艦隊これくしょん　鎮守府新春ライブ2020 昼戦レポ(6) 呉氏、そして隠し玉の篠笛・玉置さん

予告通りの登場となった呉氏、持ち歌の「君くれハート」をタニベさんのボーカルで。
このステージは艦娘遊撃隊のダンスも見ものなんだけど、呉イベント参加者にとっては、呉での楽しかった思い出を連れて来てくれる曲でもあって。

海自カレーフェスでの食べ歩き。カレーフェスでの呉音楽隊による演奏。護衛艦「かが」格納庫でのスペシャルコーナー。スタンプラリーで見た景色。楽しかった飲み会と美味しい食事。屋台ラーメンに呉冷麺。わいずかふぇでのオーナーのせいこさんや同席の提督たちとの会話。翌日の大和ミュージアムに術科学校見学。
そうした呉での思い出が全部ぶり返してきて、気が付くと泣いてた。

そして提督たちから「何も言われてないけどまたすごい人なんでしょ？」と言われてた篠笛の玉置ひかりさん。
芸大邦楽科卒の篠笛奏者で、学生時代から世界的に活躍されている。
一応箏の師範の息子で、学生時代にものすごく不真面目に尺八やってたので、多少そっちの方の知識があるのだけど…。
「芸大邦楽科」ってそれだけで純邦楽では格の上でも技術の上でも最強の演奏家。もう若い頃から師範の資格を得て、世界レベルでバリバリやるのが当たり前みたいな、エリートでございます。
その中でも実際に活躍をされてるエリート中のエリートの演奏家をこんなあっさり呼ぶとか、またC2機関とんでもないことしやがって…。

で、そんな人をロックバンドに入れて吹かせる。
昼戦はPAの調整が微妙だったのが残念だったが、それでもここぞと言う時に流れてくる笛の音が、まさに「艦これBGM」。
高崎さんとアイコンタクトしながら楽しそうに吹いてらっしゃるのがまた素敵。

純邦楽やっぱりかっこいいよなぁ、俺も5歳から箏弾いてたんだし、あれ真面目に取り組んでたらもう少し何かになったんでは…なんてことを思ってしまうが、純邦楽って所作に関しても非常に厳しい世界で、超いい加減な自分はついていけずドロップアウトしたので。

またこういうコラボでの演奏、聴きたいなあ…。