Flesh and blood 海外記事翻訳:BEYOND 1-0: A GUIDE TO DATA DOLL 

本記事は以下の記事を日本語訳したものです。
Discord内 Flesh&Blood TCG Community のData Dollチャンネル
Phys Robin氏

Discord内 Flesh&Blood TCG Community のData Dollチャンネル
Paranoid氏

Stian Taknes Eriksen氏
twitter:
https://twitter.com/FABeriksen

翻訳に関する指摘はBuitton @Buitton2 まで。歓迎します!
Playerとしても未熟かつ文章で飯食ってる訳でもないので誤訳等たくさんあると思います。
Paranoid氏とPhys Robin氏はコンタクトが取れて許可を頂きましたが
Stian Taknes Eriksen氏の許可が取れていません。なので何かしらアクションがあった場合該当する部分を消そうと思います。
また、画像の追加や随時追記及び修正していきます。

最後になりましたが翻訳記事の公開を快諾して頂きました、Paranoid氏とPhys Robin氏の両氏にこの場をお借りして深い感謝を述べたいと思います。
貴重な洞察を日本のPlayerと共有する機会を与えていただき、ありがとうございました。
また、ご指摘頂いた皆様に感謝いたします。

はじめに

Metrixの中核をなすのは、Data Dollの鼓動(より正確には「ビープ音」)です。彼女はMetrixの尊敬する科学者たちの目となり耳となる存在です。Data Dollについては、その弱点もあって、これまで語られなかったことがたくさんあります。しかし今日は、Data Dollのユニークなプレイスタイルや、もしかしたら勝てるかもしれない戦略について紹介します。

01100010 01110101 01100111 01110011 (BUGS)

まず、言いにくいData Dollの弱点の話から始めましょう。
知性(手札の枚数)が3。これだけストーリ上では賢いキャラクターなのに、彼女は間違いなく平均的な人間よりも処理速度が遅い。この欠点はゲームバランス上絶対に必要なものであり、これがなければ競技レベルのイベントで高い使用率を誇るようになるでしょう。知性が4あって、1ターンに最大4つのアイテムを0コストでプレイできることを想像してみてください。私のようなData Dollプレイヤーにとっては夢のような話です…(いや、マジでこうならんかな)

Mechanologist Itemの性能に限界もあります。Data Dollがそれらを活用できるかできないかを考慮する以前に、Itemの有用性に疑問符が付きます。DashのSpecializationであるTeklo Coreも使えないし、Itemのブロック値が0であることも弱点です。(手札全てがItemで防御できない、なんてこともあります。)

プレッシャーをかけるには、できるだけ多くのMechanologistが付くカードをデッキに入れる必要があります。これは攻撃の連鎖と、ItemをBanishするためです。GenericカードをBanishしてBoostを失敗させると、せっかくの勢いが止まってしまいます。

Boost-追加コストとしてBanish-(デッキトップを追放領域に置くこと)して
そのカードにMechanologistが付いていればGo Againを得る

01000110 01100101 01100001 01110100 01110101 01110010 01100101 01110011 (FEATURES)

これまでのところ、Data Dollの魅力をまったく提示できていないことは承知しています。しかし、ItemをBanishした時の脳汁は、赤い《Throttle》をBanishした時の悲しみを補って余りあるものです。

唯一の6点Boostカード
これがBanishすると火力不足になりやすい

しかし、Data Dollの能力を別の角度から見てみましょう。Dashのヒーロー能力は、0コストでItemを1つ場に出した状態からゲームを開始することができます。一方、Data Dollは、MechanologistであるあなたがすでにやっているBanishによって、ゲーム中にいくつものItemを0コストで場に出すことができます。

ItemをBanishゾーンから場に出してもよい

01000010 01110101 01101001 01101100 01100100 (BUILD)

BEYOND 1-0: A GUIDE TO DATA DOLL

デッキはMechanologistのカードだけで構成し、Boostを失敗しないようにすることを推奨します。Data Dollはすでにカードアドバンテージで劣勢に立たされているため、Boostに失敗するとターン数がさらに少なくなってしまいます。また、少なくとも1枚のBoostカードを引くことは、Itemを場に出したり、《Teklo Foundry Heart》を発動させたりするのに不可欠です。
《Teklo Foundry Heart》は、追加の手札となり、Pitchを効率的に行うことができます。また、Itemを場に出す機会が2回増えます。

Boostを行った自ターン中に1回だけ効果が使える
1コスで2枚BanishしてBanishしたカードがMechanologistなら1リソース(合計2リソ)を得る
Dashとは違いData Dollでは必須

使用するMechanologistのBoost持ちカードも大体0コストにし、ほぼPitchする必要が無いようにします。そうすると、リソースが少ないときでもデッキを動かし続けることができます。また大きなダメージを与える役割は、赤の《Throttle》と《Zipper Hit》に依存しており、またそれらにDominateをできるだけ頻繁に付与しなければなりません。

戦術はアグロを採用します。山札を早々に使い切ってしまい、手札が3枚の状態でブロックをする余裕はないためです。

手札からカードを使っての防御的な立ち回りを推奨するわけではありませんが、それでもなるべくダメージは軽減します。《Dissipation Shield》は《Sink Below》として機能し、早めに出すことでItemを揃える時間を増やすことができます。出していきなり防御で使う必要はありませんが、プレイしたままにしておくと毎ターン防御力が下がるので、早めに使うことが重要です。

4個カウンターを乗せて場に出る。
自action phaseの最初にカウンターを取り除いていき、取り除けなかったら破壊
ダメージを受けるときにこのItemを壊せば、乗ってるカウンター分のダメージを軽減

デッキには11~12枚のアイテムを採用し、デッキのおよそ4分の1がアイテムであることを推奨します。これは一貫してBahishでアイテムを出すために重要なことで、本来のカード不利を相殺することができます。

最も重要なアイテムは《Optekal Monocle》です。これは、蒸気カウンターと引き換えに、一度に1枚ずつOptすることができるものです。《Optekal Monocle》は蒸気カウンターが5個ある状態で場に出るため、Optの回数は5回となります。この効果は1ターンに1度ではないので、デッキの上からBoostで BahishしたいItemを効率よく探すことができます。《Optekal Monocle》をゲームの早い段階で出すことで、運だけに頼るのではなく、積極的にItemを探すことができるようになります。

Opt X-デッキトップからX枚みてそれをボトムに送るか選べる

また、《Induction Chamber》も早めに見つけたいItemです。Dashと同じ理由で、安く複数回攻撃できるため、対戦相手にゲーム終盤のブロックを強いることができます。
《Plasma Purifier》は《Induction Chamber》と相性が良いのですが、採用する場合は、Itemが多すぎてしまうため、採用しない場合もあります。

1リソで1カウンター乗せる
ターン中1回Attack ReactionでPistolにGo Againを付与できる
1リソで1カウンター乗せる
ターン中1回カウンターを取り除いたらターン中のPistolダメージを+1
3個カウンターが乗って場に出る
Boost持ちカードを使ったらターン中初回のみ
カウンター1減らして1リソ

《Hyper Driver》はリソースを助けるために採用します。このアイテムは、《Teklo Plasma Pistol》の再装填や《Teklo Foundry Heart》のコストを支払うために非常に便利です。

2個カウンター乗せて場に出る
カウンター消費して次の攻撃にDominateを付与

《Convection Amplifier》は前述したとおり、《Throttle》にDominateを付与するために重要です。

《Absorption Dome》は、必要なときに少量のダメージをブロックするのに役立つだけです。《Harmonized Kodachi》に対しては、《Mask of Momentum》のドローを阻止したり、4打点のクリティカルな攻撃をブロックするのに役立ちます。メタがIraから離れると、《Absorption Dome》を入れておくよりもっと低コストの攻撃を採用したほうが良い選択になるでしょう。

出したターン中Boostした回数のカウンターが乗る
ダメージを受けるときにカウンター1につき1点軽減


COMPUTER LEARNING: DATA_DOLL.EVR

Data Dollデッキの目標は、できるだけ多くのItemを出すことであり、理想的にはそのコストを払わないことです。最も重要なアイテムは、《Micro-processor》、《Optekal Monocle》、《Plasma Purifier》、《Induction Chamber》、《Teklo Pounder》、そして《Dissipation Shield》です。それ以外にも便利なカードがあり、個人の好みやメタに応じて入れるものを選ぶとよいでしょう。しかし、上記の項目は核となるものです。

《Micro-processor》は自明の理です。デッキのトップを固定し、Itemを取り出します。デッキの中で最も必要なカードであり、ヒーローの能力を最大限に引き出してくれます。《Optekal Monocle》は《Micro-processor》をできるだけ早く見つける目的で採用されています。《Micro-processor》を手に入れると、《Optekal Monocle》の価値は大きく下がります。

《Teklo Pounder》は相手の手札を削ったり、《Teklo Plasma Pistol》が致命的な脅威となるくらい相手のライフを詰めるのに適しています。

3個カウンター乗せて場に出る
ターン中最初のBoostカードにカウンター取り除いて+2点

《Plasma Purifier》と《Induction Chamber》は終盤の役割を果たします。この4つをすべて出し切ったら、7つのリソースを保持してピストルの連射を繰り返すパターンに移行します。その時点で、勝利は目前です。

《Dissipation Shield》は、Data Dollの防御力を補うためにあるものです。特にWizardsに対して有効です。

一見良さそうに見えても、実際には思った通りの働きをしないItemがいくつかあります。《Absorption Dome》はその筆頭です。《Absorption Dome》が2つ以上のカウンターを受ける確率は極めて低く、そのため入れる価値はないと考えます。

《Signal Jammer》はまともに効果を使ったとしても、ほとんどのマッチアップで3リソースであること以外では役に立たちません。WizardsはData Dollのトリガーに反応できるので、《Signal Jammer》がBanishされると同時にKanoはInstantで行動できてしまいます。Iyslanderに対しては若干有利ですが、最良の戦略ではないし、それでも不都合なだけです。このカードが本当に輝くのは、Runebladesと、それほどでもないがWarriorsに対してであるため、地域のメタによっては、必ずしも悪いカードではありません。

お互いがAttack Action以外のカードをターン中1回しか使えなくなる
1個カウンター乗せて場に出る
自ターン開始時にカウンター外せなければ破壊
つまり2ターンの間効果が出る

《Dissolution Sphere》は確実に仕事をしてくれるカードですが、《Dissipation Shield》ほど良くはありません。このカードは主にViseraiに対して有利になりますが、他のヒーローに対してもリーサル計算を狂わせることができます。私は2枚入れていますが、真っ先に抜くカードです。

1ダメージを受けるならそれを0にする
1個カウンター乗せて場に出る
自ターン開始時にカウンター外せなければ破壊
つまり2ターンの間効果が出る

《Hyper Driver》はゲーム序盤から中盤にかけて来てくれると、とても良いのですが終盤になるとあまり役に立たなくなります。このカードを抜くことは考えません。

基本的に攻撃は、《Zero to Sixty》、《Zipper Hit》、《T-Bone》のコスト0か1のが中心です。例外として《Throttle》を採用する可能性もあります。

初心者のうちはGenericカードを採用しない方がよいでしょう。しかし長い目で見れば、Genericを採用した方がよいです。《Fate Foreseen》は主に4点の防御力のによる採用で、《Sink Below》よりも良い点は、ほとんどの場合、手札の質を上げるよりもデッキのトップを固定することのほうが重要だからです。

防御した時に手札を一枚ボトムに送れば1ドロー
手札入換カード

手札のItemはデッキトップのItemほど有用ではありませんが、攻撃や《Teklo Foundry Heart》の起動のためにPitchすることはできます。《High Octane》と組み合わせた《Tome of Fyendal》は、Dashプレイヤーにはおなじみの組み合わせで、Data Dollで必要なライフを得ながら爆発的なターンを提供することができます。Boost時にGenericを使うのは難しいかもしれませんが、潜在的なメリットは欠点をはるかに凌駕しています。

2ドロー
Arsenalから起動したら手札1枚につき1点回復

装備は比較的決まっています。Data Dollは手札からしっかりとブロックできないので、装備品から防御値を最大化してある程度相殺した方が良いです。《Teklo Foundry Heart》は、リソースを増やしつつItemを追放する機会も増やせるため、胴装備としては圧倒的にベストな選択肢です。ヘルメットは、Wizards以外には《Arcanite Skullcap》、または安価な代用品として《Ironhide Helm》です。Wizardsに対しては《Viziertronic Model ii 》で《Teklo Foundry Heart》を装備したまま、Arcane Barrierを獲得することができます。

最高の靴装備は《Achilles Accelerator》です。Boostの失敗からリカバリーをしたり、《High Octane》なしで《Tome of Fyendal》をプレイしたり、《Teklo Plasma Pistol》で追加攻撃したりすることができます。

腕装備はもっと多様で、私のインベントリには《Ironhide Gauntlet》、《Ironrot Gauntlet》、《Nullrune Gloves》、《Bracers of Belief》があります。多くのデッキは《Goliath Gauntlet》を採用していますが、私が《Throttle》を2枚しか採用していなかった頃はBanishやブロックによって使えなくなるリスクが高すぎました。《Bracers of Belief》はデッキトップに赤いカードを持ってこれる《Micro-processor》と相性がよく、このカードはどのAttack Actionカードにも適用できます。また、他に選択肢がない場合に一番上のカードを確認する手段として使えます。しかし、私はほとんどの場合、より多くのダメージを与えるよりもブロックすることの方が価値があると考えているので、《Bracers of Belief》はOldhimに対してのみ使用しています。

技術的なこと
Everfestでは、DataDollにより多くのリソースと、3という不自由な知性を克服する方法が提供されました。まだトップクラスのデッキには及ばないが、彼女のアップグレードにより、正しく構築すれば、彼女で勝つことが本当に可能になりました。そして運もある。彼女は信じられないほど楽しいヒーローで、彼女を使いこなすことは他のどのヒーローよりもやりがいがありました。長いゲームの終わりには、彼女のサイドはアイテムで覆われています。相手がアイテムの役割を正確に知っているかどうかにかかわらず、それは威圧的なものです。このユニークなヒーローを試してみたいという人は、ぜひDataDollプレイヤーのエリート集団に加わってください。

DATA DOLL V3: INTEGRATING THE DYN PATCH

Data Dollでは、Itemを場に出すためにBoostすることになります。ほとんどの対戦相手は、その知性から準備に時間がかかり、2~3ターンの間はプレッシャーをかけてこないと考えます。

どのItemも重要だが、Blitzは速いので優先順位をつけなければなりません。最初のターンは、《Dissipation Shield》、《Absorption Dome》、《Plasma Mainline》、《Optekal Monocle》といったItemを場に出すことが重要です。

自ターン毎にそれぞれ1回ずつ効果が使え、 ターン中最初に使ったときのみgo again
1.Opt 1
2.1枚ドローして手札を1枚トップに戻す(記事中”マリガン”の効果)
3.トップカードをbanish

2ターン目に例えば、行動ポイントは残り1点、カードをマリガンするために一度使用した《Micro-Processor》と、カウンターが5個乗っている《Optekal Monocle》がある状況だとします。私なら《Plasma Purifier》をスキップしてでも、《Optekal Monocle》で防御アイテムを探します。そして、《Micro-Processor》で「トップカードをbanish」して場に出し、ターンを終了します。

その後のターンは、見つけたものをすべて追放すします。《Teklo Plasma Pistol》を撃つときにItemは多い方が有利になります。

優先順位のつけ方について、各アイテムとその戦略について解説していきます。

BLOCKING FROM HAND IS OUTDATED
3つの知性が特に防御において大きな欠点であることは周知の事実です。しかし、これこそが、新しくアップグレードされたData Dollが輝くところなのだ。私はこのデッキのすべての対戦で《Dissipation Shield》を常に場に出すようにしています。これをBanishすることで、対戦相手(と自分)のターンにInstantで発動できる「フリー4点ブロック」という重要な余裕が生まれます。この4点軽減は、装備と組み合わせることで、通常あなたの体力を維持するのに十分です。

注:ヒット時効果のないダメージに対して《Dissipation Shield》を発動することはほとんどありません。何か破壊的で重要なものを防ぐために使用します!

手札からのブロックは特にこのデッキでは稀です。それは、対戦相手が最初のターンで大きな攻撃を仕掛けてきたときや、ゲームの終盤のターンに使うものです。それ以外ではBoost、《Micro-Processor》によるトップデッキの追放、《Teklo Foundry Heart》の起動によって、自分のBanishゾーンに入るカードの数を最大化することが全てです。しかし、《Optekal Monocle》が闘技場に出た時点で、どのアイテムがBanishされ、その後場に出るかを完全にコントロールできるため、手札からさらに3ブロックを追加することに快感を覚えることができるようになります。

《Dissipation Shield》の価値はWizardsのようなクラスに対してピークに達します。Guardians や Brutesなど、DominateやIntimidateでプレッシャーをかけてくるクラスに対しては、壊滅的なCrush効果を避け、2ターン目に死なないようにすることができます。強力なAttack Reactionsを持つWarriorは、Instantの起動で対抗できます(特筆すべきは、リプライズを誘発させないこと)。

《Dissipation Shield》はData Dollの最も重要なカードです。そして、Dynastyの新しいおもちゃでさらに強くなったのです。

”””《Dissipation Shield》は、Data Dollの最重要カードです。”””

OLD HARDWARE, UPGRADED TRICKS
《Absorption Dome》は、長い間《Dissipation Shield》の弱い弟分として扱われてきました。特にData Dollの場合、3枚の手札が潜在的なブースト数を阻害するため、1つか2つのカウンターで場にでることが多く《Absorption Dome》は効果的に使えませんでした。しかし、《Dissipation Shield》とは異なり、《Absorption Dome》はダメージにマッチして防ぎ、蒸気カウンターがすべてなくならない限り消えることはありません。Dynastyのリリースに伴い《Plasma Mainline》が登場し、《Absorption Dome》に2個、3個…4個と蒸気カウンターが乗せることができるようになりました。

5個カウンターを乗せて場に出る。
他のItemが場に出たときにカウンターを1個そのItemに移動する

この2つのアイテムの組み合わせは、特にNinja や Runebladeの対戦で、防御力に大きな影響を与えます。Ninjaは《Mask of Momentum》のプレッシャーを与え続けることができる《Phoenix Flames 》や《Crouching Tigers》を持っているだろうし、Runebladeは、4点ダメージの攻撃のような厄介な数字を出してくる。それを、吸収ドームによる蒸気カウンター1つと手札1枚、あるいはカウンター2つと装備品ブロックで完全にブロックすることができます。

”””《Plasma Mainline》は、データドールにとって絶対的な革命です。”””

《Plasma Mainline》が本質的に行うことは以下の通りです:

  • すぐに使える《Induction Chambers》や《Plasma Purifiers》を用意し、ターン中のダメージを増やす。

  • 《Dissipation Shield》や《Absorption Dome》などのアイテムにより、防御力を大幅に向上させる。

《Plasma Mainline》が場にあるときに《Optakle Monocle》を使用し、デッキトップに《Induction Chambers》や《Plasma Purifiers》があると、実質的に3~4ダメージを追加できることになります。《Plasma Mainline》が2つある間は、これらのItemに2つカウンターを乗せることもでき、次のターンに0コストで起動する準備も整うことになります。

STORAGE
我々(DataDollを擦り続ける狂人たちのこと)は、採用候補となる素晴らしいカード《Jump Start》、《Pulsewave Harpoon》、《Urgent Delivery》を手に入れました。

《Hyper Driver》はData Dollの定番で、私のリストには必ず入っています。《Jump Start》は《Hyper Driver》と完璧なシナジーを発揮し、2コストのカードを避けるという私の個人的な好みにも合致します。《Hyper Driver》がプレイされているとき、《Jump Start》は1コストで5点攻撃し、Boostすることができます。もう完璧です。

《Pulsewave Harpoon》は基本的に相手にChain Link 3で使用しブロックをさせ、相手の次のターンの攻撃から巨大な脅威を取り除く機会を与えてくれます。これはまた、あらゆるマッチアップにおける知性の差を大きく感じなくなります。

赤の《Urgent Delivery》は4ダメージで《Pour the Mold 》!ターンを終えるには最高の方法です。Boostができないので、1枚だけの採用にしています。

GRAPHICS CARD UPGRADE
《Optekal Monocle》と《Micro-Processor》の間には、忘れられたシナジーがあります。多くのプレイヤーは、手元に3枚の攻撃アクションカードがあるにもかかわらず、ターン開始時に《Micro-Processor》を起動してカードを引いたりします。しかし、《Micro-Processor》はターン開始時に発動するものではなく、ターン終了時に効果的に使用できる可能性があります。《Optekal Monocle》だけでも十分ですが、《High Octane》があれば、ターン中のブーストごとに《Micro Processor》を追加で発動できるようになります。

注:《Micro Processor》のアクションは「1ターンに1回のアクション」なので、「トップカードをBanishする」アクションは、ターン終了時の余ったアクションポイント用に取っておくようにしましょう。

防御アイテムの重要性は、いくら強調してもしきれません。ターンの終わりに防御アイテムをセットすることは、致命的なものでない限り、最後のピストル2回よりも常に優れています。相手がブロックしていない場合、大きなダメージが来ることが予想されます。この場合、2点ブロックのアイテムは、次のアクション・フェイズに装填したまま準備できるピストル攻撃よりもはるかに優れています。上記のコンボを使い、防御的なアイテムを場に出すことは、Itemを場に揃える時間を確保するための最良の手段です。

BOOTING UP
開幕のダイスロールで負け、相手が先攻を選びました。手札にはブロックがゼロのアイテムが3つあります。やばい。

…このようなことが時々起こるので、私のリストにはIronhide装備(常にGauntlet、時々Legs)が含まれています。《Achilles Accelerator》はMechanologistの必須アイテムだが、テストしてみると、《Ironhide Legs》は特定のマッチアップで必要な価値を発揮することがわかりました。Benji や Bravoに対して、ブロックがゼロの黄色のアイテムが、4点ブロックになり、Crush効果や《Mask of Momentum》の効果を回避することができます。手持ちのアイテムが3つになってしまった場合、Ironhide装備に赤のアイテムをpitchすることで、2つを処分することもできます。

GOING IN FOR THE KILL
アイテムを揃えるまでの時間を確保する新しい防御力についてたくさんお話ししてきましたが、DataDollの勝ち方とはどのようなものでしょうか。ある時点(通常は、《Induction Chambers》や《Plasma Purifiers》が1~2枚ともプレイされているとき)で、戦略を切り替える必要があります。

BoostしてItemを場に出すのをやめて、Boostして幅を広げるのです。つまり、青のカードは《Induction Chambers》や《Plasma Purifiers》、《Teklo Plasma Pistol》をチャージするためのPitchカードになり、赤で攻撃することになります。

《Teklo Plasma Pistol》を中心にアイテムをセットするというゲームプランが達成されたら、攻撃の手を緩めることなく、すぐに山札から残りの赤カードを取り除きたいところです。通常は、2回目のピストル発射後、Item上にカウンターを置く前に、Attack Actionカードをプレイします。もしデッキに青しか残っていなければ、毎ターン12点攻撃することになります。ここまでくれば相手は防御しそこなうか、山札を切らすところまで行けます。

"""DataDollは自分で山札を削ることができる数少ないヒーローの一人です。"""

勝つための手札は、手札に青2枚と赤のブースト攻撃アクションがあり、さらに自分のarsenalに赤の攻撃アクションがある、というようなものでしょう。この時点では、追加攻撃用のリソースを産まない限り、《Teklo Foundry Heart》は使わないでください。DataDollは自分の山札を削りきることができる数少ないヒーローの一人であり、これは典型的な新人のミスである。

最後の一発を撃つ前に、余ったリソースでアイテムをチャージすることを忘れないように。《Induction Chambers》からGo againしなければアクションポイントは得られず、次のターンの準備に使えたはずのリソースを無駄にするのは最も避けたいことです。

RELEASE NOTES
「Dynastyからはさらに多くのアイテムにアクセスできるようになる。」悲しいことにその希望は打ち砕かれました。
《Powder Keg》は《T-Bone》との組み合わせで大きな脅威となるが、ピストルでは使えず、Gun装備のDataDollはどうしても勝てませんでした。また、《Hyper Driver》のカラーバリエーションが増えましたが、私たちは赤にこだわっています。

その他、入らなかったカードとしては《Scramble Pulse》と《Crankshaft》です。まず、これらは2コストです。
《Crankshaft》はCCDashに最適ですが、このカードのBanish効果がBlitzで勝敗を分ける要素になるところまでは到達しないだろう。《Hyper Driver》は場に出るときにすでに仕事をしているし、私たちはおそらく毎ターン12回攻撃するために青のカードを採用すると思います。

《Scramble Pulse》は、temper持ちの装備品がcombat chainから離れるときに破壊することで、多くの人を驚かせるカードです。繰り返しになりますが、《Scramble Pulse》はBoostDASHにとって素晴らしい追加カードになると思いますが、攻撃するためのコストがDataDollにとっては高すぎるのです。

私の経験では、Rhinarは最も厳しいマッチアップです。3枚のカードをIntimidateすることはRhinarにとって難しいことではないので、このマッチアップでは《Helio's Mitre》の運用を考えています。《Helio's Mitre》に青をpitchすることで、《Ironhide Gauntlet》のためにリソースを1つ浮かせておくというのがセオリーです。

DataDollは非常にプレイしがいのあるヒーローで、Dynastyのリリースにより、ようやくその力を発揮するようになった。このリストは、過去にDataDollに手を出したことのある人なら誰でも違和感なく使えるはずで、私のテストでもその効果は証明されています。

01000011 01101111 01100100 01100101 (CODE)

私がこの世界で最も好きなもののひとつは、確率論と統計学です。このデッキを開発するにあたり、成功の確率を表す離散確率分布である超幾何分布に注目しました。簡単に言うと、デッキのアイテムの数から、アイテムが増える確率を計算したのです。

確率が高いことは重要ですが、生き残ることも重要です!アイテムをブーストする確率が上がれば、その分アイテムを引き当てる確率も上がる。また、ゲームを続けるためには、十分なダメージを与える必要があります。

確率論はどのTCGでも重要な要素だが、Boostを重視するMechanologistのアグロデッキは、それを中核とする機構になっています。そして、DataDollほどそれを実践しているヒーローはいない--少なくとも、私のDataDollデッキはそうである。

01010111 01101000 01111001 (WHY?)

ご覧の通り、この解雇(*俗に"終わってる"という意味で使用してるのかも?)されたキャラクターにはかなりの労力を費やしました。そもそもなぜDataDollを使おうと思ったのか、何人かの方から聞かれました。そして、正直に言うと、純粋にロボットへの愛から始まったのです。しかし、私がこのデッキをプレイし続けたのは、彼女のゲームプレイデザインがいかに理路整然としているかに気づいたからだ。彼女は計算された知的なキャラクターであり、それは彼女の開発とデザインに表れている。私は彼女のキャラクターに対する配慮にとても感謝していますし、DataDollデッキの楽しさを世に示したいと思いました。このデッキをプレイするよう勧めてくれた人たちに感謝していますし、このデッキをさらに発展させるのが待ちきれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?