戯言〜VGC2024総括〜
どうも。夜中に思い立って少し早いですが今年のVGCの総括をしています。自分の気持ちを吐き出す側面が大きい分メイン垢では投稿してないのでサブ垢orNoteをフォローしてくれている方、あとはわざわざ検索から来た数奇な方くらいし見れないんじゃないかな?と思います。そんな訳で目次や見出しもなく、人に読ませる文章にはなっていませんが、気が向いたら見ていってください。
2024年 1月
まずは1月。インフルエンザに罹った中必死に組んだこの構築は結論から言うと死ぬほど弱かった。配分も覚えてない。今見返してみるとツッコミどころしかないが、確か守れるエンテイって強そうじゃね?ってとこから構築が始まった記憶はある。とにかく構築のパワーが足りず、晴れパなのに晴れを展開できるのが手動かつ貧弱なヤミカラスしかいないというのがもう弱い。
3〜4月
第2回予選での敗北を受け、ひたすらに対戦数をこなした。この時は車校に通っていたが空きコマや登下校時間は全て対戦や座学に当て、帰宅後は死ぬ気でレート上げ。そんなこんなでランクマも130戦くらいでレート2000に乗せ、完成度の高さを実感していた。ただ結果としては45戦フル消化、最終日朝8時半までのギリギリの戦いとなった。そんな感じでJCSの予選抜けを果たした構築がこちら。第2回予選で使っていた構築はこれとは多少中身が違うが並び自体は同じなので省略。本戦一位構築の原型となった並びだが、この時は環境はスカーフトリックサーフゴーだの土食ミミズズだのハバカミコータス+ミナモだのといった不利な相手が多く苦戦した。
並びは上の予選使用構築と同じで、個人的に環境に合っていないと考えた部分のみ変更した(特にクレセの炎テラは本戦上位の結論型だったらしく結果として変更は大正解だった)。練度、完成度はもはやこれ以上ないというところまで来ていると感じていたため練習は最低限のフレ戦と多少のランクマに止めた。抜けられなかったら引退のつもりで挑んだが有利構築しか引かずバカみたいに勝って気づいたら1位になってた。詳しいことはリバティにある構築記事を読んで欲しい。
5月
人生初の禁伝ありルール。よくわからないけどとりあえず白馬強いでしょみたいな感じで組んで、日野ヤコマオフに持って行った(ただしこの時はJCS決勝で使用するアンコールを隠すため命の雫とかいう誰も使ってない技を偽装として採用した。)結果としては予選5-2でじゃんけんに負けて横転しながら予選落ち。勝率としては悪くなかったが、最遅ウーラのSが中途半端でとにかく動かしにくい、また岩オーガポンやエルフーンなどが重すぎるなどと言った課題も浮き彫りになった。
日野ヤコマオフの結果を受け、構築の中身を一部改善したものをケビンオフに持って行った。結果は予選を6-1で抜けてのトナメTOP4であり、かなりの手応えを感じた。特に、テツノブジンの環境への刺さりを再認識することができたのが大きかった。正直この調子でいけばJCSも勝てると思っていたのだが…
6月
ケビンオフで使用した構築をクローズ向けに組み直した構築…なのだが、本番直前にメテビが増加することを恐れてテツノブジンをとんでもない型にしようとするなど、禁伝環境の経験の甘さ故か徐々に構築の甘さが露見する形となっている。それでも隠密バレルやアンコ白馬などの初見殺しを生かし2勝スタートを切るが、3戦目のサブ配信卓で後の日本チャンピオンであるアーニャさんに白馬のアンコを読まれて負けて大横転。続く4戦目はケビンさんのルームサービスガオガエンに負けてPJCSが終了。悔しい結果となったが、絶対にWCSでリベンジをしようとリベンジを誓った。
JCS敗北の悔しさを引きずり、帰宅後速攻で組んだ構築。WCSのルールとなるOTSBO3の経験はないが、とりあえずオープンなら目に見えて強いポケモンが強いでしょ?という理論でライコやウーラを、黒馬ピッピがあるなら白馬ピッピもいけるでしょ?みたいな理論でピッピを採用した。しかし、構築に守るがないとオープンにおいてとんでもない不利を被ることや白馬ピッピの並びが当時流行の兆しを見せ始めていたパオジアン+ザマゼンタの並びに何もできないことに気付き解体。この構築をベースに強いと思えなかった部分を全て切り捨てた新たな構築を作る判断をした。まずピッピを解雇し、ここまで勝率の悪かったミライドン構築に対して刺さるスカーフランドロスを採用。これによりウーラオスにスカーフが渡せなくなったことと、友人の〆さばから襷ウーラオスが今熱いと教えられたことからスカーフウーラを見切りを採用した襷のテンプレ型に変更。そうしてできた構築がこちら。
形は世界大会で使用したものに近づいてきているが、未だ白馬に守るが採用されていない。また、白馬ペリウーラバレルランドの枠までは確定していたものの、@1の枠が全く定まっておらず、とりあえず色んなポケモンを試していた(カイナは正解に行き着くまでの最後に試したポケモンだった)。こんな調子で勝てるわけもなく、JCS後にあたる6月半ば〜7月半ばまでは本当に全くと言っていいほど勝てずガチガチのスランプに陥っていた。知人に世界大会のことを聞かれても「世界?勝てるわけないっすよハハーッ」みたいな。表向き平気な顔をしていたつもりだが今考えたら割と鬱2歩手前くらいまでは行ってたと思う。そんな中、6月末になりようやくオープンにおける白馬の守る切り剣舞に無理があることに気づき守るを採用。そして来る6月30日、ついに天啓が舞い降りた。「あれ?もしかしてOTSBO3ってテツノブジン強くね?」と。これまでの通説としては、テツノブジンはその技範囲や型の多様性からCTSルールにおいて時々活躍するというのが一般的であり、自分もブジンの型の多様性が生み出す「見えない動き」を相手に押し付けてJCSまでの期間を戦っていた。しかしOTSにおいてテツノブジンの技である「アンコール」や「ワイドガード」が見えている中で、相手は自分のしたい動きができるだろうか?否、できるはずがない。ワイドガードを押される可能性がある中で全体技を押すのはリスクが高いし、積み技や猫騙しを使えば次のターンにはアンコールをする可能性が突きつけられる。以上のことから、敢えてOTSルールでブジンを使用すれば相手の思考を乱して対戦で優位に立てるだろう、という持論を立て、1ヶ月ぶりにテツノブジンをチームに採用。そうして完成したチームがこちら。
モロバレルのテラスタルが水であること以外本番で使用した構築と全く同じ。これを6月30日に完成させ、あとは自分の結論が正しいと信じてひたすら練度を上げるべく練習を行った。しかし、実に半年ぶりに使用する「守る」系統の技や、使用難易度が高いブジンの動かし方に苦戦し、前述の通りスランプに陥っていたため暫くはまだ負け続ける日々が続いた。脱却のきっかけを求めて7月14日に行われたてるチャレに参加したものの寝不足の上に無限同速負けや怯みなど途中から言葉が出なくなるレベルで下振れの限りを尽くして2−3の負け越し。この時はもはや本当に世界大会に参加する意味があるのか?という気持ちになっていた。しかし、帰り際にあたりめさんにご飯に誘っていただき、同じく日本代表のアンセナさん、こじょかなさんとの夕食に同席することに。お話を聞いてるだけでシンプルに楽しかったし、もう少し頑張ろうという気持ちになった。
翌週。関西の方の知り合いにも会ってみたいという気持ちで人生初のオフ遠征をし、ケビンオフin大阪に参加した。結果としては3-2で予選落ちだったが、確実に練度が上がっていることを実感できる内容だったため満足した。夕食は8人くらいの大所帯で食べに行った。自分以外殆どが西日本勢だったが、会う機会が少ない面々との交流ができてシンプルに楽しかった。こうしてこの日、なんやかんやでスランプの脱却に成功した。
この日以降はフレ戦やぼさんないと等を中心に練習。ぼさな主催のOmiさんには感謝しかない。
勝率は正直全体的になんともいえない感じだったが、漠然と「多分本番勝てる」という実感があった。
そうして気づいたら訪れていたwcs本番。使用構築や結果は多分ご存じのところだとは思うが、詳しくはこちらの記事を見て頂きたい。https://note.com/btrickroomz/n/ne99c2729c82c
来年に向けて
負けたら引退、負けたら引退、と言い続けてやっていたこのゲームにおいて自分は来年のTAまで獲得し、気づいたらもう引くに引けないところまで来ていた。フォロワーもすごい増えたし、ツイートには今まで見たことのない数のいいねがついた。そして実績もついた。だが、"実績を持った人間"としてそれだけ多くの人に見られている中、来年タコ負けしてしまったら、一体どうなるだろうか。「なーんだ、あの時の結果はまぐれか」と思われることになるかもしれない。それに、構築も練度も120%の状態まで仕上げて夢の正体に触れるまであと1歩というところまで行った今年勝てなかったのに、果たして仕上がるかもわからない来年以降勝てるのか?そんな考えばかりが頭に浮かび、精神的に負荷がかかって正直しんどいのが現状である。けどまぁ、TAを貰った以上あと1年は自分のやれる範囲でやることをやっていこうと思う。本当はポケモン達とどこまでも一緒に行きたいけどね。
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