日記くらい書かなければ。3月17日


普段は小説を書いているけど、今日は何も書けなくて、ただ教会に行って帰ってきた。夕方に少し後輩と電話をしたけれど、とうとう俺もあいつも眠ってしまった。気づいた頃にはもう20時で、用意されたカップヌードルを啜って、今に至る。

「僕がいなくて困る人なんかいなとも毎朝思う。」

ドレスコーズより「ゴッホ」

僕の好きなバンドが毎朝僕に刺してくる。
教会の人とも話したけれど、僕は現状に満足している。
昼に起きて、ご飯を食べて、自分のために文字を打って、夜に寝る生活。
人々が羨むほどの生活を僕は送れている。中退した専門学校の友達は、今も頑張っているのだろうか。

僕は何も成し遂げていない。何かを成し遂げるために、自己投資をするために、睡眠時間を削って、往復三時間の移動なんてものが耐えられなかったんだ。僕が弱いからだと思っていたけれど、言い訳を探すために勉強していたら、やはり耐えられなかったのは人間の構造上しょうがないことがわかった。
人間は八時間半の睡眠がデフォルトになければ、体に支障をきたしてしまう。過度なストレスは、短命の元である。
しかし困ったことに、ストレスのない生活も、ある意味ストレスになろうとしている。
制限されない。何も成し遂げなくていい。存在するだけで母親が笑ってくれるような日常。

良くない。

わかっているけど、ぬるま湯に浸かるのが心地良すぎて、現状を変えられるのはもうちょっと後になるのかも。
でも、最後に笑うのは絶対に僕。
それだけは揺るがない。
絶対に。そうしなきゃ、多分。

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