トークンエコノミー実験ノート

はじめまして。こーえんです。(Twitter@cohen_tky)

普段はIT Engineerをしていますが、投資、遊びを目的に仮想通貨の勉強をしたり、自分のパソコンに各種walletを入れてトークンの送受信をして遊んでいます。

2016年夏ごろから、仮想通貨に興味を持っているマニアックな人たちを中心に(ディスっているわけではないですw)、トークンを使っての人々のコミュニケーションを盛んに行われているような気がしています。具体的に使われているのはCounterPartyのトークン発行機能ですが、これで発行した自分オリジナルのコインを使用して様々な遊び、実験が繰り広げられていて、非常に楽しそうです。

トークンを作ってみない?

ということで、私もCounterPartyを使用してトークンを作ってみました。トークンの作り方としてはcounterwallet.ioというサイトから作成する方法と、indies squareというスマホアプリで作成するのが現時点では一般的です。今後、様々なアプリが出てくるとは思いますが。ちなみにcounterwallet.ioでどうやってトークンを作ればいいのか、についてはこちらのサイトを参照してください。これを見ながらトークン作りました。あと、私自身はindies squareもandroid携帯に入れているのですが、トークンを作成しようとするとなぜかエラーになってしまい、解消することができませんでした。indies squareは様々便利な機能が付いているイケてるアプリですが、こういう不安定な部分も徐々に解消してくところなんだと思います。

トークンを作成する場合にはXCPと呼ばれるCounterPartyの基軸通貨が必要になります。0.5XCP(本日レートで170円くらい)必要です。XCPを購入したい場合には、zaif取引所で口座開設をしてから日本円でXCPを購入することができます。

作成したトークンは、発行数量を自分で決めることができます。あとはトークンに画像を登録することもできます。私はcounterwallet.ioからトークンを作成して、こちらのサイトを参考にしてCoindaddyを利用しながら画像登録をしました。登録できる画像は48*48なので、めっちゃ小さいです。私は写真を低解像度にして登録してみましたが失敗しました。何が何だかわからない画像です。視認性に優れるデジタルロゴを登録したほうが良いです。

トークンの名前決めは非常に重要です。自身の独自性、アイディアが世の中に試される時なので一生懸命考えましょう。私もひねりにひねったものを考えてみました。

==思考の中==

最初に思いついたのは「CTW」。CHANGE THE WORLDの略語。まさに世界を変える技術にピッタリです。エリッククラプトンの曲も大好きだしまさにこれはぴったりじゃないか!トークン配るときも聞かれるかな?

「CTWってなんの略ですか?」

「CHANGE THE WORLDだよ、だって世界を変えるものだから」

かっこいい!!

でもさ・・・これ、読めなくね?

CTWってなんて呼ぶだこれ。シトゥウー?こんな自己満足な名前だと配られた人もよくわからないしやめよう。

うーん、略語に壮大な意味を込めると大体こんな感じになってしまう。考え方を変えたほうがいいな。そういえば最近TWITTERでトレストさんがTONKOTSUコインを作ってたな。うん、ああいう遊び心が大事だよな!!

魚が好きだから既に存在していないかチェックしてみるか・・・OSUSHI、SUSHI、SASHIMI

どれも使われてるやないか!!なんて奴らだ・・

他に好きなものは・・TEMPURA、YAKINIKU・・よしっ、このへんは大丈夫か!!

ん、でもこんな感じでいいのか?TEMPURAコイン・・おれって何がしたかったんだけ?この世の変化を感じさせるトークンに触れてみたかったのに、好きな食べ物自慢をしたいんじゃない

==思考おわり==

ちなみに私が作ったトークンは「BUBBLES」というトークンですw発行数量は3億トークン固定。上限値に意味はありません。

トークンをどう使おうか

トークンってこれまでも世の中にあって、それは各種ポイントと考え方は同じです。ただ、仮想通貨技術によって、誰でも、いつでも、とっても安く、トークン/ポイントを発行することができるようになったのです。

・会員制クラブ

ビットコインを語ろう2.0のKojiさんは、tokentalkを使って(ある意味で)会員制クラブを実施しています。tokentalkを使うと、あるトークンを一定以上保有しているメンバに限定して、掲示板を開設することができます。有志による寄付をすると、CNPCOIN(CounterPartyのトークン)がもらえます。そしてCNPCOINの保留量によって、tokentalk上でKojiさんの限定記事を見ることができるのです。非常に簡単に会員制クラブを実現することができます。ただし、Kojiさんはtokentalkに対してシステム利用料を月1000円程度支払わないといけません。寄附をするメンバーによって成り立っている仕組みです。

・宝探し

takaraというiOS向けアプリでは、誰かが落としたトークンを拾って集めることができます。こちらの記事。takaraはAndroid版がないため、私自身は使ったことがないのですが、zaifがtakaraを使った実験的で面白いイベントを実施しています。これは日本中のお城にzaifがキャンペーンでトークンを落として、それを集めると、ある条件でzaifトークンがもらえるというものです。そのzaifトークンを使って何ができるのか?はよくわかりませんが、日本各地のお城にこれまでと違った層の集客があるのは事実です。

まだまだできることはありますが、これは最近流行っているものの一例です。


今後のノート

今回はnote.muを使って初めてノートを作成しました。表題の「トークンエコノミー実験ノート」の通り、今後は記事単位をコーヒー価格で購入できるように運営したいと考えています。個人的な狙いとしては、お金儲けではなく実験です。

重要なことは、購入いただいた方に「BUBBLES」トークンを送付させていただきます。BUBBLESの使い方は今考えているので、決まったらまた発表します。

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