【三文ポエム】 マツカサウオ似の少女が品定め中の詐欺師に天麩羅を奢る

授業中の校庭に、1匹の犬

屋上から飛ばした紙飛行機が見えなくなった

見えなくなった紙飛行機が黄金虫に刺さった

黄金虫の小楯板を貫いた

いや、カナブンかもしれない

犬はいつのまにか居なくなっていた

黄金虫のくだりは徹夜でサルゲッチュをした脳が見せた幻覚だったかもしれない

古典の授業は終わっていた

それどころか物理さえも

帰りのホームルームまで

あと2時間

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