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ナーフによる環境への影響

はじめましての方ははじめまして。そうでない方はいつもご覧いただきありがとうございます。私、ぶぶんぶんぶん(@bubun_bun_bun)と申します。

誇れる実績は特に持ち合わせておりませんが、最近はSR禁止の特殊レギュレーション、通称VR杯の環境考察とかをメインに活動させていただいております。

さて、先ほどのデュエル・マスターズ プレイス【公式】様のツイート(まだご覧になっていない方はこちら)により、6/10のメンテナンス終了後にゲームバランスの調整が行われるという発表がなされました。端的に申し上げますと「強すぎるデッキ・カードの下方修正」ですね。皆様それぞれに思うところはあるかと存じ上げます。

まあこれ自体は少し前に行われた「《連珠の精霊アガピトス》は好きですか?」という質問で話題になったアンケートで示唆されていたので当然といえば当然かもしれません。それにしてもいささか早すぎな気もしますが。アンケート終了からは5日、そして施行までの期日はたったの2日です。これは運営様の行動の速さに素直な賞賛の意を示すとともに、もうちょっと遊ばせてくれよ、という意見にも同情せざるを得ないスピードだと思われます(他のDCGを含めたゲームがそうなっているかわからないので何とも言えませんが…)。

そこで本記事では、AD・NDを問わず被害があったデッキをその被害度別に列挙し、そこから導かれる次の環境への解答を模索していこうという目的で執筆させていただきます。なお、記事の公開速度を重視するため、デッキのサンプルリスト等は省略とさせていただきます。ご了承ください。

1.被害甚大:再起不能レベル

この項では、デッキコンセプトや核など、「そのカードがないとデッキとして成立しないのに取り上げられた!」というデッキたちを紹介します。

1-1 青単テクノロジー(及びテクノロジー系全般)

まあ核である《インビンシブル・テクノロジー》のDP殿堂入りはさすがに無理でしょう。このカード、というかデッキに関しては《テクノロジー》を撃つことが終着点であり、それに構築を寄せている以上もうそれで組む意義を失ったようなものです。ちなみに青黒白(ドロマー)テクノロジーに至っては後述の《ゲオルグ》も取り上げられたのでさらに深い傷を負うこととなりました。

個人的にはこれに関してだけは文句言いたくて、「自分たちでアッパー(上方修正)したカードだろ!!じゃあ殿堂じゃなくて下方でいいじゃん!!使わせてやれよ!!《キング・レムリア》が泣いてるぞ!!!」っていう見解なんですよね。まあ決まってしまったものなので仕方ないんですけど…

1-2 ゲオルグ天門

《連珠の精霊アガピトス》及び《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》の被害を受けました。パワーカードの集合体みたいなデッキだったので、仕方ないっちゃ仕方ないです。多分ワンチャン現代とも渡り合えるくらいのパワーがあったので、デュエプレの世界線では明らかにやりすぎでした。

いやまあ、【5c天門】というアーキタイプは特にADだと生き残る可能性自体はあるんですよ。ただそれは【ゲオルグ天門】ではないので今回は被害甚大とさせていただきました。

1-3 驚天

被害は《驚天の超人》です。再起不能です。お疲れさまでした。

これに関してはこれ以外書くことがありません。トリガービートの役割は大人しく【ガントラ大和】に譲ってあげてください。

1-4 アガピ(系)

いわゆるGAEコントロールとか言われてた類ですね。さすがに《連珠の精霊アガピトス》への依存度が高いので被害甚大と位置づけていいと思います。

最近下火だったとはいえ、このデッキの難易度は極めて高く、それでいて構築も難しく、まさに「クリエイターズデッキ」の極致みたいなデッキでした。このデッキのせいで《アガピトス》のことを嫌いになった方も多いでしょう。安らかにお眠りください。

2.被害大:構築変革レベル

この項では、サブフィニッシャーなどの大きな役割を果たしているカードを失ったデッキたちを紹介します。

2-1 5cミラクル

被害でいうと《連珠の精霊アガピトス》及び《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》です。結構致命的寄りなんですけどね。それでもさすがに【天門】ほどではないだろう、ということでここに位置づけさせていただきました。しかしながら、あきらめるのはまだまだ早く、《バイオレンス・フュージョン》軸のブースト系は生き残っています。頑張ってリペアしましょう。

2-2 ドリームメイト

《連珠の精霊アガピトス》の弱体化の被害を受けました。マジでどこにでも出張してんなこいつ感が否めなさ過ぎてこのナーフがいかに英断だったかを示しています。

これも一応リペアは効きますが、《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》への依存度が高くなりすぎて相当厳しくなると見込まれます。ゆえに構築の練りがいがありそうなのも確かです。

3.被害中:構築変容レベル

3 ガントラ大和

「お前さっき【驚天】が譲るって言ってたじゃねえか!!」っていう意見は理解しますが、一旦棚上げしておいてください。

そもそもこのデッキって、【驚天】を偽装できたのが強みの1つだったんですよ。ゆえにその目的を失ったということは、強みを失ったといえるでしょう。また、このデッキにも一部《驚天の超人》が入っている構築があったため、やや構築の幅が狭まったといえるでしょう。

おわりに

以上でナーフの影響をまとめた記事を締めさせていただきます。寂しいですが別れを乗り越え、次なる出会いや再会をし、新たな環境も楽しんでいきましょう!!

(黒緑速攻とアポロ大丈夫かなぁ…)

fin.

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