見出し画像

【WS】8門ブルアカ

ご無沙汰しております。蒼流と申します。
花粉症に体調を苛まれ始めたので、加湿空気清浄機を購入してみた2月末です。

今月は「ブルーアーカイブ」のトライアルデッキ&ブースターパック、カードキャプターさくらのブースターパックが発売されました。

「ブルーアーカイブ」は購入するか悩んでいたのですが、R以下4コンがお手頃価格で入手できたので、必要なRRを追加購入して作成したシンプルな8ゲートデッキを紹介しようと思います。

※互換名や俗語が出てくることがあるので、それらがわかる人だと読みやすい内容です。


前置き

トライアルデッキで20種とブースターパックで142種の合計162種と、単ブースターとしてはやや広めのプールになっています。

「あなたのレベル置場のカードのレベルの合計が~以上なら」のキーワード能力「経験」を持つカードが多く収録されており、必然的に高レベルのカードにまずはフォーカスすることになりますのでレベル3をざっと見ていきましょう。

火力全振り

「錠前サオリ」「天童アリス」「空崎ヒナ」は単体で複数回追加ダメージを発生させられる可能性があるCXコンボを持っており、場合によってはレベル2からそのままリーサルを狙えるポテンシャルはあるものの、リソースの要求量や発動条件に難があるためピーキーな性能。

省エネ

「狐坂ワカモ」「小鳥遊ホシノ(水着)」はヒールとノーコストor追加コストで使い分けができるCXコンボを持っており、柔軟な使い分けができる一方で追加の発生ダメージは控えめ。
「陸八魔アル」はトリガーチェック時にCXコンボが発動すれば、実質手札1枚で2点からのダメージを追加できますが、能動的に発動するのが難しいです。

リソース全振り

「阿慈谷ヒフミ(水着)」は「白洲アズサ(水着)」によってレベル2から早出ししつつ盤面形成し、CXコンボでリソース作成を行える効果を持っており、このプールを使用する理由にできるほど強力ですが、「始動時の要求札が多い」「踏まれた場合の再展開が難しい」「強く使うにはある程度厚い山札かつクライマックスの絶対数が多いこと」といった要素からプレイの難易度は高めです。

優秀な非連動レベル3

CXコンボ持ちでないレベル3も複数種類がありますが強力と言えるカードは少なく、Xルックと不確定バーンによるリーサル補助を行える「聖園ミカ」、早出しヒールと控え回収による手札調整を行える「早瀬ユウカ(体操服)」が頭一つ抜けています。
どちらも経験6を要求してきますが、ここのスペックは高めなのでこの2種はできるだけ採用したいカードと言えるでしょう。

構築コンセプト

「聖園ミカ」と「早瀬ユウカ(体操服)」は採用したいので、黄と青をベースにするのは確定としました。
そうすると他の採用候補は「天童アリス」「小鳥遊ホシノ(水着)」「阿慈谷ヒフミ(水着)」のいずれかとなりますが、「天童アリス」「阿慈谷ヒフミ(水着)」はコンボ色が強く、下振れ時の脆さが納得いくレベルにできなかったので、今回は「小鳥遊ホシノ(水着)」を採用することに。

「小鳥遊ホシノ(水着)」はダメージソースとしてはそこまで強力ではありませんが、CIPヒールがあり、複数面展開してCXコンボを使用するとある程度のパワーラインを作れるので、2ターンかけて相手をレベル4にすることを目指すプランもとりやすいです。
幸いストックについても最低3ストックはあるはずなので、「アロナ」を採用することで、次ターン確保を狙えるようにしたいと思います。

無理なく「アロナ」まで使用できる可能性も上げたいので、追加のリソース確保を狙える「ゲーム開発部」を上振れ札として採用。

手札のリソース維持もしやすくするため、相方となるCXコンボは8ゲート構成にできて連打の裏目が少ない「砂狼シロコ」に。

8ゲート構成を活かしたスピードゲームから少ないリソースで走りきるか、長引いた場合も余剰リソースを活かして耐えてから詰める形を目指します。

デッキレシピ

デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/4S9CL

採用カード説明

レベル0(18枚)

浦和ハナコ(水着)(4枚)

プールでまったり 大神ミオ」互換

CIPで自分の山上から2枚まで見て任意の枚数/順番で山上に置いて残りを控え室に落とす効果と、CIP/PIGで1ストックと手札1枚をコストにキャラサーチを行える効果を持っています。
CIPとPIGの2タイミングで柔軟に各種キャラへのアクセスできることが優秀であるのはもちろんですが、もう1つの効果である2ルックが非常に強力で、トリガーの前方確認、山札枚数調整、非クライマックスを弾いての集中ヒット率上昇など様々な場面で活躍できます。
手札に持っておけると選択肢がかなり増えるので最大枚数の採用。

尾刃カンナ(2枚)

移動ロックが見た目以上に強い

CIPで相手のキャラに次のターン終わりまで他の枠に動かせないデバフを与える効果と、手札1枚と自身をコストにキャラを回収する起動効果を持っています。
メインフェイズ中に任意のキャラへ変換できる中継役としての役割が主ですが、もう1つの効果で相手の移動系キャラや後列に控えているアタッカーへの対抗札にできるのも見逃せません。
組み合わせで強いパターンがあるので2枚採用。

月雪ミヤコ(水着)(4枚)

最新版霞互換って感じ

実質無条件で自身のパワーを+2000する永続効果と、CIPで自キャラに対面をリバースさせたら他の自キャラをレストして後列の空き枠に移動させる効果を持っています。
リソース消費を抑えられるリバース要求テキストがついに自キャラへ付与できるようになりました。
高パワーカードに付与することでゲーム中盤からも継続して発動を狙えますがダイレクト面を晒すことになるので過信は禁物です。
序盤の山削りにストックを使いがちのため、アタック数稼ぎのためにも最大枚数の4枚採用。

天見ノドカ(温泉)(1枚)

CIPで2ストックをコストにキャラ回収を行う効果に加え、1ストックと自身をコストに4ルックしてキャラを手札に加える起動効果を持っています。
自身のみでも無理なく3ストックを使用できるため、3回アタックした時の1回目でCXをトリガーした際のストック処理役として持ってこいだったりします。
3コストアンコールで良い場面もありますが、山札枚数を調整できる点も評価して1枚採用。

奥空アヤネ(2枚)

手アン付与がありがたすぎる

前列中央にいる他の自キャラへ手札アンコールを与える永続効果と、1ストックと自身レストをコストにドローの5枚集中を行う起動効果を持っています。
手札アンコール付与によってCXコンボ要員を維持できるのが非常に強力で、しかも集中にこのテキストがついているので後列に居座っていても無駄がないです。
序盤で引いておきたいので多めにしたい気持ちもありますが、枠の都合で2枚。

黒見セリカ(正月)(2枚)

増えすぎた手札をストックに

CIPとPIGで手札を1枚ストックにする効果と、アタック時に自キャラのパワーを+1500する自動効果を持っています。
パワー補正役兼、ストックに行ってしまったCXを処理するために使用した集中などで余剰な手札が発生しそうな場合にリソースの無駄をなくせる点を評価して2枚採用。

天童アリス(メイド)(1枚)

もう1個何か効果つけてくれ

CIPで1ストックをコストに山札と手札のクライマックス1枚ずつを入れ替える効果を持っています。
CXコンボの補助役として1枚。

明星ヒマリ(2枚)

雑2000パンプがありがたい

1ストックと自身レストをコストにキャラ回収の4枚集中を行う起動効果と、自身レストをコストに経験3以上なら自キャラのパワーを+2000する起動効果を持っています。
自身レストがコストになるのでターン中に両方使うことはできませんが、いずれの効果も強力です。
ゲーム中盤からは常駐していて欲しいので2枚採用。

レベル1(4枚)

砂狼シロコ(4枚)

返しのパワーもうちょっと欲しかった

自ターン中自身のパワーを+3000する永続効果と、アタック時に経験2以上ならキャラを1枚回収するCXコンボを持っています。
シンプルな効果で山札へ影響を与えることがないので2周目以降も連打しやすいのが強みです。
レベル1以降は常に舞台にいるくらいのメインアタッカーなので当然4枚採用。

レベル2(8枚)

各務チヒロ(2枚)

レベル2で雑にパワーが出るのこれしかなかった

自ターン中に経験5以上なら自身のパワーを+6000する永続効果と、自身の与えたダメージがキャンセルされた場合に1ストックをコストにキャラをサーチできる自動効果を持っています。
自ターン中のみとはいえ単体でパワーが13000まで出るので、相手の高パワーキャラを助太刀圏外から踏みにいきたい場合に頼りになります。
サーチ効果も偶然発動すると手札増強に使用できるので悪くはありません。
最大3面できるように3枚…と言いたいところですが枠の都合で2枚採用です。

アロナ(2枚)

5面条件のホラー互換よりは好き

3ストックで相手のキャラのソウルを-3するカウンターイベント。
防御札としての出力は高くないものの、山札のクライマックスを減らさずに1アタック吸える可能性があるので悪くはありません。
サーチ手段もないので多めにしたいですが、枠の都合で2枚採用。

ゲーム開発部(4枚)

雑に1アド出るイベント

自分のキャラ1体に対面リバース時にキャラ回収を行える効果を付与した上でこのカードをストックに飛ばします。
一時的に手札は減りますが、回収効果まで使えれば無料で1ストック生み出せるので、基本的には使えば使うだけアドのイベントです。
上振れ札として4枚採用。

レベル3(12枚)

聖園ミカ(4枚)

割と理想的なレベル3サブアタッカーでは?

CIPで自分の山上から舞台の自キャラ枚数までルックして好きなカードを1枚手札に加えることができる効果と、アタック時に経験6以上なら手札2枚をコストに相手の山下から4枚を控え室送りにして、その中のクライマックス枚数だけ1点バーンを与える自動効果を持っています。
Xルックでクライマックスやイベントを探しにいくのが基本の役目です。
不確定バーンは当たらない可能性も考慮してリソースを使っていいかよく考えてから使います。
経験6の都合でレベル置場に置くことが多いので4枚採用。

早瀬ユウカ(体操服)(4枚)

秘伝の濃厚ヒール互換、最強です

舞台の自キャラが4体以上なら早出し可能になり、自ターン中自身のパワーを+2000する永続効果と、CIPで経験6以上なら手札1枚をコストに1点ヒールし、キャラ回収を行える自動効果を持っています。
緩い条件で早出し可能になり、ヒールしながら手札の質を上げられるので非常に強力です。
単体で完結している早出しレベル3界隈では最強レベルと言っていいでしょうが、経験6以上でないとただのバニラレベルになってしまうのは注意が必要です。
経験6の都合でレベル置場に置くことが多いので4枚採用。

小鳥遊ホシノ(水着)(4枚)

パワーもダメージもそこそこ出る器用なカード

経験6以上なら自キャラすべてにパワーを+1000する永続効果と、CIPで1点ヒール、アタック時に自身のパワーを+2000し、1点バーンか手札2枚をコストに3点バーンを与えるCXコンボを持っています。
状況に応じたバーン効果も良い感じですが、3面すると行きはCX込みでパワー14500からになるので、助太刀圏外から相手のキャラを踏めることもしばしば。
レベル3のメインアタッカーとして4枚採用。

クライマックス(8枚)

対策委員会へようこそ!(4枚)

「砂狼シロコ」のCXコンボで使用するため4枚。

アビドスリゾート復旧対策委員会(4枚)

「小鳥遊ホシノ(水着)」のCXコンボで使用するため4枚。

デッキの回し方

レベル置き場の色発生順は青→黄が基本。
レベル2時点で経験6が必要なので、レベル1で「早瀬ユウカ(体操服)」か「小鳥遊ホシノ(水着)」を置いておき、レベル2で何かしらのレベル3キャラを置く形が良い。

マリガン
経験の都合上、青のレベル3キャラがあれば1枚はキープ。
レベル0と「砂狼シロコ」もキープ。
「対策委員会へようこそ!」も他の手札によりますが、2枚まではキープ許容でしょうか。

レベル0
なるべくクロックにレベル3キャラを置くことを意識します。
「月雪ミヤコ(水着)」でリバースを取りながら、後列に「尾刃カンナ」や「奥空アヤネ」「明星ヒマリ」「天見ノドカ(温泉)」を戻すことでリソース消費を抑えつつ、「浦和ハナコ(水着)」で「砂狼シロコ」を手札に集めていきます。
1回目のリフレッシュが遠いので、ストックが余っていれば積極的に集中を捻っていきましょう。

レベル1
なるべくクロックにレベル3キャラを置くことを意識します。(2回目)
前列に「砂狼シロコ」後列に「奥空アヤネ」を配置してCXコンボを狙っていきます。
「奥空アヤネ」の手札アンコールで中央の「砂狼シロコ」を維持しつつ、もう片方の後列には「明星ヒマリ」を配置し、前のターンに使用した「砂狼シロコ」を回収できるような形にしておくと、多面でのCXコンボを連打しやすくなります。

レベル2
パワーライン的に通用する場合はレベル1の動きを続けつつ、「ゲーム開発部」での追加リソース獲得も狙っていきます。
通用しない場合は「各務チヒロ」「早瀬ユウカ(体操服)」で踏みにいったり、「明星ヒマリ」「黒見セリカ(正月)」などのパワーパンプ要員で調整しつつアタックしていきます。

レベル3
「小鳥遊ホシノ(水着)」を2~3面、「聖園ミカ」を0~1面配置し、CXコンボでダメージを底上げしていきます。
「聖園ミカ」のバーン効果についてはコストを払っても何も起こらない可能性があるので、相手の山札を崩したいか、バーンが出れば倒しきれる時以外は使わない方が無難な感じはします。
前述の通り火力はそこまで高くないので「アロナ」で耐えることも視野に入れつつ、2ターンかけて倒したいところです。

終わりに

というわけで8ゲートのブルアカデッキ紹介でした。
シンプルなデッキとは言いつつ若干インフレを感じるカードも所々あって悪くはないですね。
使ってみた感想としては攻めも守りも「そこそこ」できる「器用貧乏」オールラウンダーなデッキです。

来月はブースターパック 『青春ブタ野郎』シリーズが発売になるので、そちらのカードを使ったデッキでも記事にしようと思います。

以上、ここまで読んでいだだきありがとうごさいました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?