つかるまでの間、自分達を売り込む為にも自主制作のラジオを配信することになった4人。イメージカラーは緑。平均年齢の高い大人なグループ。
・夜峰美晴
茶色のロングヘアと垂れ目がセクシーな、あらあらうふふ系の包容力のあるお姉さん。音大の大学院生でピアノが弾けるのはイメージ通り、だが酒好きで自前のコレクションを隠し持っているのはイメージ通りではない。
・神室絢
一見黒髪ロングのクールビューティー、その実態はかわいいものと少女漫画が好きなギャップに萌えさせる女の子。年相応にわがままなところもある。
・宮路まほろ
赤紫の癖っ毛が特徴の元子役。声優へのキャリア進出に至り、当初早く実績を積もうと焦っていた。かといって演技一本というわけでもなく、SNSでのセルフプロデュースにも積極的なデキル演劇人。
・日奈倉莉子
金髪!へそ!活発で健康的なバイトガール!Yeah!とにかく元気で積極的な娘だが、おそらくそれが発揮されるのはもっと後?

Moon:産廃組もとい朗読劇チーム

12話現在これといってお仕事が取れておらず、経験を積む為にボランティアで子供たちに朗読劇を実施している。
・丸山利恵
ダークグレーのショートボブにゴスロリ服、自称悪魔エリスの中二病。だが友達思いで家事も得意な
・宇津木聡里
青みがかった黒髪ロングに四角いメガネが、いかにも生真面目そうなクールビューティ。有名女性声優の娘で、自分の力で声優として世に出たいと考え親元を離れてきた。
・明神凛音
遅れてきたルーキー。栗色の外ハネヘアーが特徴で、他のメンバーに比べて気取ってる部分が無い上京お姉さん。AiR BLUEへの参加は7話からなのだが実は2話の時点でオーディションに居る。よく見てくれ。居るから。
・遠見鳴
金髪ショート、ロリータ服2号。ぼそぼそ喋る引っ込み思案な性格で、親友の利恵が声優になるからついてきた。同じ声のアイドルが「親友がアイドルになるから変な虫がつかないか監視する」って動機でアイドルになってたな…
ゲーマーが高じてプログラムまでできる(?)。最近の声優さんすげえや。

アニメここまでを駆け足で紹介

まだ1クールかもう1クールか、捉え方はそれぞれだ。
とはいえ手っ取り早くダイジェストでここまでの話を知りたい人も居るだろうから、以下にざっと紹介していく。

1話:はじまりのはじまり
声優のたまご達が集まったよ。

できたばかりの声優事務所エイルブルーに15人の声優志望の女の子が集合!
なんといきなり演技レッスンが始まり2人一組でハムレットを演じることに。
子役出身者の演技の完成度に圧倒されたり、様々な解釈のハムレットを見て一歩引いていた陽菜だが舞花に励まされ、見事百合ハムレットを披露する。
キャラが15人もいきなり出てきて紹介もあっさりでわかんないよ…
「社長とマネージャー?(事務員)と講師の先生も出てくるしてんこもりすぎるだろ…」「34歳女性声優一人で事務所立ち上げるんだ。すごくない?」と初見の視聴者が躓く可能性のあるとこだけど待って!!
ところでお気づきだろうか?16人でなく15人しか集まってないことに。

2話:それぞれの色
オーディションに挑戦するよ。
所属早々、いきなり新作アニメ「ブルームボール」のオーディションに送り込まれる15人。原作未読組を中心に、主役・乱咲ツバキに志望キャラが集中してしまう。それぞれ様々なツバキを演じるが、陽菜だけは他のキャラも演じてみてほしいと原作者の先生から希望が出る。はたしてこれはうまく演技できたのか?それとも…
この回の見どころはオーディション受ける側と審査する側とで会話が隔絶されているところ。演じている本人はどう反応されているかわからず、「これで合ってるのか…?」と漠然な不安を抱えながら、ある者は失敗を悔やみ、またある者は演技を見せる。その悲喜こもごもが味わい深い。
主要キャラじゃないはずの監督も音響監督も原作者の先生もキャラが濃い…
神室町に居そうな激渋ボイスの音監さん何なの…

3話:この出会いは運命
Birdがアイドル企画に参加するよ。

「ブルームボール」オーディションの結果が出た。舞花、志穂、ほのかたち3人がキャスティングされる。あれ?陽菜は?
次のチャンスを求める他一同に「プロジェクトフォーゲル」が紹介される。
クラウドファンディングで資金を集め、4人のキャラを演じる声優はライブ活動もしてもらう、というものだ。
歌って踊ったりこれが声優の仕事なのか?」と悠希は疑問を抱く。声優の仕事も色々ある、貴方の考えるアフレコの仕事に繋がるかは保証できないがそれでも挑戦したいなら名乗り出なさい、と社長は説き伏せる。
一番乗りで参加希望を申し出た悠希には声優デビューを急ぐ理由があった…実家の食堂を継ぐのを望む父親に早く結果を見せる必要があったのだ。
ここゲームだと後半まで伏せてて結構引っ張ったんだけどもう言っちゃうんだなあ~!!そう来たかァ~!!とジャーマネは思いました。
動機を伏せる悠希や謝り始めてしまうあいり、「思い出作り」と語る柚葉にまた一人結果を焦る千紗は苛立ってしまうが、社長は「そんなバラバラの4人だからいい」と4人の参加を快諾する。
見どころはやはり悠希のブッ込んだ疑問。このコンテンツ、リアルキャスト達が歌って踊ってライブするやつなんだけど「そこ言及しちゃうの!?」とかなり声優の仕事に踏み込んでるのが驚いた。

4話:ラッキーカラー?
Birdのアイドルレッスンが始まりみんなであいりのスランプ解決するよ

なんと陽菜も「ブルームボール」にキャスティングされた!毎回さまざまな脇役を複数演じる番組レギュラーとして。これもこれで大役だぞ。
15人に事務所から寮が用意される。初めての集団生活ではしゃぐ一同。
「プロジェクトフォーゲル」の4人は、いよいよダンスレッスンが始まる。コーチの由良先生は「見込みがないと判断したらすぐにでもやめさせる」と発破を掛けて挑むが、気弱なあいりはプレッシャーからどんどん塞ぎ込む。
萎縮とともにミスを重ねドツボにはまり、全員降板を言い渡されてしまう。
相談した社長に「あいりだけの問題か?変えたければ自分も変えろ」と説かれた悠希は試行錯誤の末メンバーにいなり寿司を作って団結を図ることに。
あいり、そして一度は退いた千紗や柚葉も加わり、いなり寿司作りを通じてチームはまとまった。
見どころはあいりがプレッシャー抱えてよりダメな方ダメな方にスパイラルしていくところ。わかる…

5話:スタートライン
アフレコ始まるよ。そしてアフレコからキャラが目覚めてしまうよ。

陽菜が何やら隠し事をしていたが、それがペットのカメ(陽菜はペットとは呼ばない)の亀井さんを飼っていたことだった。
社長を交えて相談の末、ほのかも「実家で犬飼ってるから気持ちはわかる」と理解を示し、無事飼育許可が下りた。
ここたぶん重要なところだから覚えておいてほしい。
初めてのアフレコを前に、遅くまで何度も入念に練習を重ねる舞花と陽菜。至って健全なシーンだが、2人の距離が近い。1つのコミックスを両側から持って読んでいる。あの2人怪しいよな
いよいよアフレコが始まる。多くの共演者と収録を重ねる中、陽菜の「少女A」がモブにしては異様に感情が籠ってしまう。失敗か…?という空気が現場に漂うが、実はこの少女Aには原作者
見どころはなんといってもアフレコシーン。原撮(動画が入ってない原画を撮影した映像)、マイクワークなどリアリティを感じる描写が豊富で楽しい。
そしてアフレコでやっぱり増えるレギュラー脇役。女子スポーツもの故にいっぱい居る女性声優に唯一の男性声優段田昌平。濃い…

6話:向かい風を捕まえて
Windの4人がラジオを始めるよ。
おい風船飛んでるよ!原作でも飛んでたあの風船だよ!
不思議と気になる風船を追いかける内に集まった絢、まほろ、莉子、美晴。偶然顔を合わせた4人は、ちょうど社長がその4人をチーム結成の為に集めるつもりだったのだ。
美晴の弾くピアノ、そして自前の録音設備で自主制作ラジオを始める4人。ラジオを通じて仲が良くなっていく過程が語られる。
拾って世話したた迷い猫に情が移ってしまい、飼い主が見つかっても返すのを渋り、ともすれば声優諦めて寮を出てでも猫と住みたいと駄々をこねる絢。3人が諭しようやく飼い主に返し、飼い主にも「今まで世話をしてくれた絢に感謝してあげてほしい」とまほろは進言する。
これもゲームで見た!!ちなみにゲームだとその後も絢は猫(CV:佐藤舞)に会いに行かせてもらっている。
「ラジオをやってみたい。職場で声優のやってるラジオが流れてたから」と莉子が提案する。今時は放送局を通さなくてもWebラジオもある、と賛同しチームの共同産業としてラジオが始まったのだった。
声優ラジオ流れてるってどんな職場…?らしんばんかゲマかな?そういえば有線で流してる声優番組って昔あったよな…ああいうのかな…
見どころはまほろの多面性。今回はお仕事には繋がっておらず、キャラを掘り下げる回となった。まほろは既に業界歴があり、メディア/他人/仲間に対しての対応がしっかりと分かれている。そのまほろが、Windの3人に心を開いて仲間を認めていく過程が描かれているのが秀逸。原作もそうだったから再現してくれてうれしい。

7話:月と太陽
16人目登場するよ&朗読劇チーム始動

メンバー全15人で、なんか聞いてた話と違わないか?と思っていた視聴者も居ただろうが、やっと16人目が出るぞ!
アフレコ、アイドル活動、ラジオ…他のチームが活動を重ねるのを横目に、箸にも棒にも掛かりゃしない利恵たち3人は産業廃棄物と卑下してしまう。
3人の前に現れた新メンバーが明神凛音。気取りがちな他3人に対して素朴で明け透けな、凛音は落ち込む利恵たちを励まし他メンバーの活動の見学に向かう。
ラジオで漫画の話でCP論争吹っ掛ける、ダンスレッスンでゲームに没頭してしまう、など騒動を通して3人それぞれの人となりを知った凛音。では凛音はどんな人物なのか?
公園で子供達に歌を聞かせる内に自然と仲良くなる凛音は、遊園地で働いていた子供好きな女の子だった。歌のお姉さんのような仕事がしたくて声優を目指したと語る凛音は、現実の厳しさを聡里に聞かせられながらも「何もやることがないなら何でもできる」と前向きに語
見どころは妄想自己紹介。自称悪魔エリスの利恵はプロフィールに中二設定を羅列するも悉く訂正されてしまう。でも自分を大きく見せたいだけで本当は聞き分けがいい子なとこがいいよね。

8話:100ぱーせんと
志穂がアフレコで演技に悩みを抱えるよ

「ブルームボール」のアフレコが進む。4人はファミレスでの打ち上げで、それぞれが抱える違った悩みを語り合う。担当キャラが出番がない、台詞に変わり映えがない、NG出た時売れっ子とベテランの間に立ってるとギスって気まずい…。
志穂もまた悩みを抱えていた。台詞もあるにはあるがパターンも少なく、NGを受けないのは優秀だからではなく、力不足ゆえに期待されてないからでは?と。
遊園地に誘われて共演者と親睦を深める志穂とほのか。遊びの合間にも台本チェックに練習を重ねる志穂は感心されるが、志穂は自分の声へのコンプレックスを打ち明ける。「寺の娘でこの声を檀家に不謹慎だと言われたりして好きな声じゃない」と。ここ中の人が近い経験あるそうだよ
打ち明けられたほのかは、それでも私はその声が好きだと伝える。
休み明けのアフレコ、リハーサルで志穂は今までと違う演技で「100ぱーせんと」の台詞を演じる。ざわめく現場。失敗か…?いや、意図があった。
音監との打ち合わせで志穂は演技について問い詰められるが、音監の威圧感と自分への自信のなさから主張できない…。だが遊園地に行った共演者たちから勇気をもらい正直に演技プランを語ることができた。音監も決して怒っているわけではなく、意図を聞き受け止めた上で相談に乗ってくれた。
志穂にとってはじめてのNG、だが志穂にとって

9話: We Can Fly!!!!
柚葉は本気で思い出作りしにきてるよ。

「プロジェクトフォーゲル」のクラウドファンディングが、集まってきた。とうとう本格始動するフォーゲルチームだったが、一方で柚葉は家の事情でシンガポールから日帰り旅行してきたりと奇行を見せていた。
黒服の男に尾行されたり、謎の電話があったりと柚葉への謎は増すばかり。
そんなある日、柚葉は突如姿を消す。ライブ当日に。
探す一同だったがどこにも見つからない。這う這うの体で最後の希望とLINEを送ると、柚葉から返事が返ってきた。そして柚葉も帰ってきた。ヘリで。自分のことを語らず3人を振り回してしまった柚葉だったが、ついに自分のことを語る。とんでもないお嬢様だった柚葉は、恵まれた生まれながらも「何も自分の力で手に入れてない。確かに自分が成し遂げたことがほしい」それが声優を目指した動機だった。
4人は無事初ステージを迎える。プロジェクトフォーゲルは始動した。
見どころは柚葉探索。探して回る過程で悠希はプラモ屋を訪ねるが、理由を尋ねられ「ダイバリオン(巨大ロボ)好きだと思って」と語っている。自分がプラモ見たい為に変な理由を付けたように思えたが、実は7話で悠希のゲームに興味を示してダイバリオンを操作している。もしかして悠希はこれを見て「柚葉もダイバリオン好きなのでは?」と考えた…のかも?(そあ感

10話:この後、空いてますか?
アフレコで舞花がドツボにはまってしまうよ

「ブルームボール」のアフレコは9話まで進む。だがしかし、舞花はドツボにはまり、NGを重ねてしまう。共演者らが待つ中、一人だけ同じ台詞を繰り返し、そして間違える。やっとOKが出るが自信を失っていく舞花。
ファミレスでの打ち上げで英気を養う一同だったが、舞花はまだ引きずっていた。主役チームの一人である舞花が掛け合う相手は、みなベテランや有名声優揃い。自分のNGでスケジュールを圧迫する引け目を感じて、打ち上げに誘っても気のない返事…。
寮に帰ってからも練習を続けて続けて続ける舞花。実家に残した家族の為にも早く結果を残したい、自分のような新人にこんなチャンスはまたとない、と焦りと不安を陽菜に吐露する。
次回のアフレコで、舞花はまたドツボにはまる。時間不足により他シーンの収録後に、共演者と合わせて居残りでの収録とされてしまう。
進む収録、音監の「同じこと何度言わせるの?」がリフレインする舞花。
ここPVでもキツかったな…
焦りを重ねて舞花は視野が狭まりふさぎ込む。長引くがあまり、事務所からりおさんまで来る事態になるが、音監は意を決して「叱る」ことにする。
不安に見守る陽菜たちだったが、その「叱り」は思いのほか穏やかだった。
舞花の演じるツバキが抱えた心情、またこのシーンのそれまでとの違いを横に座り訥々と語り伝え、そして励ましてくれた。
「自分が足を引っ張っていた」と抱えていた舞花だったが、やっとOKを出される。共演者2人に謝り2人のお陰だと伝えるが、「違うよ、貴女(舞花)の演技だよ」「これツバキが主役のシーンだもの」と返される。自分の演技がこのシーンを完成させたことに頬に涙を伝う。
収録後、改めて共演者を打ち上げに誘うもやはり気のない返事…しかし笑顔で返され、以前とは決定的に違う返事だった。
見どころは自分を追い詰めていってしまう舞花、そして相談に乗ってくれる音監さん。やっぱり厳しいばかりの人ではないんだな…厳しいんだけど。

11話:飛び立て小鳥たち!
千紗が凱旋ライブに立つよ

「プロジェクトフォーゲル」のクラウドファンディングが伸び悩んでいた。だが予想外に全国に支持者は散らばっており、更に出資を募る為に地方でのライブへ向かうことに。行き先は新潟、それは千紗の出身地だった。
凱旋帰郷だ!と言いたいところだが千紗は浮かない顔だった。家計に困り、家族身を寄せ合い過ごした生まれ育ち、なかなか楽しい気持ちにはなれずに居た。
地元メディアへの出演でもぎこちなく、夕食も早々に切り上げホテルで籠る千紗。家族からも連絡を受け期待を背負い込む。全ての期待は千紗にとって重荷となっていた。
ライブ当日、会場に集まった大勢の観客を受けついに緊張は頂点を迎えて、体調を崩してしまう。
りおさんが繋いだ電話を3人に向けると、千紗の姉からの電話だった。電話口に千紗は「強がって平気そうに見せるが本当は自分の弱さを隠している」と伝えられる。
千紗にとっての思い出の飲み物、ミルクセーキを作ってみせる3人。自分を知り、気遣ったことで持ち直し、4人はステージに立つことができた。
強がり続けていた千紗だったが、本当は不安に押しつぶされそうになっていたこと、でも仲間が支えてくれたことを打ち明ける。感動から抱き合う4人。ファン心理としては演者のこういうのグッとくるよな
見どころは千紗がまだ3人に心が開けていなかったところ。姉が教えた千紗には脆いところがある、という本当の姿に「嘘だぁ~」と悠希が言う程度には今までずっと取り繕っていたのがわかる。でもようやく弱さを打ち明けられた。と、千紗の人がラジオで言ってた

12話:声優のタマゴ
ついにブルームボール放送されるよ

「ブルームボール」のアフレコも11話、いよいよ終盤だ。
テレビ放送も始まる。事務所初所属の16人、その中で初のアニメレギュラーということで、1話は寮のみんなで見ることに。
最終話の台本に目を通すと、梅ノ木モモミ…陽菜の役名に見慣れない名前があった。原作にも居ない…そう、原作者が1話の収録を見てインスパイアされ生まれたツバキ主役のスピンオフ。そこに登場するツバキの友人だった。陽菜の演技がその友人を一人のキャラクターにした。
無事全話のアフレコが終了。出演者へ担当キャラのイラスト入り色紙が原作者からプレゼントされる。番レギュの陽菜にも手渡される…色紙にはモモミの絵と「私に素敵な声を与えてくれてありがとう」と台詞が描かれていた。
違う、私が見つけてもらったんだと感極まり、原作者にキャラへの感謝の気持ちを吐露する陽菜。
寮に戻り、16人と社長に先生、りおさんとAiR Blue全員集合で見る。自分達のキャラに動きが付き、命が与えられて感動を口にするFlower。陽菜演じるモモミのカットも追加され、確かな手応えを得ていた。
見どころはなんといっても陽菜がモモミの関係。キャラに息を吹き込み、最終話でついにネームドキャラとして再登場、そして色紙というかたちでがんばりが結実したのがとても感動的。最後に自室に色紙飾ってるのいいよね。

おまけ:アニメで出てきた濃すぎるサブキャラ

見ていくと特にアフレコ回で、毎回映るから気になるわ…というサブキャラが複数出てくる。
アニメの公式サイトにもキャラ設定載ってないのですごいもどかしい!!
twitterにはあるんだけどな!
と、個人的に思ったので、以下に簡単な紹介を載せる。

望月エイジ(CV:興津和幸)
メーカープロデューサー(ビデオソフト販売側のプロデューサー)。
チャラい感じの雰囲気のお方。
2クール目PVでは何やら企んでいる様子。

福岡雄介 (cv:兼政郁人)
「ブルームボール」アニメ監督。ボサボサの髪と無精ひげにメガネ、ピンクのキュートな上着にキュートな下腹が目印。眠そうだけど作品にかける情熱は本物の、アツい制作者だ。

斉田源三郎(CV:松山鷹志)
ベテラン音響監督。感情があまり表に出ず、渋い声で淡泊に発言する職人肌の人物ゆえにキャストが威圧感を抱いてしまうことも。
でもキャストが考えがあって演技したのなら汲み取ってくれる優しいところもある。

小森千恵子(CV:大西沙織)
ヘアバンドとメガネがトレードマークの音響監督アシスタント(たぶん)。

無量坂京子(CV:種崎敦美)
漫画「ブルームボール」の原作者。漫画も連載しながらほぼ毎回アフレコに来てるすごい先生だ。慢性的に寝不足で常に俯いて頭を掻いている。あまり喋りは得意ではないが、かなり制作側に意見を言うタイプの原作者。


安藤紗月(CV:中原麻衣)
漫画家・無量坂京子の担当編集者。茶色の真ん中分けに縦ロールのモナリザヘアーが特徴で、口下手な無量坂先生を通訳・フォローしてくれる女房役。

段田昌平(CV:楠大典)
色黒でオールバックのベテラン男性声優。「ブルームボール」の男性キャスト全てを一人で担当しているらしいすごい人。
意外とイメージほど怖くないらしい人。
高阪せつ子(CV:渡辺久美子)
七三分けの、ベテラン女性声優。現場では新人の女の子たちに明るく声をかけてくれている。遊園地にも誘ってくれたりきさくな方。
夕塚のぞみ(CV:内田真礼)
「ブルームボール」乱咲ヒバナ役(主役の熱血少女)。
ロングヘアで赤くて黄色くてものすごい主役オーラ。
名木原琴子(CV:鬼頭明里)
「ブルームボール」雪原リッカ役(金髪縦ロールお嬢様)。
茶色でショートヘア、紫の袖が広いワンピースが特徴。
遠野美弥子(CV:荻野葉月)
「ブルームボール」野路スミレ役(チキン食ってるぽっちゃり系)。
長身かつ青みがかったベリショで全体に青系のファッションで統一しているクールそうな女の子。

もっとおまけ

ブルームボールでのFlowerの3人の役名
火車ツバキ役(黒髪パッツンロング):鷹取舞花
竜胆アマネ役(ゴーグル掛けたちびっこ):鹿野志穂
菖蒲アヤメ役(がらっぱちのお姉さん):月居ほのか
梅ノ木モモミ(1話で演じたツバキの親友の子):六石陽菜
プロジェクトフォーゲルでの4人の役名
結城つぐみ役(黄色い子):天童悠希
花栗沙希役(赤色の子):赤川千紗
香椎瞳子役(紫色の子):恵庭あいり
一ノ瀬りん役(水色の子):九条柚葉
イメージカラーはあいりと柚葉が逆っぽい。

さらにおまけ
番組にはたぶん出てない他の出演者(3話のキャスティング会議で出てた名前)

桑井アマナ役:妙高マリア
津和吹マヤ役:久遠チトセ
宗谷コギク役:澤部絵里奈

というわけでCUE!アニメを見よう

とにかく見ないことには始まらない!
手っ取り早く見れる手段を紹介するがまずはアマプラ!

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09PNW62J4/

その他dアニメやバンダイチャンネルやTELASAでも見れるぞ!
不思議とネトフリには無いのね。

あと合わせて見たいのが杉田智和/AGRSチャンネル

週末の生配信でたびたびCUE!の話題を肯定的に触れてくれていて、
「自分の居る業界がこういう風にお話になっているのを見れて興味深い」と熱心に語ってくれている。
特に注目はとうとう実現したアニメCUE!同時視聴配信!
8話でアフレコに思い悩む志穂を励ましながら実況してくれてる!

ここから初見でもいいんだけど、この記事で概要掴んだ人は、そうここまで読んでしまったあなたは一度自分で視聴してから見て「わかるわかる…」と共感してほしい。

そして気になるこれからのCUE!
初アフレコした作品の放送を見たAiR BLUE一同はどうなる?
これが後期予告だ。

美晴どうなっちゃうの…!?
あんだけ芯が強く3人を励ましてた悠希が一体どうしちゃったの…!?
原作にあったようななかったような挫折が描かれてて気になることだらけ!

色々紹介したけど興味持ってくれたらCUE!アニメ見てね!!



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