艦隊これくしょん 鎮守府新春ライブ2020 昼戦レポ(1) 全体:超ジャンル横断の最高なステージ

さて、いろんな人の感想読むのが楽しくってなかなか書き出せなかったレポ、まとめていこうと思う。

まずは全体の感想として…いやもう最高としか言えない。

「艦隊これくしょん」というゲームはかわいい女の子に擬人化された艦船を扱うゲームであり、女性のかわいらしさやかっこよさ、といったものはステージ上でも声優メンバーや艦娘遊撃隊、1MYBによって示されているわけだ。
しかしそこに無良提督、Toshl提督、高崎晃さんといった男性陣が加わり、男のカッコ良さ、力強さ、熱量、圧といったものを彩る。その多くが男性である観客もそれに呼応するようにボルテージを上げていき、ステージの「男のすばらしさ」を盛り立て、さらに熱くしていっていた。
なので結果として、女性キャラのゲームのイベントに来たのに、男性アーティストや、それに対する男性観客の熱い称賛みたいなのがすごく印象に残る、そんなステージだった。
つまり、このステージって「女性もきれいでかわいいし、男性も力強くてかっこいい」を示すと同時に「観客である君らが熱意を込めて称賛することでさらにかっこよくなるんだ」っていうのを示しているようで…。
これが観客の一人として、本当にうれしかった。

一方で「ジャンル横断」も激しいステージで、「艦隊これくしょん」を中心として、フィギュアスケートの無良さん、ロックのToshlさん、高崎晃さん、さらに鎮守府の街である呉市からの呉氏が入ることで、本当に幅広いジャンルを横断・融合する、とても新鮮なものとなっていた。そして、それぞれのジャンルのファンが観客として集まったことで、お互いにお互いのアーティストの良さを語り合い、交流も進んでいる。

これらが成立したのも、第一には演者さんたちによる一流のパフォーマンスがあってこそであって、皆さんには本当に感謝しかない。
そしてこんな素晴らしいステージを作り上げたC2機関にも、惜しみない称賛を。

…もっとも昼戦はPAの調整不足があったり、スタンディング許可出てなかったりして若干燃焼不足なところはあった。
でもそこはステージというものはナマモノだし「観客全員が何やるか知らないので、出し物に対する驚きっぷりも新鮮」というのが初演、というものなので。
本当は両方観るのがいいんだけど、これだけ観たい人がいる中で片方当選しただけでも御の字、と思っている。

これからもC2機関のステージは追いかけていきたい。本当に楽しいものを見せてもらえるから。

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