表現力アップ!母音とか子音とかの話し。

いろいろ歌い始めると
歌の表現力を上げたいナって思うよね?

今回は、その表現力をどうやって上げていくかって話し。

オリジナリティーを考えれば
ボソボソと歌うことも
淡々と歌ことも
情熱的でも、官能的でも
なんでもイイと思うのね。
そうなんでもありなの(笑)

でも、それらはみんな
歌う人、聴く人の
好みっていう観点なわけで、

しかし、伝わるというか、
伝える技術というのが
やっぱりあるんだよね。

それは、声を音として
本能的というか感覚的に
捉える感じかもしれない。

言葉を音(声)に乗せたとき
音程や、音色(トーン)、音の長さは
全て、言葉の母音に乗っていくわけね。
つまり日本語なら『あいうえお』
(母音がわからない人はググってね)

んで、母音に乗せたトーンで、
喜怒哀楽の基本的な感情のそのほとんどを
伝えることができるんだ。
すごく原始的なイメージでの会話というか
コミュニケーションを想像してみるとわかるかな?
(これをまず知っておくことが大事)

だから母音が大事なわけなんだけれど、
ただ、それは
喜んでる?
怒ってる?
哀しい?
楽しい?
という基本的な感情が伝わるだけで
言葉の細かい意味までは
伝わっているわけではないのね。

母音に乗せた感情と
言葉と意味とが組み合わさって
ときにマジックが起きるわけね。

その時に、必要なのが子音なんだよね。
(はい、ここでもわからない人はググって)

この子音って、言葉を伝えるのに
とても重要な役割をしてるんだなぁ。

日本語で言う
『あ・い・う・え・お』=『a・i・u・e・o』
これはまさに母音なわけだけれど、
『か・き・く・け・こ』とした場合
こんな風に描くとわかりやすいかな?
『Ka・ Ki・Ku・ Ke・ Ko』

文字ではわかりにくいけれど
Ka ならば、K の部分が子音ね。

この子音をはっきり発音することによって
言葉は明瞭感を得るんだ。
そして、アクセントにもなる。

アクセントって、簡単に言えば
強弱つけることではあるんだけれどね、
たまに、歌に『アクセントをつける』というイメージを
偏って捉えている人がいてね、
単純に音の大きさと勢いだけで
(ボリュームとアタックね)
アクセントをつけてる感じ。
でもそれは、せいぜい元気があるね、とか
勢いがあるとかその程度なのね。

それに、
実は、そう言う感じの歌は聴き辛いんだなぁ。
(個人的好みも含まれますよ、そりゃ)

じゃあ、どうやってアクセントつけるのよ!?
って、なりますわなぁ(笑)

それね、知りたい?
ほんとに、知りたい??
それはね、

子音の聞こえ方とトーンなんですわ。
これだけで説得力が全然違ってくるんだよ。
(歌とか声の好みは別よ)

やって聞かせてあげられたら
一目瞭然ならぬ、一聴瞭然!
(それをすぐにしないのがまたこのnoteのいいところ、か?)

音(声)としては母音じゃなければ
音程や音を長く伸ばすこともできないけれど、
子音がはっきり聞こえることで
僕はら言葉を聞き分けてるんだ。

マイクの抜けが悪いとか
言葉が聞き辛いとか
また、感情が入っている様に聞こえないとか
そんなダメ出しをされてしまう人の
原因も、かなりこれが理由だったりするんだけれど、
歌う前に、言葉として
歌詞の言葉の子音を強調して
なおかつ、セリフの様に
話してみるといいよ。

セリフ的にしても、無表情に聞こえてしまう時は
歌にしても、まず無表情だからね。

そして、この子音と母音の組み合わせの
関係性と秘密がわかったら
もう格段に変わるよ。
びっくりするくらいにね。
(自分だけだと気がつきにくいから難しくもある)

ちょっと驚くかもしれないけれど
この方法を極端なやり方というか
言い方をすれば
たとえばそれは、幼稚園児に
ゆっくりと話している様な感じに近いかもしれない。

「みぃーなぁーさぁーん、おはぁよーござぁいまぁーす!」

みたいな感じ。
子音がちゃんと聞こえて、
そのあとの母音が聞き取れるだけの
長さをもっているってことね。

なんていうか、子音で惹きつけて
母音で理解するみたいな。

だからね、歌が上手いなぁと思う人は
音符の捉え方が長かったりするんだよなぁ。
(言葉を置いていく様な歌い方もあるので全てではないよ)

そしてね、子音と母音の組み合わせで
聞こえ方や、タイミング(リズム)調整まで
できてしまうんだ。
(いや、マジ。すごいでしょ?)

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