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Old Professor / Sutliff

オールドプロフェッサー / サトリフ

メインの常喫タバコ。
国内ブログとかでは目にしたことがない。

アメリカのタバコ屋さんサイト「SOMOKING PIPES」には、国内では売ってない膨大な種類のパイプタバコが売っています。
その中でも自分が購入するのはバルクタバコっていう量り売りのジャンル。
国内では基本缶入りのラタキア、の、安いやつがいっぱいあります。
ランキングとかレビューを参考にしつつ、色々試して、何個かリピートして、結局おちついたのがこのタバコ。
「SOMOKING PIPES」のバルクタバコランキングではギリギリ100位とか、ランク外とか、そこらへん。
そこまで評価は高く無いです。

サトリフ社は、バージニア州にある、160年以上の歴史がある老舗のタバコ屋です。
マッチ品という、正規品のパチモンも色々作ってて、安いです。
ダンヒルマイミクスチャもどき、とか、バルカンソブラニーもどき、とか、缶に比べると大分安く買えます。
上記二つは今もたまに買う。


んで、このタバコ。
葉組はラタキア、オリエンタル、バージニア。
少し塊感のあるリボンカット。
コースカット?
まあ、普通のイングリッシュです。
が、海外のレビューサイトを見ると色々言われています。

その中で最も大きな議論が、これはイングリッシュなのか、アロマティックなのか。

サトリフ発信の葉組は、上記の通りラタキア、オリエンタル、バージニアなのですが、これ保湿剤入ってるよね?黒いのラタキアじゃなくてブラックキャベンディシュじゃない?みたいな意見が見られます。

保湿剤ってのは、食品グレードのプロピレングリコールのケーシング、らしいのですが、別にこのタバコに限らず、ほとんどのバルクタバコに入ってるぽい。
それでもここで保湿剤って話が出るのは、全然乾かないから。


バルクタバコは、↑みたいなパック詰めされた状態で届きます。
8oz、てのは、8オンス。
8オンスってのは、226.796グラム。
50gの缶換算で4缶半くらい。
だいたい一度にこのくらい買う。
ダンヒルマイミクスチャー換算だと、2,600円×4.5缶=11,700円。
このタバコだと、8オンス19.24ドル+送料8.16ドル+タバコ税(1kgにつき15,244円)3,500円くらい=7,500円くらい。
タバコ税ぇ…
日本と同じく半分くらい税金だけど、それでも国内で缶を買うより安い。
円安でも。

んで、すぐ吸う分を、↑みたいな入れ物に入れて保存します。
ジャー、とよばれるやつ。
自分はメルカリとかで4個セットで買ったガラスキャニスターを使ってます。

残った分は、袋ごとジップロックに入れて、お茶缶みたいな密封容器に入れて保存します。
これはカルディで見つけたキャンベルスープが入ってた缶。
ちゃんと蓋が密閉構造になってって良い。
かわいい。


この、ジャーに入れて保存した分。
ほっとくと段々中のタバコが乾燥してきます。
なので、ヒュミドールとか呼ばれる保湿剤を入れたりします。
が。
このタバコ、そういうのが全くいらない。
ずっと湿ってる。
いつまでたってもちょっとベタついてる。
これが保湿剤議論を呼んでいるんだと思う。

で、アロマティック議論の原因も多分これ。
保湿剤に使われてる何かのせいか、少しクセのある甘さを感じます。
そういう色々で、ベテランスモーカーの評価が低いんだと思う。


でも、逆に、上記の色々が個人的に常喫の理由です。

少しクセのある甘さ、は、ダンヒルマイミクスチャとかに感じる個性と同じようなベクトル。
よくナッティーとか言われるやつ。
このタバコも、ああいう分かりやすい個性があって、他のラタキアものより好き。
ナッティーかどうかは分からないけど。

んで、いつまで経っても湿ってるので保存が超楽。
他のタバコは100円玉くらいのアルミのヒュミドールを2個とか入れてるんだけど、1〜2週間ほっとくと大分乾いちゃう。
乾きすぎるとタバコは辛くなる、らしいので、保存にもある程度気を使う必要があるんだけど、このタバコはほとんどほっといて大丈夫。

そして、ニコチンが低い。
一日中、雑にふかしていられる。


個人的な色々な条件をクリアしてくれるタバコってことで常喫です。
自分に合うタバコ、って、味だけが評価基準じゃないなあ、と思ったタバコ。
味に対するレビューとかは海外サイト参照で。

でも、ぶっちゃけ、海外レビューは個人的にあんまり参考にならんかったです。
外国人とニコチン耐性が違うぽいし、ベテランと味の感じ方も違うぽいので。
言ってることも人によって逆だったりするし。
やっぱ自分で色々試すしか無い気はします。

自分的にベストじゃなくてもベターなタバコです。
もしこれを読んで、試して、マズっ!と思っても自己責任で。

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