2021/02/23 ぼくの高校時代

久しぶりの投稿になります。何度か書きたいと思って書き始めたことはあったけれども、なかなかうまく書けずに挫折していました。今日は時間を確保できたので、しっかり書きたいと思います。

今日の投稿のきっかけ

今日はぼくの高校時代について自分で振り返ってみようと思っています。きっかけは、今月の3つの出来事です。
1. 母校がテレビで特集された
2. 2年半ぶりに高校の友人と会った
3. 高校の部活仲間とZoom会をした
端的に言えば高校時代を振り返るきっかけとなる出来事がたくさんあったということです。この出来事をどこまで話に絡められるかは分からないけど、自分の高校時代を振り返りたいと思います。

勉強と部活のプライド

私の母校は実家から徒歩15分のところにある公立高校でした。一応、小田原では名の知れた高校で、入学が決まったときは素直に嬉しく、少し鼻高々な気分になった自分がいたことを覚えています。さらに入学してからも最初の定期テストで好結果を残すことができたこともあってか、校内でも「勉強のできるやつ」というように少しずつ認識されるようになっていくことを自分ごとながら肌身に感じて生活していました。そして、その周囲の期待(実際は自分が思っているほど周りは期待していないのだろうが)に応えなければならないと自分で自分を追い込むような形で、プライドを持って、結果にこだわって勉強を続け「勉強のできるやつ」であり続けようと必死でした。
部活動の方といえば、中学時代に少し実績もあったことから、当然のようにバスケットボール部に入部しました。先輩方は、自分以上の実績を持った方々で一緒にプレーすることが恐れ多かったものの、同期の中では一番実績があったことから「バスケのできるやつ」でなければならないと、プライドを持って部活に取り組んでいたことを覚えています。先輩方が引退してからは、プレーの面では自分が中心となっていかなければならないと自覚をし、「あの代は弱かったね」と言われることを最も嫌い、「あの代は強かったね」と言われることを目指して、いい結果を残すために必死でした。
とにかく勉強と部活で結果を残すことにしか頭がなかった自分でしたが、「勉強と部活のできるやつ」ということもあって先生からは気に入られ、まわりからチヤホヤされることもありました。勉強と部活に必死で周りのことを一切気にしなくても、結果を残すことで常に身の回りに誰かがいて気持ちの良い言葉をかけてくれるので、とても心地よい感覚になっていました。

プライドを持って取り組んだ結果

そんなこんなであっという間の高校生活3年間でしたが、部活では県大会ベスト16まで勝ち進むことができ個人的には満足のいく結果で終わることができました。お勉強の方はというと、こちらは少しうまくいかず1年浪人をしたものの、中学3年生の頃から憧れがあった旧帝国大学と呼ばれる国立大学に進むことができ、満足のいく結果となりました。
結果として、部活も勉強も満足のいく結果であり、悔いなく完璧な高校生活を送ったと当時は感じて大学に進学をすることができました。

あれから11年

高校に入学してからもう間も無く11年が経ちます。先日、バスケ部の同期とZoom飲み会をしたときのこと、入れ替わり立ち替わりで都合の良いタイミングで皆が出入りする中で、自分含めて4人で話している時間帯がありました。4人のうち2人は先日転職をしたばかり、1人は結婚したばかりと、皆自分の未来に向けて着実に進んでいっている感じがしました。その中でふと自分が「皆は変わっているけどぼくはなにも変わってないよな...」と呟いたら、3人は口を揃えて「いやいや、高校時代から比べたらお前が一番変わっているよ」と言いました。彼らが言うには「人間として成長した」、別の表現で言えば「丸くなった」と言うことでした。昔と比べて、他の人の意見に耳を貸すようになったということらしいです。確かに、高校時代は部活と勉強に必死で、他人の意見に耳を傾けている余裕はありませんでした。というか、愚かなことに、周りよりも自分の方ができるという認識がどこかにあり、自分の考えが正しく、他の人の意見を聞いても仕方ないと考えているところがあったように思います。たしかに、今はむしろ自伝のような本に書かれている他人の生き方や考え方に興味を持っている自分がいて、それは高校時代の自分には決して無いものでした。自分でもうっすらと興味や関心が変わってきていることは感じていましたが、高校時代の友人3人(内1人は中学から、さらにもう1人は小学校からの付き合い)に改めて言われたことで、人として少しは丸くなったかなと思いました。では、高校卒業から今に至るまでの自分に何があって、何を感じて今に至るのか、それはおそらく大学、大学時代を振り返ることで明らかにできるのではないかと思っています。大学時代の振り返りはまた今度にします。思い起こせば山ほど語れるエピソードはありますが、細かいことまで書いても仕方ないので今日はここまで。

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