なぜキャッシュレス化を推進しているのか
日本では政府主導でキャッシュレス化を推進しています。
なぜそこまでキャッシュレスを普及させる必要があるのかな?
考えられる要因として
① 2020年のオリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博を踏まえ、キャッシュレス決済による利便性・効率性の向上を図るのが目的
② 外国人が訪れるた際に、カード対応するといった観光ビジョンの推進
③ビッグデータの利用・活用
④FinTech の活用などを通して、消費データの共有・利用・活用促進のため、クレジットカードデータ利用に係る API 連携の促進などの環境整備
(参考:経済産業省「キャッシュレス研究会の方向性」)
【キャッシュレス化で税収確保の徹底】
政府が発表するキャッシュレス化の目的はインバウンド(外国人が日本を訪れる旅行)の増加と決済の利便性向上ですが、チェックすべきは④の最後の項目です。
経済産業省が発表した「キャッシュレス・ビジョン」には明確に、「キャッシュレス推進は、不透明な現金流通の抑制による税収向上につながる」と明記されています。
これは個人の消費によるお金の流れはデータとして利用され、税収につながることを意味しています。
個人事業主なども経費として計上したものは、いつどこで購入したものなのかが明確に把握できるというわけです。
不正がしにくくなりますね。
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