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【WS】宝枝青ブタ

ご無沙汰しております。蒼流と申します。
すっかり冷え込んできたので、暖房の使用を解禁した11月末です。

今月は「幻日のヨハネ」「あやかしトライアングル」のトライアルデッキ&ブースターパックが発売されました。
箱PRがまた爆騰していたり、早速WGPの上位で入賞報告もあり、今後も要注目でしょう。

また、先日新たに新規参戦タイトルが発表され、2024年中に「リコリス・リコイル」のプレミアムブースター、2024年2月23日に「カードキャプターさくら」のブースターパックが発売されるとのこと。
「リコリス・リコイル」はアニメ2期をやってからの追加になると思っていたので、追加があるとしてもいつになるのやら…と思っていたら書き下ろしでカードを刷るらしいので驚きました。
「カードキャプターさくら」は日本語版が2019年08月23日に参戦でしたので、実に4年半ぶりの追加となりますね。カードスペックはともかく、前弾の主な特徴が「クリアカード編」だった気がするので、そちらのカードはあまり使わないような構成になりそうですね。

閑話休題、今回は電撃文庫にて少しだけ追加をもらえたカードを使用した、青春ブタ野郎シリーズのデッキについて書いていこうと思います。

※互換名や俗語が出てくることがあるので、それらがわかる人だと読みやすい内容です。


前置き

電撃文庫のブースターパックで3種、トライアルデッキで1種、PRで1種のカードが追加されました。

「当たり前の日常 麻衣」「Anniversary 麻衣」は、ある程度クライマックスとの併用が前提にはなりますが、不足していたレベル2のパワーラインを押し上げられるので、クライマックスにアクセスしやすいゲートアイコンやトレジャーアイコンを軸としているなら採用候補にできそうです。

「やさしさにたどり着くため 翔子」「電撃文庫30周年記念 麻衣」もクライマックスをコストにキャラを回収する効果を持っているので、こちらも同様のコンセプトのデッキで採用候補になります。

「スイートでフレッシュな最終兵器」は大活躍持ちとの併用を意識されたデザインのイベントだと思われますが、素直に助太刀を使用した方が強い気がしますので、こちらを採用するのは現状では難しい気がします。

そもそも追加された種類が少ないので仕方ないですが、既存の主流であるチョイスカムバックの思い出圧縮を軸としたデッキや、スタンバイカムバックの早出しチェンジを軸としたデッキを強化できそうなカードはありませんでした。

枝扉サンプルレシピ
デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/6JJZ6
電源扉サンプルレシピ
デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/7X40L

電撃文庫のリストが確定した時には既存タイトルの割に枠が少なかったので少々しょんぼりしたものですが、逆に追加ブースターがもらえるのでは?と思っていたら前回の戦略発表会で案の定参戦タイトルとして発表されたので小躍りしていましたね。

構築コンセプト

既存の主流デッキの強化という方向性は難しそうなので、追加されたカードである「当たり前の日常 麻衣」を活かせる構築を目指したいと思います。

8ゲートデッキにする場合、経験を要求されるため、レベル2以上の青のカードを極力減らしたくないのと、他色でもレベル3を優先したいので、枠的に厳しいところがあります。
「なすのとはやて」の枠を使えば何とかなりそうですが、山札管理が一気に厳しくなるので今回は見送り。

8門サンプルレシピ
デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/7JCJ4

というわけで他のトレジャー、ゲートアイコンを使える良い感じのカードを探した結果、クライマックスコンボでリバース要求の4ルックを自キャラに付与できる「夢の中の出来事 古賀 朋絵」が候補として挙がりました。

「当たり前の日常 麻衣」と並べてリバース時のストックブースト効果を使いつつ、「夢の中の出来事 古賀 朋絵」のクライマックスコンボで手札も増やせて相性が良いです。

最近の2/1クライマックスコンボ族の方がやってること強くない?とか言ってはいけない

リーサルで使いたいクライマックスについてもトレジャーかゲート…と言いたいところですが、他にあまり良いカードがなかったので、ゲートも絡まないことを考慮して、自身でクライマックスコンボの準備をしやすい「クリスマスプレゼント 豊浜 のどか」を採用することにしました。

デッキレシピ

デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/6YCNL

採用カード説明

レベル0(16枚)

シスコンアイドル 豊浜 のどか(4枚)

自ターン中にパワーを+1000する永続効果と、相手のアタックフェイズに自分のデッキトップを落として思春期のキャラなら前列の空いている枠に移動できる自動効果を持っています。
昨今の移動持ちからするとスペック不足感がありますが、プール内では1番強いレベル0アタッカーです。
初手で使いたいので4枚。

お兄ちゃんと一緒に 梓川 花楓(2枚)

登場時に1ストックと手札のクライマックス1枚をコストとして控え室のクライマックスを回収する自動効果と自キャラ2体のレストをコストとして自キャラにパワーを+2000する起動効果を持っています。
デッキコンセプト的に「夢の中の出来事 古賀 朋絵」のクライマックスコンボを連打できるのが望ましいため、クライマックス入れ替えを少し多めの2枚採用。
パワーパンプの起動効果も「夢の中の出来事 古賀 朋絵」が後列に2体スタンドしていることが多いため使いやすいです。

ラプラスの悪魔 古賀 朋絵(4枚)

登場時に自分の山札の上から2枚を好きな順番にできる自動効果と、アタック時に自キャラへパワーを+1500できる自動効果を持っています。
「夢の中の出来事 古賀 朋絵」のクライマックスコンボ前にトリガーするカードと手札に加えるカードを入れ替えたり、先攻の時に「シスコンアイドル 豊浜 のどか」「自己嫌悪 豊浜 のどか」が自動効果で参照するカードの安全確認を行ったり、「黄昏の夕空 梓川 かえで」のストブチェックをしたりと役割は多いので4枚。アタック時のパワーパンプもリバース要求の手助けになるので使いやすいです。

自己嫌悪 豊浜 のどか(4枚)

相手のドローフェイズ始めに自分のデッキトップを公開して、そのカードがレベル1以上なら手札に戻る自動効果を持っています。
ぶっちゃけ赤の発生要員としてレベル0なら何でも良い枠ではあるのですが、「夢の中の出来事 古賀 朋絵」に登場コストがかかるので、なるべくストックを貯めやすいカードが望ましいと思い、こちらを4枚採用。
一応前途の通り「ラプラスの悪魔 古賀 朋絵」の前方確認もあるので成功率は気持ち高め。

二人のサンタクロース 桜島 麻衣(2枚)

登場時に自分の山札の上から2枚を控え室に送り、クライマックスが含まれていたら自キャラにパワーを+1500する自動効果と、登場時に1ストックと手札1枚をコストとして控え室のキャラを回収して他の自キャラにパワーを+1000する自動効果を持っています。
メインフェイズ中に控え室のキャラに触れる手段として2枚採用です。

レベル1(12枚)

夢の中の出来事 古賀 朋絵(4枚)

このカードの前のキャラにパワーをレベル×500パンプする永続効果と、クライマックスコンボで自キャラに対面リバース時に4ルックしてキャラを手札に加える能力を与えられます。
後列のクライマックスコンボ持ちなので、対応となる「ありえない現象」を使えば使うだけアドバンテージを獲得できる見込み。
登場時に1コストかかってしまうのは使いづらさがありますが、目を瞑りましょう。
早期に後列へ2面配置したいので4枚採用。

黄昏の夕空 双葉 理央(4枚)

登場時に自身のレベルを+1しパワーを+1000する自動効果と、アタック時に他の自キャラにパワーを他の自キャラ数×500する自動効果を持っています。
「夢の中の出来事 古賀 朋絵」がレベル応援なので、レベルパンプも若干嬉しい。
レベル1のタイミングでもクライマックス込みで7500は出る想定で、他キャラへパワーパンプもできるので使い勝手は悪くないです。
レベル1のアタッカーとして4枚採用。

“私の立てた仮説”双葉 理央(4枚)

登場時に1ストックと手札1枚をコストとして山札からキャラをサーチする自動効果と、自身のリバース時に対面がコスト0以下なら、相手のクロックの上から1枚を控え室に置き、そのキャラをクロックに置く自動効果を持っています。
基本的にはレベル1で「夢の中の出来事 古賀 朋絵」や「黄昏の夕空 双葉 理央」をサーチしてクライマックスコンボの流れを狙います。
パワーは3000しかないですが、「夢の中の出来事 古賀 朋絵」「黄昏の夕空 双葉 理央」と併用するとパワー6500くらいにはなるので、一方的にリバースが取れることも多く、クロック送りも「公安対魔特異4課隊長 岸辺」「医療事務員 フィオナ」といったカードに強気に出られるので嬉しいですね。
貴重な山札サーチ兼アタッカー枠として4枚。

レベル2(5枚)

当たり前の日常 麻衣(4枚)

登場時に自キャラの数×500自身のパワーをパンプする自動効果と、対面のリバース時にクライマックスがあれば控え室のキャラを1枚ストックに置ける自動効果を持っています。
クライマックス込みで最大15000程度のパワーが出る想定なので、相手の助太刀の上からでもリバースを狙いにいけることもしばしば。
ストックを節約しつつ高パワーの相手キャラを踏むために4枚採用。

夢の中の出来事 双葉 理央(1枚)

レベル2の助太刀で自キャラのパワーを+3000しつつ、そのキャラがリバースさせた対面キャラを思い出送りにする能力を与えます。
「冷静沈着 双葉 理央」と併用して相手のアタック終わりに発動する効果を防ぐのが主な採用理由です。
条件が揃った時に使えればいいので1枚採用。

レベル3(11枚)

クリスマスプレゼント 豊浜 のどか(4枚)

登場時に山札の上から3枚まで見て好きなカード1枚を手札に加えられる自動効果と、クライマックスコンボで1ストックと手札1枚をコストとして、自身と他の自キャラ1体に自身が与えたダメージがキャンセルされた時に自分のデッキトップを控え室に送り、そのカードのレベル+1のバーンを飛ばす能力を与えます。
発動タイミングがクライマックスを置いた時なので、コストは結構重め。
基本的には2面+「冷静沈着 双葉 理央」or「新たな一歩 梓川 花楓」としたいので、リーサルターンには8ストック以上用意したいところです。
レベル3のメインアタッカーとして4枚採用。

冷静沈着 双葉 理央(1枚)

前列中央にいれば自身のパワーを+4000し、自分のレベルが3以上なら大活躍を得る永続効果ち、バトル相手がリバースした時に1ストックと手札1枚をコストに1点バーンする自動効果を持っています。
基本的には15500の大活躍になるので、助太刀も込みだと超えられません。
リーサルを狙いにいくときに前列中央に相手のキャラがいる場合はこちらを優先して配置したいところです。
条件が揃った時に使えればいいので1枚採用。

新たな一歩 梓川 花楓(2枚)

登場時に控え室のキャラ1枚を回収できる自動効果とアタック時に自身のパワーを他の自キャラ×500パンプし、手札2枚をコストとして1点バーンを与える自動効果を持っています。
リーサルを狙いにいくときに必要札を追加で集められ、前列中央に相手のキャラがいなくてもバーンができます。
困ってる時にアクセスしやすいように2枚の採用。

黄昏の夕空 梓川 かえで(2枚)

自分のキャラが4体以上いれば手札のこのカードのレベルが-1される永続効果と、登場時に自分のクロックの上から1枚を控え室に送り、デッキトップを確認してそのカードのレベルが1以下ならストックへ送れる自動効果を持っています。
上手くいけば1ストックで1点ヒールできる凄いカード。
ヒール枠として2枚採用。

クライマックス(8枚)

ミニライブ!(4枚)

「クリスマスプレゼント 豊浜 のどか」のクライマックスコンボのために4枚。

ありえない現象(4枚)

「夢の中の出来事 古賀 朋絵」のクライマックスコンボのために4枚。

デッキの回し方

レベル置き場の色発生順は緑→赤→黄が理想

レベル0
マリガンはレベル0と「夢の中の出来事 古賀 朋絵」「ありえない現象」はキープで、「夢の中の出来事 古賀 朋絵」がない場合は「“私の立てた仮説”双葉 理央」もキープでいいでしょう。
「シスコンアイドル 豊浜 のどか」「自己嫌悪 豊浜 のどか」をメインにアタックしていきます。

レベル1のタイミングでの要求札が多いので、レベル0はゆっくりやりたいところです。

レベル1
「“私の立てた仮説”双葉 理央」でレベル1のカードを集めつつ、「夢の中の出来事 古賀 朋絵」を後列に2枚配置してクライマックスコンボを狙っていきます。

次ターンのアタッカーになれるレベル1や「当たり前の日常 麻衣」「黄昏の夕空 梓川 かえで」を集めておきましょう。

レベル2
引き続き「夢の中の出来事 古賀 朋絵」のクライマックスコンボを狙いつつ、「当たり前の日常 麻衣」「黄昏の夕空 梓川 かえで」を前列に配置してアタックしていきます。

レベル3までにストック8以上を目標にしつつ、徐々に「クリスマスプレゼント 豊浜 のどか」や「新たな一歩 梓川 花楓」を手札に加えておきましょう。

レベル3
「クリスマスプレゼント 豊浜 のどか」を前列に2枚配置し、相手の前列中央にキャラがいるなら「冷静沈着 双葉 理央」

いないなら「新たな一歩 梓川 花楓」を配置し、クライマックスコンボでリーサルを狙います。

相手のリーサル効果の誘発タイミングがアタックの終わりの場合は「冷静沈着 双葉 理央」と「夢の中の出来事 双葉 理央」を併用することで無効化できることもありますので、選択肢として覚えておきましょう。

終わりに

というわけで宝枝(トレジャーチョイス)青ブタデッキでした。
3月の追加が待ち遠しいですね。

12月は戦略発表会、1月は新春大発表会があるということで、新規参戦タイトルやデッキ構築ルールの改定なども要注目です。
ヘブバンの追加くれ!!!!!!

以上、ここまで読んでいだだきありがとうごさいました。


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