ポーカープレイヤーのための入力デバイス
ポーカーをするとき、どんな入力デバイスを使っているだろうか。zoomやR&Cをプレイする為に利便性や効率を求め、これまでいろんなマウスを試してきた。
入力装置選びで重視しているのは以下の通り。
・多ボタンでショートカットキーの設定が可能
・身体への負担を減らす
・なんか面白そう
■結論
【マウスが最強】
結論から言うと結局マウスが一番手に合う。
マウスやコントローラ、トラックパッドetc…使ってきたけどやはり最強はマウス。1960年代にマウスが生まれてから今でも多くの人がマウスを使う理由、やはりマウスが最強だから。
とはいえ長時間使っていると身体に負荷がかかる部分はどうしても出てくるので、身体に合ったものを程よく使うというのが解決策だと思う。
全てを解決できるデバイスはたぶん無い。
■ロジクールG
ロジクール大好きなのでずっとここの製品を使ってる。マウスにショートカットを登録するソフト”G HUB”が優秀。
【G503】
現在も使っているマウス。過去何度か買い替えたほど。
○ 親指付近にボタンが3つあり便利。
✕ 121gとちょっと重い。親指ボタンを押すときに支える側の指に負担が掛かる。
【G300】
一番最初に使っていたマウス。普通に使いやすく長い期間使っていた。
○ 9ボタン。80gと軽い。当時のロジクールのゲーミングマウスの中では安価。
✕ ボタン配置が微妙で長時間使うと指が痛かった記憶がある。既に廃盤
【G600t】
一時期使ってたけど重くて使わなくなってしまった。
○ 20ボタン。ボタンが側面に12個ある。配信者とかに向いてるかも。
✕ 133g。マウスとしては重量級。
■ロジクール
ロジクールGとの違いはゲーミング用途かの違い。マウスの設定ソフトは"Logi Option+"となり、G HUBと比べると若干自由度が低い。
"FLOW"という機能が優秀で、他のPCでも設定すればシームレスに画面感を移動できる。
【Lift】
自然な角度で握ることができる縦型のエルゴノミクスマウス。
○ 手首、肘への負担がかなり減る。
✕ 6ボタンしかなく自由度低め。125gとちょっと重め。親指にショートカットを設定した場合、支える側の指関節に負担が掛かり長時間使うと痛い。
【M570】
ツイッターで手首が痛いと言うとオススメされるマウスNo.1。もちろん試してる。ポーカー以外では買い替えるほど使ってた。ウェブブラウジングとかが優秀。
○ トラックボールマウスなので手首の負担は減る。
✕ 親指関節に負担がかかる。精密な操作が難しい。チャタリングしやすいかも?
【M187】
ロジクールの超小型ワイヤレスマウス。大きめの寿司くらいのサイズで超軽い。
肘の痛みは重さが原因だと思って使ってみたけどそんな事なかった。肘の負担軽減は前述の【Lift】が優秀
○ 51.9g超軽い。
✕ 小型なので手首で運用してしまい負担となる。3ボタンしかない。
■Switchコントローラー
ニンテンドーSwitchのコントローラーはBluetooth接続なのでPCやスマホとも接続できる。PCにBluetoothがない場合はUSBレシーバーを買おう。
また、コントローラー入力をキーボード入力に変換するソフトが必要。
有名どころだとJoyToKeyなどがあり、こういうソフトは1ボタンに複数キーを登録できたり、マウス移動も設定できるので便利。
【片手JOY コン】
左手でベット・コール・フォールドというような形で割り当て、左手デバイスとして使用した。カーソル操作は右手のマウス。設定次第では両手で持って完結することも可能だと思う。
○ 11ボタン、90gとちょうどよいボタン数と軽さ。
✕ マウス操作が難しい。好きなポジションで持てる。Switchで充電しようとするとPCとのペアリングが解除されてしまい少し面倒
【プロコン】
マウスカーソルをジャイロで動かせる(設定方法は忘れた)。一時期かなり使ってた。スティックが大きく、JOYコンよりも精密な操作に向いてる。
○ 自然な角度で持てるので手首・肘への負担が軽い。18ボタンあり設定には困らない。
✕ リチウムイオンバッテリー内蔵で246gと重い。
■Steamコントローラー
【Steamコン】
現在ポーカーで使ってるコントローラの中ではベスト。
マウスカーソルをジャイロで動かせることに加えて、方向キー部分がトラックパッドになっており直感的なマウス操作が可能。
SteamのBig Pictureから詳細設定が可能で、見た目のボタン数以上に色々できる。たぶん日本でこのコントローラ使ってポーカーしてるの僕だけだと思う
○ 前述の通り便利
✕ 廃盤なので今から手に入れようとすると高すぎる。
■エレコム
トラックボールマウスが豊富。使用ソフトは”エレコムマウスアシスタント”。使い勝手はロジクールやJoyToKeyと比べると少し悪い。
【ハンディトラックボール M-RT1DRBK】
Steamコンが便利なら、全て片手で完結すればもっと便利じゃね?と思って買ったやつ。実際、結構便利だけどやはりトラックボール部分がネックで精密操作がし辛い。
JoyToKeyで設定できれば化けるんだけど、できない…
○ 10ボタンあり設定には困らない。
✕ エレコムマウスアシスタントが使いづらい。ホイール付近のボタンが大きすぎて誤タッチする。
【大玉トラックボール M-HT1DRXBK】
人差し指・中指操作型のクソデカトラックボールマウス。サイズが114.7*181.9でロジクールM570(100.0*134.0)を使ってた身としてはびっくりするくらいデカい。置くスペースに気をつけた方がいい。
○ トラックボールではあるが大玉なので精密な操作が可能
✕ エレコムマウスアシスタントが使いづらい。親指関節に負担が掛かる。デカい。
■特殊デバイス
【左手デバイス G13】
いわゆる左手デバイス。2010年くらいからずっと使ってて、ポーカーでも使用を考えたけど微妙だった。運用方法としては右手はマウス、左手でアクション。
○ 複数キーに限らず色々設定できるので便利。ゲームやイラスト、動画編集に使える。
✕ 廃盤になり今から手に入れるのは非現実的。高騰しすぎて予備を売ったほど。
Razerあたりの左手デバイスを買うほうがいい。
【ペンタブ】
ペンタブは案外悪くなかった。マウス以上に直感的に操作できる。今は安いものもあるので試しやすい。
○ ペンは13gと最軽量。少ない移動で全画面をカバーできる
✕ ペン先のクリックと、2ボタンのみとボタンが少ない。
【液タブ】
仕事の関係上持っているものでポーカーのために買ったわけではないけど一応。
○ ペンでクリックできるので直感的な操作が可能。
✕ モニタなので高い。ペン先のクリックと、2ボタンのみと少ない。
✕✕ 身体に負担がかかる。肩・肘・手首を優先すると下を向くので首を痛める。逆にすると肩・肘に負担がかかる。絵描きのジレンマ。
【ビートマニアコントローラ】
昔試したやつ。PS2のコンバーターでPCと接続、JoyToKeyを通して使用。
フットペダルとして使うとちょうど良かった。ターンテーブルはマウスホイールとして。
○ 面白い
✕ 売ってない
【トラックパッド】
ノートPCのトラックパッドの外付け版みたいなやつ。
win10の機能でジェスチャーごとのキーを設定できたりして案外色々できるので面白い。
○ 3本指で前に押し出してフォールドとか、2本指タブルタップでチェックできたりで楽しい。
✕ ジェスチャー判定が曖昧だったりと動作がもっさりしてイライラする。これ使うならマウス使った方がいい。
【椅子】
いわゆるゼログラビティチェアというやつ。
ほぼ仰向けになりリラックスした姿勢でプレイに臨める。
○ 快適すぎる。ワイヤレスマウス等を駆使すれば寝たままプレイできる。
✕ 快適すぎてオススメできない。動けなくなる。危険。
■使ったこと無いけど面白そうなやつ
【脳波入力】
脳波でマウスを動かして意思決定するやつ
めちゃくちゃ疲れそう
【視線入力】
FPSゲーマーの視線移動をトラッキングしたり、身体障害のある方がマウス操作に使ったりするやつ。
マウス操作しなくてもいい入力には興味がある
【ジョイスティック】
肘負担軽減を考えて前述のハンディトラックボールと迷って買わなかったほう。オールインのアクションをミサイルボタンに設定したい。
【USBフットスイッチ】
あったら便利そうだけどできることに対してのコスパが悪そうで買ってない。3ボタンだし。
【Viveコントローラ】
HTC VIVE(VR機器)のコントローラー。
トラックパッドがあるのでSteamコンと似たことができそう。持ってるはいるが試していない。単体で買うには高い。
■番外編
【バーチャル空間のモニタ】
VR系のツールを使えばバーチャル空間にスペックが許す限りの画面を360度出せるけど、視認性はVRゴーグルの解像度に依存するので限界はある。
でも面白いし可愛いからいい。
【肘置き】
机と身体を密着させるために椅子の肘掛けを撤去してしまったので、後付で自由度の高い肘置きを使ってる。体重を分散させることができるので結構良い。
【マウスパッド】
4mmの分厚いマウスパッド
咄嗟に机を殴ってしまう人におすすめ。右手のダメージが減る。
■いかがだっただろうか
以上です。
何か面白そうなデバイスがあれば教えてください。
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