2020年5月4日からのEUR/USD
先週で月足が締まりましたので見てまいりたいと思います。
今回は短いところだけ載せます。4月は一応陰線で引けたものの、かなり長い下ヒゲを出してクローズしましたね。現在レートは、2018年から続く長期ダウントレンドのライン上にあります。ここは結構強力なレジスタンスとして機能するとは思いますが、なにせ月足レベルでは、実態が抜けなかったとしても上ヒゲで100~200pips振れたとしても誤差の範囲ですから油断はできません。
先週初時点での見通しで、しっかりとした利確が入ったので上がる週になりそう、と言いましたが、実質木金でサポートラインの1.08から一気に200pips以上戻してきています。
来週の終わり値で現在プライス1.0985を切っていなければ下目線で見るのはいったん終了となります。
ややこしいのは、日足で見たとき、4月14日15日で試していた1.10のラインを今回は一旦突破していることなんですよね。
で、実は5月1日の朝の時点で、4月30日の高値1.0972は超えないと思っていて売り、結果ストップにかかってしまったことから、想定よりもかなり強い買いが入ってきたなあと思っているわけです。
4時間足です。直近高値からの下落幅は40pips。この程度だと、まだロング勢の利確が充分に入っているとは言えないので、手連弩ラインを巡っての攻防が2~3日は続きそうな感じですが…
1時間足で見ても、やはりピークからの下落はデイトレ勢までの利確ですね。1.095を切るまでは盛り返しがあると見ておきましょう。
というわけで、どこから売っていくか見極めが非常に難しい局面です。ロットを落として高値更新まではナンピンで粘る作戦が一つ。ただし1.10の下で売る場合はストップは1.10.
もう一つのやり方としては、1.10上で指値売りしておいて、かからなければ1時間足30MAが角度を下向きに変えた時点から売りのいずれかでしょう。
なるべく安全策を採るなら指値売りの作戦の方が外れた場合の損失は少ないです。
うーん。やっぱりもう1回1.10は試すでしょうね。見ていられるなら1.10のラインのプライスアクションを見極めて入るのが一番良いです。
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