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Xデザイン学校2019 ベーシックコース#3-4

前回、振り返りをアウトプットしていなかったので、2回分を簡単に振り返ります。その上で、学んだこと、さらに深めたいことを書いていこうと思います。

まずは、ここ2回の感想。
フィールドワークは、Xデザイン学校で学ぼうと思った目的の1つなので、今回体験できて、非常によかったです。やはり、ここをもう少し深めて行きたいなと思いました。

1.  第3回&第4回の振り返り
2. フィールドワークについて
3. 概念化について
4. Xデザイン受講期間で、自分が「変革」を遂げるには?

1.  第3回&第4回の振り返り

<第3回の振り返り>

うまくいったこと
・様々な切り口での写真撮影ができた。
・英語で外国人観光客にインタビューできた。

うまくいかなかったこと
・場のルールが掴めないまま、手当たり次第に写真撮影を行った。
・フィールドワーク中に「問い」が立たなかった。
・フィールドワーク後のワークで「共感」までいかないことも多かった。だとすると、もっとインタビューが必要だったのだと思う。

<第4回の振り返り>

うまくいったこと
・フィールドワークから課題発見・サービス開発の一連のプロセスを体験でき、理解が深まった。
・フィールドワーク後の分析プロセスがイメージできたことで、フィールドワークを行う際のポイントの理解が深まった。

うまくいかなかったこと
・高評価のチームと比較して、形式にこだわり過ぎた。
→マトリックスで整理する、ベターな2軸を設定するなど。
・人の意見に対し、批判的に見過ぎた気がする。チームの議論の活性化にはマイナスになっていたかも。
・パターンがうまく言語化できなかった

といったことが反省点として挙げられます。
ただ、もう少し深掘りすると、うまくいかなかった真因は、

・正解を探す思考が染み付いており、正確性の高いアウトプットが見つかるまでアウトプットできない。
・参考例や基本に忠実にやろうとし過ぎる。

であり、そこから見えてくる、自分自身のメンタルモデルは、

メンタルモデル(これは一種のパターン?)
・正確性の高いアウトプットを行うことで信頼される。
・全ての物事には基本があり、基本を習得することが、習熟する近道である。

こんなところでしょうか。
こういう考え方が染み付いていることは以前から理解しているものの、全然変えられていないなと改めて思いました。
完全に「オールドタイプ」ですね。。。ここからどう変革していくべきか、が課題です。

2. フィールドワークについて

今回、フィールドワークを体験してみて、ポイントは3つ。

① 場のルールを掴む
② 観察から問いを立てる
③ 共感のためにインタビューを行う

 今回は、全てうまくできませんでした。観察しても、ただの事象しか見えない。ただ改めて振り返ると、とにかく一度に色々見ようとし過ぎて、見るべき場所を絞りきれなかったのだと思います。ルールがあるなら、定点観測でも十分なはず。

そうすると、場のルールを掴むには
「広く人の行動を観察する」
「問いが立ったら、同じ場所で同様の行為が繰り返されるか観察する。あれば、写真撮影。」
「それらを繰り返しつつ、共感できない行為に対してインタビューを通じて共感できるまでヒアリングする」
という流れが重要かなと思いました。


3. 概念化について

「概念化能力が高い成果を出すためには必須」というのは、管理職のアセスメントをしてきて、確かにそうかもと思いました。

最近読んだ本で「具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ」という本の中でも、「具体と抽象を行き来する思考が大切」ということが繰り返し書かれており、具体の世界で考えてる人は抽象概念が理解できない、とありました。

概念化能力を磨くためには、あらゆる事象に対して「So what ?(要はどういうことか?)」と考える習慣をつけることが大事。ただ概念化能力が低いと、過度な一般化も起きやすいため、具体レベルで境界を明確にした上で、適切な言葉で一般化することが大切だと思う。

ただ、それが一般論としてわかっていても、言語化するのは難しい。自分自身も鍛えなくてはと思いました。

5. Xデザイン受講期間で、自分が「変革」を遂げるには?

先生は、繰り返し「スキルを身につけるのではなく、変わるように」と仰っているが、どうしたら変わっていけるのか?

それを考えるに当たって、自分を客観視した時に、「自分だったらこの受講生にどんな経験を与えて、どう変革に導くのか?」を考えてみる。

今回学んだUXパターンのワークシートに書き出してみると、こんな感じでしょうか。

これ書いてみて気づいたことは、「強烈に変革への危機感を醸成すること」と「変革しないとどんな深刻な問題が起きるか?を具体的にイメージさせること」の2つがまず重要そうですね。これがあって初めて、フィードバックが染み込んで、変わろうと動き出せる。

じゃあ、それを起こすにはどうすべきかというと、

「今得ている小さな成功と必殺技を捨てる覚悟」と「自分のビジョンの明確化」

になるのかなと仮説を持ちました。

次回までに、このあたりをクリアにして、臨めるように準備していこうと思います。

取り急ぎ、今回はここまでにします。


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