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れいわ山本氏 出馬撤回 虎ノ門ニュース 武田邦彦 ✖︎ 須田慎一郎 MC 居島一平 2021/10/15

https://youtu.be/hNilo3ncqaE

総理が会見「野党に国を委ねることはできない」

読売新聞による
岸田首相が14日に官邸で記者会見を開きました。
「今回の選挙は「未来選択選挙」だ。国民の皆さんの最も大きな関心事はコロナ対策だ。現状にどう対応するか、危機的な状況を乗り越えた先にどんな社会を見ていくのかが大きな争点となる。
基本的な憲法観、日米安保や自衛隊の役割といった基本的な安全保障観でさえ、方向性が一致していない野党各党にこの国を委ねることはできない。与党で過半数を確保する。これが勝敗ラインだ。」
と話した。

経済対策に関しては「総選挙で国民の皆さんの信任をいただければ、数十兆円規模の経済対策を最優先でお届けする。様々な困難に直面した方々への支援を盛り込む。非正規、子育て世帯などに面倒な申請を行わずとも給付を受けることができる「プッシュ型」の給付を行っていく。事業者には、昨年の持続化給付金並みの給付を事業規模に応じて行う。 非正規の方々などの雇用を守るため、助成率を引き上げている雇用調整助成金の特例を来年3月まで延長する。」とのこと。

‥‥‥‥


武田氏
そうですね、この頃あの「武田ばっかがしゃべっている」っていう批判がものすごく強いんですが、

居島氏
あ、そうですか?

武田氏
それで、8番選んだのはね、まず須田さんに話していただくために、8番選びました。そうしないとこのトリオに「亀裂」が入るかもしれない‥。
そしたら今来てみたら一平さんが駆け出すし、困っちゃう。

居島氏
駆け出してないですよ〜、何にもしてないのに‥(涙)

(一同笑)

武田氏
ところでね、昨日の首相の記者会見を見ました。
僕は、この歳になるまで、あの記者会見を聞いて何を思い出したかというと「池田隼人さん」
「池田隼人首相」の話は、僕は随分若い頃でしたけれども、非常にはっきりとした記憶がありまして、「具体性」があった。

居島氏
高度成長(期)の‥。

武田氏
それから、その頃の僕が聞いても理解できないことも言われた。それを後になってみると「なるほどな」と思った。そして歯切れも良かったしね、

僕あの頃、国会演説を聞きました。で、お2人とも「広島」なんですよ。
「広島」っていうと「池田隼人」さんなんかすぐ思い出すっていうようぐらいの方なんで、この頃は法務大臣のぽんつがいましたけれども、だけどまあこの人は見かけがあんまパッとしないんだけど、本当に迫力があって、

僕は「政策」をずっと聞きたかったんですよ。ね?
安倍さんが就任された「最初」はずっと「政策」でした。しかし、「最後」の方は安倍さんも「憲法改正やりたい」のか「やりたくない」のか、よくわかんなくなって来ちゃった。

そして、その他の首相でほとんど聞いたことないですよ「政策」を。
まして「立憲民主党」とかになると、もう「政策」を10年ぐらい聞いてないですよ。
だからそういう野党がね、「対中国政策をどうするか?」とかが全くわからなかった。

居島氏
正直そうですね‥。

武田氏
それからあの「地方を重要視する」ってことはみんな言ってましたけれども、昨日は岸田さんは非常に具体的に「地方が大事である」、まあそこで終わっちゃったら今までと同じですが、地方に「具体的にどういう政策を組むことによって、地方をよくしていくんだ」っていうことを、具体的に御陣営もそうだし、

ですから、僕は本当に久しぶりに「日本の政治家が日本の国民に向かってお話をされた」という感じがしましたね。
今までの岸田さんに対する印象はもうガラッと変わりました。

須田氏
そうですか〜

武田氏
それから見ると、記者会見見るとね、くっだらない質問が最初のほうに出てくるんですよ。
「この選挙はどう名付けますか?」とかね。そんなの首相に聞くことか?と。
これはマスコミが雀みたいに言うことであってね、

居島氏
取材する側がねぇ。

武田氏
そう。それでしょうがないから「なんとか選挙だ」って言わされてましたけど。
そういう点では、立憲民主党枝野さんなんかも「岸田さんはブレてばっかいるけど、自分はブレない」って言うけど、「ブレない」って言ったって「(立憲民主党は)政策出さない」んだから、ブレようがない」ですよ。

だから、僕は非常に今日はさわやかなのは、昨日の記者会見で一番最初と一番終わりだけ聞けなかったんですけど、あと聞いた「ああ良かったなぁ、これで日本が良くなったらいいな」そう思いました。
なんたったって「日本が良くなるために僕らは投票する」わけですからね。

ということで、ご専門の須田さんの方から、深い、見識のある、解説をお願いしたいと思います。

(一同笑)

居島氏
そんな枕詞を‥。

須田氏
どんどんどんどんハードルをあげて来ちゃって‥。

居島氏
あ、鐘は鳴らされなくてよろしいですか?(小声)

武田氏
(鐘を鳴らす)

須田氏
(武田氏は)言われるといやなんだよ。言われるといやなの。(笑)

でもさっきのね、メディアのレベルといったらいいんですか、「この解散をなんと名付けますか?」っていうようなレベルの低さを武田先生指摘したんだけれども、‥本当に低くてね、
笑っちゃうことに、この間、たまたまね、「日本維新の会」の方と話をしてたんですよ。
そしたら、アンケートが各メディアから寄せられるんですって、選挙でね。

で、山のように、馬に食わせるほどのアンケートが来るんだけれども、それに丁寧に答えていかないと、やっぱりメディアでね「冷淡に扱われ」たり、誰がみてるかわからないから「あ、答えてないのか」とかね「手を抜いてるな」とかになると、やっぱり選挙に影響を与えることになるからって、もう一生懸命、「一日中アンケートを答えてる」と。

その中で大馬鹿なことに「あなたの政党を「花」に例えるとなんですか?」とか‥。

(一同笑)

‥花に例える???

居島氏
「野村克也さん」みたいですね。

武田氏
今の記事も、昨日の首相の記者会見の記事の中で、僕が感じた「重要文」と、読売新聞が感じる「重要文」と全然違うんだね。
「なに選挙」とか、「コロナ対策」とか、決して中心じゃなかったですよ。
彼が中心にしたのは「これからの日本を良くするためにはどうしたらいいか?」、「外交」については、自分が外務大臣4年7ヶ月もやってね、
各国とも親しいから、「外交については自分に任せてくれ」と「自分がやるから」と。
重要な話がありましてね、僕なんかそっちだと思いましたけれども、だいぶ読んでる時に「あれ?こんな記事を読んでたら、僕らも錯覚するなぁ」というふうに思った記事でした。

須田氏
僕はね、武田先生大きく評価されてるんだけれども「意外と安全運転だったな」と。
「敵を作らない」ということにね、あるいは「反発を呼ばない」ということに大きく重点を置いたというか、軸足を置いた、そういう演説だったのかな、と。

もっと「岸田カラー」を出しても、つまりね、例えば「憲法観」についても「自衛隊」に関しても、今の自民党の置かれてる状況というのかな、「考え」からすると1番右寄りというか「保守」的なところに触れてるんですよ。
で、それに対して「声を守る」とか、あるいは「非正規の方々の声を守る」とか、「持続化給付金並みの給付を事業規模に応じて行う」とか、ついにこの「分配」のところ、ほぼほぼ「野党」の分野まで食い込んできちゃって、仕切っちゃってるんですよね。

そういった意味でいうと「野党の存在意義」
例えばですよ、万が一ですよ、万万が一もないと思うけれども、「政権交代」が起こった時に「なにがどう変わるのか?」ってところがイメージしにくいんですよ。だって全部網羅しちゃってるから。

だからそういった点でいうとね、もう少しですね、まあでも「これを全部やる」とかね、「そういう方向でいく」っていうのもなんとなくですね、カッカする部分があるから、もっとエッジを立てても良かったんじゃないかな、と。
要するに「岸田カラー」「岸田色」っていうのを立てて、意固地にならない方が、私はわかりやすい、わかりやすい演説ではあるんだけれども、もう少し「岸田色」を出した方が良かったんじゃないかなと思いますけどね。

武田氏
自民党の政調会長は今度「高市さん」だけれども、そこからの影響っていうのはあるんですか? どのぐらいアドバイスする、とかそういうことはあるんですか?

須田氏
いや、やっぱり今回の「選挙公約」というのは、自民党の「政務調査会」「政調会」が中心となって決めましたからね、だからかなり「高市カラー」が強いんですよ、濃いんですよ。
で、まあそれは「役割分担」ですから「総裁は任せたんだからそれを受け入れた」んだろうということだと思うんですけどね。

武田氏
今度のまあ割合と、僕が少し「具体的だな」と思ったのは、高市さんのカラーでもありますかね?

須田氏
そうですね。かなり、元々「高知会」って、まあ今はどうなんだろうね、「リベラル保守」とか「リベラルライト」っっていうんだけれども「鳩派」「鷹派」っていう昭和の時代、

まあ非常にですね、単純な物の言い方をすると「好戦的」なのか、それとも「平和的」なのか、っていう意味で、「鳩派」「鷹派」っていうのがいるわけ。
もう「高知会」っていうのは一貫して「鳩派」なんですよ。

で、そこをですね、それに対して今の「清和会」っていったらいいのかな「森派」、おそらく選挙には「安倍派」に衣替え、まあ保守派ですからね、安倍派に衣替えするでしょうけれども、まあ「清和会」っていうのは、どちらかというと「鷹派」というね、そういう色分けだった。

ただ、「振り子の理論」じゃないけれども、選挙によって「あっち行ったり、こっち行ったり」国民世論の不満を吸い上げて来る、まあ「擬似政権交代」っていう言われ方をしてきたわけですよ。

そうするとね、今回振り子が「鳩派」の方に振れたんだから、やっぱり8年間、どちらかというと「清和会路線」でいったんだから、もう一回振り直して、そっちの方へいくのかな、特色出すのかな、と思ったら「全部」ですよ。

さっき言った「高市さん」っていうのはどっちかというと「鷹派」の方にいますからね、そっちも取り込んじゃった、「非常にウイングを広げたな」っていうのはありますけどね。

武田氏
うん、今僕話聞いていて思い出したけれども、「宮澤喜一」さんって、もう首相としては非常に最低だったけども、あれが「広島」だったような気がするね。

須田氏
そうですね、親戚ですから、岸田さんの。

武田氏
「池田」さんみたいな立派な人も「広島」から出たし、「宮澤」さんみたいなダメな人も出たんだね。

宮澤さんは僕ね、はっきり言ってね、韓国に対して「拉致問題があるから」って言って8回謝ったんですよ。
それでもう、日本と韓国の間はすごく悪くなったんですね。
日本人は、韓国の人が拉致問題を問題にしているのが腹立ってますが、もちろん私も同じ気持ちですが、僕がそれあまり韓国に言わないのが、「日本の総理が8回謝ってる」からね。取り消してないから。

だから、やっぱり、「総理が言ったのに、他の国がそれを信じたらいけない」って、それおかしいでしょ?

居島氏
「河野談話」宮澤内閣の時ですからね。

武田氏
そうですよ。河野談話も、宮澤首相8回謝って、そして「そんなことはないよ」って僕ら庶民が言ってもね

やっぱり宮澤さんの失言を取り消して「あれは過ちですから、日本の総理大臣としては除籍します。」と。「歴史から。」

居島氏
「除籍」、「歴史から除籍」ですか、

武田氏
もう、そうしないとダメだと思うんですよ。
だってよく言うじゃないですか、国単位で言ったことは、後にも残るし、信用してもらって結構ですって言ってるわけですからね。
まあ、今度の岸田さんとは関係ありませんが、非常に残念ですね。

(あと)「北朝鮮に拉致されている人は全員死んでるんじゃないか」って言った、あれは大きな事件でしたね。

次に「れいわ」いきましょう。



れいわ・山本太郎代表 東京8区の出馬撤回

共同通信による
れいわ新選組の山本太郎代表は11日午後、横浜市内で街頭演説し、次期衆院選で東京8区からの出馬を撤回すると表明しました。既に出馬を予定していた立憲民主党の立候補予定者や支援者への配慮を理由に挙げ「私が降りて混乱を収束させ、野党共闘していきたい」と強調した。

山本氏は演説で、どの小選挙区から出馬するかは明言しませんでした。東京8区での出馬は立民側からの打診だったとした上で「双方で合意していたが、立民側の支持者に説明されていなかった」と釈明。「約束とは違うが、降りることで混乱のけじめを取る」と説明しました。

‥‥‥‥


武田氏
そうですね。今日選挙の前なんで、ちょっとこういうニュースでの私の見解も述べて、須田さんから「疑問を呈していただく」と。

僕は「小選挙区」になってね、一番の打撃はね、やっぱり「国民が選挙権を失った」ってことですよ。
今もう僕ら「選挙権」持ってないですよ。
「持ってる」ように、あなた、だまされてるだけ。

居島氏
ああ〜そうですか。

武田氏
僕なんか選挙区行ったってね、選びたい人いないもん。4回もいなくて4回も棄権しちゃったよ。
だってね、憲法あれ何条だったかね、「国民は、自分を代表して国政をやる「人」を選ぶ」って書いてあるんですよ。 「「人」を選ぶ」、ね?
「「人」を選ぶ」と書いてあるのに、「中選挙区」とか「大選挙区」だったら選べますよ?

しかし、「2人しかいない」んだから。

つまり、「自由民主党」1人、あと「他の野党」のうちなんか知らないんだけど、それを今僕が議論しようとしてるんだけど、野党内で変な「談合」して、その記事がそうでしょ?
その山本さんかなんか何か言ってるのは「内部のこと」ばっか言ってるんだよ。

僕は、「山本さんが言うべきこと」は「私(山本氏)に投票しようと思ってた人はどうするか?」ってことですよ。
その「選挙権」を。
「選挙権」っていうのは「山本さん」に投票する、んであって、「野党連合」で「野合」してね、「じゃあ、ここは何かの関係で、この人出しましょう」、一体、国民は「与党」と「野党」しか選べないでしょ、そうすると。

「与党」と「野党」しか選べない、ってどういうことを言ってるかっていうと、「国民には憲法で保証された「選挙権(自分の代わりに政治をやってくれる「人」を選べる権利)はない」ってことですよ。
「憲法」は「党」なんて一言も書いてないんだからね。

要するに、我々の「日本の民主主義」っていうのは「我々の代わりになる人を選ぶことができる」っていうのが「大前提」。
それに基づいて選ばれた代議員が、代議員とかいうんだよ?「代議士」が、「国会内で活動するのに都合が良ければ「党」としてまとまった方がいい」、そういう考え方ですよ。
どう見たって「憲法」は。
だから「でかい」方がいい。

ところが「小選挙区」になったのは、結局何だかんだ理屈はありますよ? まともな理屈はありますが、結局は「自分の子供」とか「自分の基盤」を引き継いで出したいためには「1人」の方が、金もかからないし、出すやすい、と。
で、「金がない」っていうことは「政策がない」から「金がかかる」。

100万づつ配ったり、広島の法務大臣、前の法務大臣、あるから。ね?
市議、県議に全部金配って、愛知県なんかでもやってますが、そういうことをやるから金がかかる。
ちゃんと「政策を言って、我々国民が選ぶ」と。
これはもう「選挙権」ですから。「選挙権」は奪われてるんです。

ところが、NHKとかワン?とかがね、「選挙に行くのは義務だ」みたいなこと言うんだよ。
「清き一票」とか。あれは「権利」だからね。

だから僕の選挙区みたいに、僕が投票する人(投票したい候補者)が「いない」んだもん。
「2人しかいない」んだもん。
それで選べるはずがないじゃないですか。「党」は選ばないんだから。ね?

だから、僕はこの記事見てね、というかテレビの放送を見てびっくりしたのはね、もうどのテレビもね、「東京8区の有権者」の立場は、全く言わないんです。
要するに、「党 側」がね、「枝野がなんかマズいといってる」とか、全部「党の中身」じゃない。

しかも「野党」っていったら「党が違う」でしょ?
「党が違う」のに「談合」していいんですか?
だって、「党が違う」っていうことは「思想が違う」からやってるわけで、それを選挙になったら「勝つために」、「お前のとこの出せ」とか「俺が出る」とか、何やってるんだろうね、これ。

だからもう完全に、「選挙」の時には「党派はなくして」選挙して、そして「選挙が終わったら」、「党」なら
「党」を「作る」っていうふうに、ちゃんとしないとね、今のこういう「政治家」とか「憲法学者」っていうのは、何やってんのかね。

僕はもうこの「令和」のこの「8区」の状態見てね、本当にね、愕然としましたよ。
「選挙人」はいないんだな、と。

居島氏
選挙前にもう「民意が無視されてる」ということですか。

武田氏
もう、選挙をするだけの、要するに「政党」、まあ「政党」っていうか「議員」側にね、そういうものがない、っていうことですよ。非常に問題だね、「日本人に選挙権がない」んだもん。

居島氏
はい。そういうことになりかねないんですけれども、須田さんいかがでしょうか?

須田氏
これ全く「逆の立場」から見るとね、「被選挙権」っていうのもあるんですよ。
要するに「選挙を受ける権利」というのも、これも憲法でで保証されていて、「山本太郎」さんに「間違いなくある」んですよ。

あの、ですからね、私はそういう点考えると、山本さん、この8区に出馬されれば良かったんじゃないのかなぁと。
で、ところがね、それに対して「立憲民主党」の候補者、その支援者の方々が「ハッシュダグ 何ちゃらかんちゃら」「何とか認められない」っていうのを出して「反山本太郎 のデモ」がその地元で行われたりとか、

居島氏
デモまでですか?

須田氏
ええ。まあ「デモ」といっても「簡単」なね、抗議行動ですけれどもね。
まあ、そういったことが行われていて、「結果的に」そういう反発があったから山本太郎さんね「出馬撤回に追い込まれてきた」、

「山本太郎さんの被選挙権はどうなんだろうか?」というところを、やっぱり考えて見るべきじゃないのかなぁ、と。
確かに、「野党共闘」「選挙協力」「統一候補」っていう点でいうと、山本太郎さんの行動は「どうなんだろうかな」っていう点はあるけれども、
とはいってもですね、これ「出馬するべき」だったんじゃないかなぁと思いますよね。
これが1点。

ただ、もう1点が、どうなんだろうね、マスメディア、マスコミって選挙戦がスタートするとね「公平公正に扱う」っていうね、ところがある。
つまり、1つの選挙区を取りあげたら、要するに「自民党から共産党まで」全員の名前をあげる、(全員の)映像を流す、みたいなことやるじゃないですか?
選挙区の取り上げ方にあたってはね。

そこは「公平性」が担保されてるんだけれども、「注目選挙区」ってよくやるんですよ。
要するに、「注目する」、「動きが華々しい」とか「面白い」とか、そうするとね、そういった点でいうと、間違いなく「野党側」「野党サイド」は、「東京8区」にそれを「仕込んできた」んですよ。

もともと、「東京8区」っていうのは、「革新系」の方が強い地域、で、「石原伸晃」さん、ですよね自民党は。
で、この方がずっと連続当選してきたのも、もう「奇跡」とも言われているんですよ。
「野党が分散してた」から、もともとそんなに選挙に強い地域じゃないし、野党の地盤が強いところなんで、石原さんの連続当選っていうのも、かなり「微妙」なところがあったんですね。

加えて、とはいえ「石原さん」っていうの、「石原派」の、小なりとはいえ10人ほどいる「派閥のトップ」ですよ。
で、「自民党の派閥のトップ」、そこに要するに「山本太郎」さんっていうね、これ言ってみれば「野党共闘」の中の「ジョーカー」と呼んでるんですけど、
「何でもアリ!」

が、「乗り込む」。こんなに「絵になる」ことはないですよ。
ね、そこはね、やっぱりね、野党の、野党のっていうか「立憲民主党の上層部」っていうのかな、一部のね「小沢さん」とかさ、「中村さん」あたりが考えたんだろうね。

で、そこに「ドーン」と行くんですよ。
山本太郎さんが「電撃人」といったらいいのかな? サプライズで「8区から出まーす」ってギリギリまで言ったらね、やっぱりほら、マスコミこうやって飛びついたじゃないですか。

居島氏
それは、出しますよね。

須田氏
ええ。作戦成功したんですよ。
ただ、その8区においては「地道に」、女性候補なんだけどね、「活動されてきた方」がいらっしゃるわけ。「一児の母」かなんかだったかな。

だから「選挙」って、選挙戦が始まってからが選挙じゃなくて、それまでの「地域活動」「地道な活動」、ワンセットにして僕は「選挙活動」だと思うだけどね。
で、「その人を引きずりおろして山本太郎が出る」っていうね(パフォーマンスとして)組織がそれをやったら、果たしてそれはいいんだろうか。
「選挙」が実現できるんだろうか、って僕は思いましたね。

ただ一歩の「戦術」「戦略」っていうのは理解できるし、そういった「注目選挙区」に仕立て上げて、
で、「山本さん」が出ないと「地味」ですよ、やっぱり、構図としては。

もしそれで仮に「政権交代」が実現できなくても、「派閥りょうし?を、落選させた」っていうことで、次につなげていくというかですね、大いに「宣伝」になるじゃないですか。

居島氏
ある種「首をとった」というような‥。

‥それが「こうなってしまう」という‥。

では先生、次のニュースいっても宜しいですか?


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