皐月賞2024 考察①種牡馬別成績
まずは皐月賞の種牡馬別成績を見ていこうと思います。
皐月賞 過去10年種牡馬別成績
複数回の勝利があるのはディープインパクト産駒のみ。
ただし今年より産駒はもういないので孫世代のみとなる。
そこで今回は種牡馬自身のサイアー、ブルードメアサイアーに注目してみることとします。
ヘイロー系種牡馬
まず、馬券内率の高いヘイロー系種牡馬の場合
母父にあたるのがLyphard、Ribotなど欧州型のタフな血統を持つ馬が
多いように思います。
今回登録のある馬の中でヘイロー系は以下。
アルアイン(エーピーインディ系)
スワーヴリチャード(ファビアノ系)
ディープブリランテ(ナスルーラ系)
キズナ(ストームキャット系)
ゴールドシップ(パーソロン)
イスラボニータ(カロ系)
ブラックタイド(リファール系)
この中で母父が欧州型に該当するのはディープブリランテ産駒とブラックタイド産駒になります。
ただし、今回はどちらかというと人気になりそうなスワーヴリチャード産駒に注目。あくまで種牡馬という観点のみですが
過去の好走種牡馬に当てはまらない母父が軽めの産駒となっており2歳の早い時期からマイル以下でも活躍していたこともあり、
タフな競馬となることの多い皐月賞では信頼度はあまり高くないように思えます。
ノーザンダンサー系種牡馬
次に、今年の人気の一頭にあたるシンエンペラーの
ノーザンダンサー系種牡馬に注目します。
出走数自体が少ないためノーザンダンサー系にあたるDanzig系、Sadler'sWells系も併せて確認します。
馬券内は昨年のタスティエーラなど3頭のみで複勝率は17%程度。
ただし、古くはメイショウサムソンや、今回のデータからはずれましたが
ロゴタイプなど全く勝馬がないわけではありませんが
近年の傾向からはやはり少しずれるようです。
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