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【WS】扉門グリザイア

ご無沙汰しております。蒼流と申します。
エアコンの稼働率も上がってきて電気代の明細を見たくなくなってきている6月末です。

今月発売されたのは

・ブースターパック グリザイア:ファントムトリガー
・トライアルデッキ 『ゆるキャン△ SEASON3』
・トライアルデッキ アイドルマスター シンデレラガールズ Type:Cool
・トライアルデッキ アイドルマスター シンデレラガールズ Type:Cute
・トライアルデッキ アイドルマスター シンデレラガールズ Type:Passion
・ブースターパック アイドルマスター シンデレラガールズ Next Twinkle!

ということで、既存タイトルへの追加がメインでした。
予定通りグリザイアの追加カードを色々試しておりましたので、どういったプールになったのかを振り返りつつ、一番重点的に調整していたデッキを記事にしてみようと思います。

※互換名や俗語が出てくることがあるので、それらがわかる人だと読みやすい内容です。


前書き

グリザイアシリーズは3つめのブースターとなり、今回で100種が追加され重複テキストのカードを除くと360種程度になりました。

後継作であるファントムトリガーのブースターというところもあり、既存サポートのようなカードはないものの、現代スペックのシステム系カードや相手の盤面に干渉できるカードがかなり増えており、想定する対面に合わせて採用カードを変えることで器用に立ち回ることを要求されるプールになったという印象です。

プールについて

新規カードで変わった点について振り返ってみます。

ヒールメタ

既存カードである「別れと約束 一姫」「誰が為の楽園 一姫」加え、新たなヒールメタとして「タナトス・システム」が追加されました。
思い出に飛ぶついでにキャラ回収ができる他、このカードが思い出にあることで効果が使用可能になるカードが複数枚収録されており、基本的には「タナトス・システム」を優先して採用することになると思いますが、「別れと約束 一姫」は黄色発生補助、「誰が為の楽園 一姫」はバトルに参加不要という点で差別化ができるので、デッキの特性に合わせて採用を検討したいところ。

ストック干渉

所謂光景互換と呼ばれるストックへの干渉ですが、既存では「Je vous suis attaché 由美子」のCXコンボに依存しており、この効果を構築段階で諦める、その他のリーサル系CXコンボを諦める、CX配分を4-4以外で構成する、といった状態でしたが、「伝習員 ハルト」が追加されたことで構築の自由度が大幅に改善されました。

盤面干渉

先述の通り、盤面干渉系カードが多数収録されています。

「夜戦強襲 シルヴィア」は後列へのアタック、「夜戦強襲 ベルベット」はレベル2以下キャラを控え室送りができ、「大人になるということ トーカ」はCXコンボによって相手のキャラを1枚控え室送りにできるため、相手の後列や高パワーキャラに対して強く出ることが可能です。

「真相の行方 野上」はCIP/PIGの2タイミングで相手の移動ロックが可能で、「朝の挨拶 ハルト」は相手のキャラ1体を他の枠に移動か、2体を入れ替えることができるので、いずれも相手の後列で待機させるようなプレイを咎めることができます。
「独断専行 クリス」は「タナトス・システム」が思い出にある必要があるものの、登場コストのみで相手のキャラ1体を疑似除去できます。自身のパワーもそれなりにあるので扱いやすいのが売りでしょう。

バウンスは「真心の講義 由美子」が既存で存在していましたが、さらにローコストでバウンスを狙える「挑戦者 マキ」や、キャラ回収としても使える「夏と水着とバイクと洗車」が登場しています。

これらのカードで、相手の盤面リソースを崩しやすくなったのが非常に大きなポイントです。

大活躍

既存カードではありますが、CIPで返しのターンまで大活躍を得る「迷宮に咲く花 蒔菜」も、助太刀の追加で強化がされています。
「鉗子の監視 有坂」は条件付きで4500助太刀となるため大活躍の維持しやすくなり、「飢えた獣 レナ」はアタック終わり系の効果を拒否が可能になりました。

キャラサーチ

既存は汎用キャラサーチがかなり乏しく、「懺悔の果実 由美子」の集中を当てるか、レベル1の「導き出した答え 雄二」「陽動回収班 みちる」でようやくサーチができる状態でした。

新規の汎用サーチ札として「朝の風景 レナ&ムラサキ」が収録されたことで、どのデッキでもキャラサーチが容易になりました。
「私は、ニンジャなのだから ムラサキ」は所謂オカ研互換にあたるレベル1以下キャラサーチをCIPとアタック時に使える強力な効果を持っており、序盤の安定感が大きく向上させられます。
「遠い日の約束」はキャラサーチに加えて、「大人になるということ トーカ」の早出し条件を満たすことができます。その他にもこのカードが思い出にあることで効果を得るカードが収録されているので、それらを採用する場合は重要なカードになるでしょう。

キャラ回収

既存としてはレベル0集中の「伝える役目 雄二」、イベントの「餌付け」、そして「餌付け」を回収できる「絶妙なコンビネーション 蒔菜&幸」や、

レベル1集中の「文武両道な優等生 幸」、イベントの「さっちんクッキング」、CXコンボで「さっちんクッキング」を回収できる「愛されメイド 幸」を使用するのが主でした。

新たに所謂ドキテマ互換にあたる回収効果に加えてストック増加も狙える「魔眼使い グミ」、回収集中に加えて前列キャラのリバース時にそのキャラを手札に戻せる「命を背負って クリス」、CIPとPIGで回収効果を使用できる「“美浜学園” レナ」が登場しており、控え室に送られるキャラを再利用する方法も大幅に増えています。

ストック増加

既存ではCIPで手札を1枚ストックにできる「ツンデレ転入生 みちる」、手札のキャラを入れ替えつつ自身をストックにできる「籠の中の鳥 由美子」、CXがある時に対面をリバースさせることで山上1枚をストックにする「サンセットビーチ 一姫」でストックを増やしていました。

新規の「自分の幸福 レナ」は「朝の挨拶 ハルト」がいてダイレクトアタックした時とやや条件が厳しいものの、控え室のキャラをストックにすることができます。
「Tsun-Dere トーカ」は「タナトス・システム」が思い出にあるなら、アタック時に山上を確認してレベル1以上ならストックにできます。CXやリバース要求が不要な一方でストックを増やせるかは不確定なのが気になるところ。
「懸垂降下 クリス」は「サンセットビーチ 一姫」より、パワーラインは下がるものの、他キャラ全てがサイドアタック不可という重いデメリットがなくなりますし、5枚目移行の「サンセットビーチ 一姫」としての採用も考えられますね。

レベル0アタッカー

既存としてはレベル0でアタッカー運用したいカードは正直なくて、「斜陽差す放課 由美子」「楽園を目指す少女 蒔菜」「名実ともに天才 一姫」あたりでパワーラインを誤魔化しつつリソース確保を狙う程度でした。

新規の「不透明な護衛任務 バニラ」「不透明な護衛任務 チョコ」は相互リクルートが可能で、「不透明な護衛任務 バニラ」は先攻向けの中央移動、「不透明な護衛任務 チョコ」は後攻向けの思い出行きと手札戻しのメタ効果を持っており、レベル0のメインアタッカーとしてかなり頼りになるカードです。
所謂霞互換にあたるリソース温存効果を持つ「命は廻りて ハルト」は自ターン中はパワー3000になるのである程度のキャラを踏めてリソース温存を狙える上、レベル2以降なら「朝の挨拶 ハルト」になれるのでレベル0以外でも役割を持てるのがポイントです。

リソース系CXコンボ

既存としては「餌付け」とシナジーがある「斜陽差す放課 蒔菜」、「さっちんクッキング」とシナジーがある「愛されメイド 幸」、条件の緩い4ルックができる「迷宮に咲く花 由美子」のいずれかを使うことになっていました。

新規では3ルックが可能かつパワーが最大12500まで上昇する「ソウル・スピード マキ」、発動条件が重く2ルックと質の担保が難しいもののレベル0かつ後列でも発動可能かつ、対応がトレジャーアイコンのため連打性に優れる「スターゲイザー グミ&トーカ」、対応がスタンバイのためリアニメイトしつつ、自分のトリガー操作に加え、キャラ回収を狙える「アサルト・ニンジャ ユーキ」が追加され、リソースを広げる選択肢も格段に増えました。

スタンバイ関連

既存でもスタンバイのCXコンボは存在していたものの、スタンバイで出して嬉しいカードやサポートが不足していました。

新規の「海中散歩 ムラサキ&レナ」でストックを手札リソースに変換可能になったり、「ステルス・ニンジャ ムラサキ」で自ターン中のパワーライン補助をしつつ、CXコンボで「ニンジャ・マスター ムラサキ」の早出しに繋げられ、「ニンジャ・マスター ムラサキ」の盤面移動でリソース維持を狙うといったトリッキーな動きが可能になっています。「ニンジャ・マスター ムラサキ」もCXコンボで正面のキャラを山上送りにする盤面干渉効果を持っているのもポイント。

既存だと、3000助太刀と全体1000パンプ持ちの「過去からの告白 幸」、オーソドックスなパワー10000で手札アンコール持ちの「最後のご奉公 幸」、CIPヒールと2000応援持ちの「迷宮に咲く花 幸」あたりは採用候補に挙がりそうですね。

防御札

所謂ジャックブラザーズ互換にあたる、相手キャラをレストするカウンターイベント「振り向けば幸がいる」と同効果の「SORD」が収録されています。とはいえ8枚積むカードでもないのでここは変化なしですね。
「楽園を目指す少女 幸」でサーチも可能なのがオシャレポイント。

新規としては2面へフロント強制かつソウル+4することでキャンセル誘発を狙う「愛されスナイパー トーカ」、盤面5枚条件で4コストかかるものの、クロックからキャラ2枚を回収する「祈り」が追加されました。
基本的には「振り向けば幸がいる」「SORD」が優先になるとは思いますが、検討の余地はあるかと。

早出しヒール

既存ではクロックをストックするヒールと4ルックを同時に行う都合上手札2枚をコストに要求される「楽園を目指す少女 由美子」以外は採用が難しかったですが、新規で手札コストを要求されない「黎明の蝶 有坂」が登場したことで、手札のカードを維持しつつヒールがしやすくなりました。
とはいえ「黎明の蝶 有坂」はクロック置き場のキャラしかヒールできないため、イベントが多めだったり、ストックを大事にしたい場合は「楽園を目指す少女 由美子」にも採用の余地が残っていますね。

リーサル系CXコンボ

既存では「Je vous suis attaché 由美子」が基本で、リーサル性能も上げたい場合は「歪な絆 雄二&一姫」も採用するといった形が主流でした。

新規では盤面リソースと交換しながらクロック回収ヒールを行いつつ、2点バーンを複数回狙うことが可能な「一番大切なこと レナ」、早出しも可能で盤面除去か2点バーンか4点バーンを選べる「大人になるということ トーカ」、手札をコストにクロック回収ヒールをしつつ4点バーンを行える「“美浜学園” クリス」が追加されています。

リーサル性能としてはそこまで強力ではないものの、他にはない特色もあるためどれを使うかは悩みどころ。

特に「“美浜学園” クリス」の対応CXである「バラと少女」はドローアイコンでありながらキャントリップの1ドローがついており、通常ではリーサルターン以外に役割を持ちにくいレベル3の対応CXと違い、損失なしでとりあえず発動が可能になるため、道中での扱いやすさという点も評価ができます。

構築検討

主軸ギミック

早速新しいギミックをメインにしたデッキを…と言いたいところだったのですが、継続的にリソースを伸ばしつつ、任意のカードに触りやすい構成にするのが難しく、まったくまとまりませんでした。

というわけで、パワーライン等の不安は大いにあるものの、ひとまず既存構築で使用されていた「愛されメイド 幸」をベースにしつつ、周りを新規で固めるような構築をすることにしました。

フィニッシャーの選定

既存デッキではフィニッシャーは「Je vous suis attaché 由美子」でほぼ固定でしたが、「伝習員 ハルト」の登場でそこの部分は変更できるようになりました。
継続的にリソースを伸ばせる形としたいので、ゲートアイコン対応のCXコンボ持ちを採用します。

「Je vous suis attaché 由美子」以外でゲートアイコン対応のCXコンボ持ちでフィニッシャーになれそうなのは「楽園を目指す少女 一姫」のみでしたので、今回はこちらを採用。
2面しかCXコンボを狙えない上、コストの割にはリーサル性能が高いわけでもないですが、合わせて「神が掴む果実 一姫」を使用する形で、3-0からなら十分リーサルを狙えるようになったので十分進歩はしています。

デッキレシピ

デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/5J2Z7

採用カード説明

レベル0:18枚

過去の記憶 一姫:1枚

CIPで自分の山上1枚を確認してそのままか控え室送りにする自動効果と、1ストックと自身レストで3ルック集中を行う起動効果を持っています。
キャラ以外のカードに触りにいけるカードとして1枚採用。

不透明な護衛任務 バニラ:2枚
不透明な護衛任務 チョコ:2枚

CIPで手札1枚をコストに相方をリクルートする自動効果を持っています。
「不透明な護衛任務 バニラ」は相方がいれば自身のパワーを+2500し、相手のアタックフェイズ始めに前列中央の空いている枠に移動可能になり、
「不透明な護衛任務 チョコ」は自ターン中に相方がいるなら、自身のパワーを+3000し、「自身の正面のキャラは手札に戻せず、思い出にできない」効果を得る永続効果を持っています。
相互リクルートのおかげでどちらを引いても3500中央移動と自ターン4500アタッカーになれるので、序盤バトルの安定性を大きく引き上げてくれます。
レベル0のメインアタッカーなので合計6枚積んで引ける可能性を上げたい気持ちもありますが、枠もないし後半はほぼ役割を持てないので、2枚ずつの採用。

籠の中の鳥 由美子:1枚

CIPで自身のパワーを+1500する自動効果と、手札のキャラ1枚とスタンドしているこのカードをストックにすることをコストに、自分の山上2枚を公開して相手が選んだキャラかイベント1枚を手札に加えて残りを控え室に置く起動効果を持っています。
盤面を圧迫せずにストックを増やせますが、CXを2枚捲ると1枚損失になるのは注意が必要です。
「さっちんクッキング」からの選択肢にできるよう1枚採用。

私は、ニンジャなのだから ムラサキ:4枚

CIPで自身のパワーを+1500する自動効果と、CIPかアタック時に1ストックと山上1クロックをコストにレベル1以下のキャラをサーチする自動効果を持っています。
待望のオカ研互換効果が豪華になってやってきました。
アタック時にも使用できるため、後攻1ターン目の2パンチ目からでも効果を使えるのが非常に強力。
序盤のサーチ役として4枚採用。

タナトス・システム:2枚

自身のリバース時に1ストックと手札1枚と自身を思い出にすることをコストに、キャラを1枚回収する自動効果と、思い出にこのカードがあり,自分か相手が自身のカード効果で自分のクロックのカードを控え室に置いた場合、1枚セルフハンデスをしないと山上から1クロックを貰わなければならない制約を与えます。
回収効果がオマケでついたヒールメタ。
プールの強みではあるものの、対面によっては効果が薄く、枠もないので枚数を絞って2枚の採用。

“美浜学園” レナ:1枚

CIPとPIGで1ストックと手札1枚をコストにキャラを回収する自動効果を持っています。
シンプルな回収ですが、「さっちんクッキング」から確定で任意のキャラへアクセスするために1枚採用。

幼げな容姿 千鶴:1枚

CIPで自分の山上2枚を操作する自動能力と、1ストックと手札のCX1枚をコストにCXを回収する自動効果を持っています。
他にも2種CX入れ替えがいますが、オマケ効果の山上2枚操作が「さっちんクッキング」や集中の使用するしないの判断、「挑戦者 マキ」のバウンス確定等々便利なので、こちらを1枚採用。

命を背負って クリス:4枚

他の自分のキャラがリバースした時に自身が後列にいる場合、自身を山下送りにすることでリバースしたキャラを手札に戻せる自動効果と、1ストックと自身レストをコストに4枚の回収集中を行う起動効果を持っています。
回収集中もシンプルに強力ですが、前列に投げたキャラをストックも使わずに手札にセルフバウンスできるのが強力で、
・「愛されメイド 幸」を手札に戻す
・「さっちんクッキング」で別の「命を背負って クリス」を回収して後列に配置
とすることで容易に盤面の再展開が可能です。
リソース回収の要になるので4枚採用です。

レベル1:8枚

愛されメイド 幸:4枚

自分の他のキャラ1枚につき自身のパワーを+500する永続効果と、CXコンボで「日だまりの公園」が置かれた時に「さっちんクッキング」を回収かサーチする自動効果を持っています。
行きのパワーラインにやや不安はあるものの、返しは大体6000になるので中々に優秀。
特定イベントを直接加えるので、不意に山を崩したままターンを渡しにくいのが良いところです。
レベル1のメインアタッカーとして4枚。

さっちんクッキング:4枚

自身の山上2枚を控え室に置き、それらのカードのレベルの合計値以下のキャラを回収することができるイベント。
強制的に2枚の山札を削った上に回収できるカードの範囲が不確定ですが、盤面を圧迫せずに回収ができるのが強み。
不意に大変な山札状況になっても、レベル2以降なら「迷宮に咲く花 蒔菜」の疑似リフレッシュである程度リカバリー可能。
「愛されメイド 幸」の回収、サーチ先なので4枚。

レベル2:9枚

挑戦者 マキ:1枚

アタック時に対面キャラがレベル3以上なら自身のパワーを+6000する自動効果と、自ターン中に自身のレベル2以上の対面キャラをリバースさせた時に山上1枚を公開し、それがキャラなら相手キャラ1枚をバウンスできる自動効果を持っています。
レベル3を多面展開してくるような相手に対して2面処理を狙えるカードとして1枚採用。

朝の挨拶 ハルト:1枚

レベル×500応援の永続効果と、自身をコストに相手のキャラ1枚を他の空いている枠に動かすか、2枚の位置を入れ替える起動効果を持っています。
入れ替えで相手の後列キャラを前列に引っ張り出してバトルさせたり、
「迷宮に咲く花 蒔菜」のパワーラインを補助しつつ、相手の前列がガラ空きになったら後列のキャラまで引っ張り出してバトルに持ち込むことが可能です。
ピンポイントでの運用になるので1枚の採用。

迷宮に咲く花 蒔菜:4枚

自分の他キャラが2枚以上なら自身のパワーを+8000する永続効果と、CIPで返しのターンまで「相手のターン中自身のパワーを+2000」「大活躍」の2つの効果を得る自動効果、同じくCIPで手札の「迷宮に咲く花 蒔菜」をコストにすることで自分の控え室のカードを全て山札に戻す自動効果を持っています。
早出しヒールが色の都合で入らないため、どちらかというとメイン効果として扱っているのは最後の疑似リフレッシュ効果です。(実質1点ヒール)
とはいえ大活躍も助太刀や「朝の挨拶 ハルト」と同時展開できると相手に対応リソースを迫れるので強力。
先述の通り、疑似リフレッシュがメインの採用なので4枚の採用。

少女達の日常 ムラサキ:1枚

1ストックと手札の自身をコストに2500助太刀を行う起動効果と、助太刀使用時に1ストックと手札1枚をコストに、相手の早出しキャラを手札に戻す自動効果を持っています。
早出し多面系に対して有効な助太刀。
先上がりで「迷宮に咲く花 蒔菜」の大活躍を展開できればフロントアタック強制でサイドアタックによる逃げを許さないことも可能。
手札に戻してしまうものの、その分コストは軽いしヒールメタがある関係で再利用時のヒールも防ぎやすいのでこれはこれで悪くないと思います。
ピンポイントでの運用になるので1枚の採用。

鉗子の監視 有坂:1枚

1ストックと手札の自身をコストに2500助太刀を行う起動効果と、助太刀使用時に相手のCXがあるなら、バトル中の自キャラにパワーを+2000できる自動効果を持っています。
CX込みでのパワーライン調整や、CXコンボでリソース回復を狙おうとすると助太刀圏内にできたりする助太刀。
「迷宮に咲く花 蒔菜」の大活躍と同時運用すると相手に嫌な顔をさせられます。
ピンポイントでの運用になるので1枚の採用。

振り向けば幸がいる or SORD:1枚

4コストカウンターで相手のキャラ1枚をレストできるイベント。
4ストック必要なので、リーサルに使えるストックは減るものの、生き残れば勝てるゲームの時などに心強い。
「迷宮に咲く花 蒔菜」の大活躍によるフロント強制で発動タイミングを作りやすいのもポイント。
2枚程度入れたいですが、枠もなく、安定して使えるリソース確保も難しいのでたまたま引いたら強い1枚採用。

レベル3:7枚

神が掴む果実 一姫:2枚

自分の控えCXが2枚以下ならレベル2で早出し可能になる永続効果と、CIPで自身のパワーを+1500する自動効果、登場ターン中に自身の与えたダメージがキャンセルした場合、1度だけ自分の山上から1枚を控え室に送り、そのカードのレベル+1ダメージを相手に与える自動効果を持っています。
基本的にはリーサルターンに「楽園を目指す少女 一姫」と併用することでキャンセル時バーンを狙っていくためのカードです。
稀にパワー11000で相手のキャラを倒しに行くために早出しすることもある…かも(ほぼない
リーサルターンに1面置きやすいように2枚の採用。

楽園を目指す少女 一姫:4枚

マーカーを持っている場合に自身のパワーを+1000する永続効果と、CIPで自分の他キャラが2枚以上なら、クロックのキャラをマーカーにする自動効果、CXコンボでアタック終わりに2ストックと手札2枚をコストに自分の他キャラをスタンドさせる自動効果を持っています。
効果の性質上、1アタック目は使用できないCXコンボのため、相方として「神が掴む果実 一姫」を並べたいところ。
アタック終わりの再スタンドで防御札の影響を受けやすかったり、コストが重かったり、マーカーにできるのがキャラだけだったりと問題が色々あるものの、一定のリーサル性能は確保できます。
リーサルターンに2面置きやすいように4枚採用。

伝習員 ハルト:1枚

CIPで1ストックをコストに、相手のストックを控え室に置き、同じ枚数を山上からストックにする自動効果と、他の自キャラがフロントアタックされた時、1ストックと自身をコストにそのキャラをバウンスする自動効果を持っています。
所謂光景互換と中学生互換の効果を持つカード。
相手の圧縮を崩しに行けるカードとして1枚採用。

クライマックス:8枚

日だまりの公園:4枚

カムバックアイコン。
「愛されメイド 幸」のCXコンボで使用するため4枚採用。

再会、そして…:4枚

ゲートアイコン。
「楽園を目指す少女 一姫」のCXコンボで使用するため4枚採用。

デッキの回し方

レベル置き場の色発生順は赤→黄→青が基本。

マリガン
「愛されメイド 幸」「日だまりの公園」とレベル0はキープ。
「振り向けば幸がいる」も余裕があればキープしておきたい。

レベル0

「不透明な護衛任務 バニラ」「不透明な護衛任務 チョコ」「私は、ニンジャなのだから ムラサキ」を中心にアタックしていきます。

「不透明な護衛任務 バニラ」「不透明な護衛任務 チョコ」が引けていなくても「私は、ニンジャなのだから ムラサキ」でどちらかをサーチ、相互リクルートで上記盤面になります。
合計で8枚入っていることもあり、2ターン目は大体「不透明な護衛任務 バニラ」「不透明な護衛任務 チョコ」でアタックできていることが多いですね。
「私は、ニンジャなのだから ムラサキ」のサーチ効果が余っていれば、「愛されメイド 幸」も集めていきます。

レベル1

「愛されメイド 幸」のCXコンボを多面で狙っていきます。

ゲートアイコンのトリガー効果や「過去の記憶 一姫」「幼げな容姿 千鶴」次の「日だまりの公園」確保を狙いつつ、「命を背負って クリス」や「さっちんクッキング」で「愛されメイド 幸」を回収することで、継続的に「愛されメイド 幸」のCXコンボを多面するのが理想です。

レベル2

レベル1での動きを継続することもありますが、レベル2からは「迷宮に咲く花 蒔菜」の大活躍による対応の押し付けも狙っていきます。

相手の高レベルカードが複数前列にいる場合は「挑戦者 マキ」でバウンスしつつ、「迷宮に咲く花 蒔菜」を中央で安全にアタックできる状態を作ったりします。
助太刀や「朝の挨拶 ハルト」や「振り向けば幸がいる」を一緒に構えているとかなりの圧が出るので、相手に対応リソースの消費を迫っていきます。

レベル3

「楽園を目指す少女 一姫」のCXコンボでリーサルを狙います。

「神が掴む果実 一姫」1面、「楽園を目指す少女 一姫」2面が理想盤面になります。
アタック開始時のストックは0枚でも足りるのでストックは意外と平気ですが、手札コストが重いので注意。
「神が掴む果実 一姫」のキャンセル時バーンは1回しか発動しませんが、3回アタックすることでほぼ確実に発動は狙えます。
相手の山札を崩したい場合は「伝習員 ハルト」も使っていきましょう。

終わりに

というわけで今回は既存のカムバックゲート構成のグリザイアデッキをアップデートした内容を記事にしてみました。

新しいカードを主軸にした構築も引き続き試しているので、来月は多分そのデッキを記事にしていると思います。

以上、ここまで読んでいだだきありがとうごさいました。

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