2020年5月25日からのEUR/USD

今週からは各通貨のチャートの前にドルインデックスのチャートを見ておこうと思います。

ドルインデックス日足

画像1

3月のコロナショックでの乱高下を除外するとゆっくりと値を切り上げてきており、4月以降は99~100.5のレンジとなっていることがわかります。  木曜日から反転し今は上昇の過程にあります。 しかも少しずつですが上下の値幅を詰めてきています。

上下のレンジ付近に到達したときの動きに注意しながら、各通貨の取引の際の目安として使ってみようと思います。

画像2

ユーロドルの週足です。  月曜日の東京時間から結構買いが連続的に入って1.10まで上げましたが、その後週末にかけて売られ、1.09まで下げてクローズ。  週足としては陽線ですが、実体とほぼ同じ長さの上ヒゲを作って引けました。

結果として、先週上値を抑えていますねと言った10MAは、傾きが緩やかになってレジスタンスとしての力は少し弱くなりましたが、まだ完全には抜け切れていないような感じです。

ちなみに、上ヒゲの先端は1.10あたりでちょうど週足30MA、かつドルインデックスが99の位置で反転下落しました。

次の週足は陰線となるのではないかと思っていますが、その場合の上ヒゲがどの位置まで上がるかというと、目安としては長期のトレンドラインである紫線あたり、すなわち1.093~4くらいまでと見ておき、ここのゾーンに入ってきたら1.095をストップにして売りエントリーで行こうと思います。

画像3

次に日足を見てみると、金曜日のクローズで1.09を割らなかったこと、それから日足10MAが1.088くらいまで上がってきていることなど考慮すると、ここから半日くらいは下げきれずジリ上がりになりそうな雰囲気です。

画像4

4時間足ではMAがクロスしかかっていますが、クロス仕掛りの局面では一旦反動があるのはよくある動きなので、MAの交点の少し上くらいまでの反発は想定しておきます。

画像5

はい。で、下落再開の判断は、1時間足の10MA割れを一番早いタイミングでのシグナルにします。つまり割れない限りは上と見ておきます。

しかしではここから買いますか?という話なのですが、1.09~1.091くらいまでの間なら1.093~4まで2~30pipsはあるのでアリだと思います。

エントリーしたら1.093~4のレンジ到達時点で半分利確。残りは建値決済にストップを置いて放置するイメージですね。

ユーロドルは以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?