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草薙理解とピタゴラス

以下オタク怪文メモ

色々訂正したい箇所が出てきているため、また今度改訂版メモります😭😭😭  残してはおくけど何の参考にもしないでください😭😭😭  (2023/04/11)


相反する2つの方向性 - 渾沌と秩序

渾沌 ≒ 暴力性 ≒ 偶然と無意識の発露
秩序 ≒ 純粋性 ≒ 人間性の否定

滋賀県立美術館

ピタゴラスの宇宙論と秩序宣言

【宇宙論】
ピタゴラス学派の人々は宇宙をコスモスと呼んだ。この背景を説明すると、古代ギリシャでは「kosmosコスモス」という言葉は、調和がとれていたり秩序がある状態を表現する言葉であり、庭園・社会の法・人の心などが調和がとれている状態を「kata kosmon(コスモスに合致している)」と表現した。同学派の人々は、数を信仰しており、存在者のすべてがハルモニアシンメトリアといった数的で美的な秩序を根源としていると考え、この世界はコスモスなのだ、と考えた。

Wikipedia/宇宙論

【秩序宣言】
導くべきはエウノミアー
整列されたシンメトリー
調和のとれたコスモス
I’ll do the right thing all the time
I’ll do the right thing forever
調和のとれた美学
Hey May be with Order……
正しき秩序に胸を張れ
(略)
いざ行こう  完璧な秩序の世界へと!
その先でこそ人は自由の翼で羽ばたくことができるのだ!
いざ行こう  究極の秩序の地球(ほし)へと!
律する精神こそが我々の未来を光り輝かせるのだ!
いざ行こう  完全無欠の秩序の宇宙へと!
その場所こそが辿り着くべき人類のゴールなのだ!

秩序宣言

ギリシャ神話と秩序

【エウノミアー】
ギリシア神話に登場する女神で、季節を司るホーライの1人である。長母音を省略してエウノミアとも表記される。ゼウステミスの娘で、ディケー、エイレーネーと姉妹。秩序を司るという。

Wikipedia/エウノミアー

【ゼウス】
ギリシア神話の最高神。オリンポスの神々の支配者で、クロノスとレアとの間に生まれた末っ子。
(略)
支配権を確立したのち、ゼウスはさまざまな女神や人間の女と浮き名を流す。(略)このことは、ゼウスを家祖とする高貴な家系をもちたいとの古代人の願望のなせるところであると説明される。
(略)
この世の支配者として世界の平和と秩序を守り、人間に法を与え、正義の遂行を見守り、偽誓(ぎせい)を罰し、客の接待を奨励し、政治的自由を守る神であった。また家の保護者、炉や財産の守り神、さらには豊饒(ほうじょう)を与える大地の神でもあった。しかしその反面、彼は神々の特権を侵す者を厳しく処罰した。

コトバンク/ゼウス

【テミス】
テミスは、ギリシア神話の法・掟の女神である。
(略)
テミスとは古代ギリシア語で「不変なる掟」の意味であり、掟の擬人化である。
(略)
ゼウスは二番目の妻としてテミスを娶り、二人のあいだには、エウノミアー(秩序)、ディケー(正義)、エイレーネー(平和)のホーラの三女神が生まれた。更に、クロートー、ラケシス、アトロポスのモイライの三女神が生まれた。

Wikipedia/テミス

ゼウス像と草薙理解像

YouTube/秩序宣言
世界の歴史まっぷ/ゼウス像

秩序宣言の草薙理解像の下部にいる像は、持ち物から推測するとゼウス像ではないように考えられる。ゼウス像ならば、右手にニケ、左手に錫杖を持っているはずだ。

テミス像と草薙理解

草薙理解
テミス像

二元論、及び草薙とピタゴラスの暴論

ピタゴラスの哲学 → 二元論

草薙理解的哲学 → 二元論
・秩序を乱すものはまとめて一掃し殲滅する(カリスマ1週間)
・従わぬ奴は直ちに制裁(おつカリスマ!忘年会)
・正しいこと大好き 悪い奴らは死ね(お詫び動画)

※伊藤ふみや的哲学 → 多元論
・良いものは残す?悪いものは消す?危険な一元論さあ覚悟決めろ(めちゃめちゃカリスマ)

【一元論】
① 特定の問題や現実の事象をただ一つの原理で説明しようとする考え方。
※硝子戸の中(1915)〈夏目漱石〉二七「彼は芸術一元論(イチゲンロン)を主張し出した」
② すべての事物は究極的な原理によって統一されており、すべてがそこから展開していくという世界観。スピノザの実体、シェリングの絶対者、ショーペンハウエルの意志などにおける哲学原理。⇔二元論・多元論。〔新らしい言葉の字引(1918)〕

コトバンク/二元論

【二元論】
① 一般に、全く性質の異なる二つの原理で、事物を説明する考え方。
② 哲学で、互いに対立する二つの原理、たとえば、精神と物質、悟性と感性、本体と現象などを立て、宇宙やその他すべてのことを、この二つの原理で説明しようとする立場。たとえばデカルト、カントなどの立場。⇔一元論。〔哲学字彙(1881)〕
③ 宗教で、天と地、闇と光、善と悪、創造者と被造物などの対立する原理で、事物を説明する立場。

コトバンク/二元論

【ピタゴラスの暴論】
ピタゴラスは数の調和や整合性を不合理なほど重視し、完全数や友愛数を宗教的に崇拝した。そのため教団の1人が無理数を発見したとき、その存在を認めようとするかわり、発見者を死刑にしてしまった。分数でも整数でも書き表せない奇怪な数が存在することは、彼の思想を根本から否定するものだったからである。

Wikipedia/ピタゴラス

ピタゴラス教団と純潔

西欧では「精液の一滴は四十滴の血液」と言われ、古代ギリシャのピタゴラス教団では生命力の保持のため、弟子達は一生童貞でいることを誓わされた。

フランス書院文庫編集部/Twitter

霊魂不滅、輪廻、死後の応報を信じ、禁欲と戒律を守って宗教団体としても生活し、また一方で数学が永遠不変の真理を教える魂を浄化するものとしてこれを研究し、理論数学の発展にも貢献。

コトバンク/ピタゴラス学派

哲学と宗教を結びつけ、宗教的要素としては魂の不死と転生、禁欲的生活と倫理的戒律による浄め(カルタシス)を説いた。

Hitopedia/ピタゴラス

好いた惚れたを軽々しく垂れ流し地に落ちた貞操観念  誓いを立てながら平然と相手を裏切り目先の快楽に溺れる愚者ども  ふしだらここに極まれり  まさにふしだらの与一!!!
(略)
世間には嘲笑する者もいるだろう  だが純血を貫く私には無意味  むしろそういった逆境を糧に更なる純愛を生成し、いつかこんな私のような人間を理解してくださる素敵な相手と巡り会えると信じて守って待つ!!!  そしてぶつけよう!!生まれてこのかた25年分の愛を!!

#27 ふしだらの与一

ピタゴラス教団のソース不十分につき要議論。


まとめ

立ち絵の背景にあるテミス像、秩序宣言の舞台がギリシャ、歌詞に含まれる「エウノミアー」、ピタゴラスの出身地がギリシャのサモス島であることなど複数の観点から草薙理解とギリシャの関わりは密接であると言える。

草薙理解「秩序を守らぬものはまとめて一掃し殲滅する」ピタゴラス「自説が否定されるため無理数を発見した弟子を処罰」ゼウス「神々の特権を侵す者を処罰」と、三者共に我執に囚われている節が見受けられる。

また、ピタゴラスは数学者であるが草薙理解からは数学的要素が見受けられない。このことからピタゴラスはキャラクター制作に於ける根本的なモチーフであることだけにすぎず、実際のキャラクターの職業や性格、人柄とは異なると考えられる。


【更新履歴】

2022-03-25 01:06
記事公開

2022-03-25 10:00
「ギリシャ神話と秩序」「まとめ」追加

2022-03-25 16:45
「まとめ」追加・誤字修正

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