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XRクリエイターの指標「渡邊課」さんと素敵な仲間たち【後編】

こんにちは。たんこすです。
小田急電鉄では、XRクリエイターの皆さんの発表機会、コンテンツやデバイスを楽しめる新施設とし、新宿にNEUU(ニュー) をオープンしました。
現在、CinemaLeapと共に、クリエイター同士繋がるコミュニティBeyondtheFrameStudioを運営しています。様々なジャンルを代表する会員の皆さまの活動を紹介してますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです😊
BeyondtheFrameStudio登録方法は最下段にあります⏬

今回は渡邊課さんとコラボする素敵な仲間たちの後編をお届けします✨

渡邊課さん
https://meetia.net/mixtape/watanabeka/より画像引用

唐突ですが、粋な世界に共通するもの。
そこに皆さんはどんな言葉を思い浮かべますか?

静寂。余白。イノベーション。抜け感。ヴィンテージ。バランス感。などなど、粋と思わすものには様々な言葉がトリガーとして琴線に作用してます。中でも「わび・さび」を感じるとそれは粋の向こう側の世界。足し算・引き算によって上手に表現された世界は、ただただ時を忘れ、ぽーっとしちゃいます☺️


日本が誇る建築家、黒川紀章さんの傑作とも言われる中銀カプセルタワー🏢 解体とVRChatへの保存が話題になりました。
まるで、宇宙船から眺めるような印象的な丸窓⏺️
それを活用した千差万別な部屋たちは、中銀カプセルスタイルとして、一冊の本にまとめられ今月出版されるようです。

中銀カプセルスタイル
BEAMSオンラインサイトより抜粋

長野県北佐久郡に佇む「カプセルハウスK」黒川紀章さんの別荘として建てられ、50年程の時を経て一般公開されました。茶室としてリノベーションされた部屋。丸い窓が月のようにぼんやり浮かぶ空間は、「WABI・SABI」が世界に伝わる素晴らしい手法と感じました❗

茶室
カプセル建築プロジェクトより引用

例えば、道に咲く野花🌼 そこに立ち止まり「わび・さび」を感じる人がいれば、雑草と通りすぎる人もいる。個人では、簡単に成立する感覚は、プロダクトし万人に届けるとなれば至難の技。器や空間を選び、更に音や香りをトータルコーディネートしていく👀👂️

以前、哲学を器から想像する料理だと感じた事がありました。「わび・さび」は真逆で、既にそこにある事の気づきから始まり、素材を活かした器選び。
豪華絢爛と質素な世界を足し引きし、絶妙なバランスでつくる方程式✨


今回、紹介する株式会社無茶苦茶の代表の宇野さん。渡邊課さんとコラボし、XRで茶の湯文化を伝えるパイオニア。会社のネーミングにひと聞き惚れです。久々耳が喜びました☺️🍵
ここで、「無茶苦茶」にも茶が2つ入る事に気づきました。語源は諸説ありますが、面白い。

無茶苦茶の語源には、「無茶」が来客にお茶を出さないこと、「苦茶」が苦いお茶を出すことで、共に常識はずれなことからといった説がある。

語源由来辞典

宇野さんの目的は、茶の湯の精神を伝えること。
茶会やイベントなど実フィールドでしっかり活躍する一方、XRの最先端技術を用いた表現など、新しさ模索しており、ストイックな印象✨

この日見たXR映像。サンプルの仕上がりとは思えない完成度で、茶人が現れ織り成すアグレッシブな展開。それでいて上品さ、高尚さは損なわない🍵
映像の深み渋みが胸に広がり、もう一口欲しくなる衝動。
茶を振る舞わずして、苦茶を振る舞う。無茶苦茶の名を体現した作品でした。
「茶を振る舞う」それをしないだけで、表現がエンタメ化される✨敢えて手段を禁じてみることは、それだけで、イノベーションに繋がる素晴らしいヒントでした❗

先日、渡邊課さんから、サムネ画像が届きました。
宇野さんと共に表現する「無茶苦茶」
世の中の皆さんが嗜む日にワクワクします🍵🍵

the CIRCLE

今まで、恥ずかしながら無茶苦茶と破天荒を同じ意味のように捉えてました。破天荒は結果、無茶苦茶はプロセス。常識を熟知した人の無茶苦茶は過程も結果も芸術でした🖌️

渡邊課さんに宇野さんとコラボをするきっかけを聞きました。それは、社内アドレスに送られた1通のDM。相手はまさしく宇野さんで、熱意に動かされ共働を決意したのだとか。面白い人たちの点と点が引き寄せられ繋がっていく。一見奇跡に見えるエンタメの高循環は、思いを伝える熱意から始まるもの。受け身になるな!そんな良いメッセージとして受け取りました😊
鉄道と茶道。同じ道を極めるものとして、更なる高循環を目指し、宇野さん、渡邊課さん弊社とのコラボ案件、ぜひとも宜しくお願いします笑🚃🍵

個人的に
宇野さんから学んで、すぐはじめたイノベーション。それは、手段、目的において、鉄板の手段を禁じてみること🚷
例えば、会議に使う資料作成。その際、2つのマストを禁じてみました。
◼️資料作成でPCを使用
◼️資料の事前メール

スマホで絵を書くと決め、見てわかる内容にするため、家族の意見を聞きながら作り混む過程。それらは新鮮で楽しく、結果当日資料としても伝わり大変好評でした。
小さい子供たちにも、仕事を理解してもらえた。
副産物まで得られた嬉しい瞬間✨
PCで文字打ち込む。
ボリューム、文字数。事前展開。
それらの 手段=伝わる と思い込んでましたが、「誰」に「なに」を伝えたいのか。手段を変えた事で明確にに意識できた気がします😊😊

次回は、嬉しい報告を届けてくれた弊社映画際でも大活躍の待場さん、そして180度の動画視点に取り組む須藤さん。お二人をご紹介します!


小田急電鉄ではCinemaLeapと共に、たくさんのクリエイターさんと繋がるコミュニティBeyondtheFrameStudioを運営しています。身近な気づきにも繋がる繋がりです。ぜひぜひ気軽にご登録、ご参加いただけると嬉しいです。
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