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【WS】8扉シャナ(カムシン型)

ご無沙汰しております。蒼流と申します。

先日のブシロードTCG戦略発表会にて、15周年プレミアムブースターの第1弾が「灼眼のシャナ」であることが発表されました。

さらには「電撃文庫」も参戦ということで、そちらでも収録されるそうです。

公式HPによるとトライアルデッキブースターパックの両方で枠があるみたいなので10種程度はもらえるんじゃないかなと期待しています。

トライアルデッキ、ブースターパック「灼眼のシャナ」の発売日が2011年4月2日、エクストラブースター「灼眼のシャナIII-FINAL-」の発売日が2012年9月29日なので、およそ11年ぶりの追加で嬉しい限りです。

そんなわけで今回は「灼眼のシャナ」デッキについて話していこうと思います。
現代プール視点だと圧倒的にパワー不足なので、対面には優しいデッキを使ってもらいましょう()

前置き

現代のヴァイスシュヴァルツは、自身のクロックを増やす代わりにサーチや回収できる効果を使用したり、クライマックスコンボを多面することで手札枚数を維持するのが基本ですが、当時は上記のようなギミックはあまり存在せず、何も考えずに序盤から3パンを繰り返していると手札が枯渇することもあり、そうならないようにレベル0はお互いに少ないアタック数になったり、クライマックスコンボは搭載せずともカムバックアイコンを8枚としてトリガー時のアドバンテージでやりくりすることになるわけですが、加えて高いパワーラインによる盤面の維持を狙うのが有効な戦術でした。
基本的なことではありますが、前列のキャラがリバースせずにターンが回ってくればその分で手札消費が抑えられる上、相手はサイドアタックないしチャンプアタックをしていることになるので、ダメージレースでも有利になる、というわけです。

構築コンセプト

「アンコール持ちの高パワーキャラを並べて殴る」というシンプルなデッキで、レベル1から高いパワーラインを作るためにキーとなるのが「『調律師』カムシン・ネブハーウ」となります。
自分の他キャラがリバースした際、自分のキャラのパワーを+1500する効果を持ち、500応援と合わせて大きくパワーを上げられます。
前列には手札アンコール持ちの「この刃に懸けて シャナ」「“フレイムヘイズ”ヴィルヘルミナ」を配置し、面が踏まれても残りの1、2面がリバースせずにターンが回ってくる状況を目指します。

レベル2からは前列に「愛がすべて シャナ」を配置し、クライマックスコンボも狙っていきます。
「ドロシー役のシャナ」を手札に加えてさらにパワーの要求値を上げていきましょう。

コンセプト通りに試合を運べれば自然とクロック差がついていき、そのままゲームエンドまで持っていけるはずです。

デッキレシピ

デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/4RNX6

採用カード説明

レベル0(18枚)

ロミオ役の悠二(4枚)
クロックコストによる絆回収持ち。
自傷しつつ手札を補充できるカードで、偶然控え室に絆先があるとレベル0から多めに殴れる上振れ要素です。
貴重な黄の発生要素なので4枚。

対峙の時 シャナ(4枚)
デメリット持ち3500アタッカーで絆先。
時代を感じるテキストですが、レベル0に相手のキャラを踏みにいく役割で4枚。

討滅の使徒 シャナ(2枚)
控え回収の立ち集中。
山札ケア要員としても使えますが、メインフェイズ中に控え室から好きなキャラに触れる可能性があるのはこのカードだけなので貴重。
とはいえ入れすぎてもしょうがないので2枚。

“彩飄”フィレス(4枚)
本家フィレスです。
レベル1までにいかに必要札を集めるかが肝になるので、最大枚数の4枚としています。

からっぽの存在 ヘカテー(4枚)
条件を満たせば相手ターン中は4500になるので、相殺以外では中々割られません。
自ターン中も2500はあるのである程度踏みに行けるのも良いですね。
最初に盤面へ出しておきたい筆頭になるので4枚。

レベル1(11枚)

“フレイムヘイズ”ヴィルヘルミナ(4枚)
所謂ガウル互換によるパワー上昇と手札アンコール持ち。
レベル1でのメインアタッカー枠として4枚。

この刃に懸けて シャナ(2枚)
「経験」達成で他キャラパンプを得る手札アンコール持ち。
このカードが盤面にいることで、パワーラインを1段階上げることができるのですが、登場に1コストかかるため複数枚の展開は難しいことが多いので、サブアタッカーとして2枚採用です。

『調律師』カムシン・ネブハーウ(4枚)
500応援と自分の他キャラがリバースした際、自分のキャラのパワーを+1500する効果持ち。
このカードをレベル1開始時に後列へ2枚配置できるかが大事になるので4枚。

変わった“トーチ”悠二(1枚)
自動効果によるダメージ無効効果と、レベル2以上に1000応援持ち。
最近では珍しいバーンメタを持つオーパーツです。
対面を見て使うか判断するカードなので1枚。

レベル2(6枚)

愛がすべて シャナ(4枚)
「経験」達成でパワー8500手札アンコールつきのクライマックスコンボ持ちになります。
レベル2のメインアタッカーになるので4枚。

ドロシー役のシャナ(2枚)
「経験」達成で3500助太刀になります。
レベル置場に置くこともあるので2枚。

レベル3(7枚)

シャナ&悠二(3枚)
「経験」達成でパワー11000と対面リバース時にデッキトップ送りを得る効果と、登場時に2ドロー1ディスを持つレベル3キャラ。
クライマックスの確保を狙うのが主な役目です。
レベル置場に置くこともあるので多めに3枚。

翻る黒衣 シャナ(4枚)
登場時の1点ヒールと、自分の他キャラがリバースした際、自身のパワーを+1000する効果を持ち。
ヒール役として4枚。

クライマックス(8枚)

新世界へ(4枚)
レベル2のクライマックスコンボで使用するので4枚。
ホイル版イラストがめっちゃ良い。

想いの力(4枚)
カムバックアイコン目的で4枚。

デッキの回し方

レベル置き場の色発生順は赤(レベル2以上)→赤(レベル5以上)→黄が理想。

レベル0
マリガンはレベル0と「『調律師』カムシン・ネブハーウ」はキープ。
絆先であることを考慮して「対峙の時 シャナ」も1枚控え室に落としておけるとベスト。
「からっぽの存在 ヘカテー」「対峙の時 シャナ」をメインとしてアタックしつつ、「“彩飄”フィレス」で「『調律師』カムシン・ネブハーウ」を優先しつつ、レベル1キャラを集めましょう。

レベル1
レベル置き場にはレベル2以上の赤を置きます。
「『調律師』カムシン・ネブハーウ」を後列に2面、前列に「この刃に懸けて シャナ」「“フレイムヘイズ”ヴィルヘルミナ」を2面配置できれば理想的な流れです。(3面は中々難しいので)
カムバックアイコンをトリガーしたら「愛がすべて シャナ」を回収しておきましょう。
「新世界へ」が引けたらレベル2まで温存しておくのも良いでしょう。

レベル2
レベル置き場にはレベル5以上になるように赤を置きます。
「愛がすべて シャナ」を前列に配置しつつ、クライマックスコンボを狙っていき、助太刀やレベル3キャラを手札に加えていきましょう。
コンセプト通りに運べているならクロック2ドローをしなくても手札は十分あるはずです。
対面によっては「変わった“トーチ”悠二」を盤面に出しておくことも検討しておきましょう。

レベル3
翻る黒衣 シャナ」でヒール耐久するか、「シャナ&悠二」でクライマックスを引きにいって通常アタックにはなりますがゲームエンドを狙います。

カスタマイズ要素

レベル3にもクライマックスコンボを採用したい場合には「大いなる器 シャナ」「悠二と歩む道  シャナ」が候補になります。

クライマックスがキャントリやストブになるので道中の安定度は落ちますが、詰め効果を入れられるのは良いですね。

終わりに

というわけで8扉(カムバック)のカムシン型シャナデッキの紹介でした。
当時の全国決勝とかだと使用されていたのはこのカムシン型だった記憶があるのですが、最近のメモリアルカップで出てるデッキレシピだと全然違う構築みたいですね。

追加が来ても旧弾のカードはほぼ使わないとは思いますが、楽しみすぎて待ちきれないという方は、緩めの対面を用意してもらって遊んでもらいましょう。

次回は電撃文庫で同じく追加がもらえる「とある」シリーズか「青春ブタ野郎」シリーズから何か記事にしようかなと思います。

以上、ここまで読んでいだだきありがとうごさいました。


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