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【WS】8門シャナ

ご無沙汰しております。蒼流と申します。
冷房を使わなくても良い気温になってきて過ごしやすくなるかと思いきや、秋花粉に喉を破壊されている10月末です

今月は「アリス・ギア・アイギス」のトライアルデッキ&ブースターパック、「灼眼のシャナ」のプレミアムブースター、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2」のブースターパックが発売されました。
アリスギアは発売直後のWGPで早速複数入賞して頭角を現しており、今後も要注目のタイトルです。

それはそれとして、予定通り「電撃文庫」に続いて追加カードを頂戴したので作成してみた8ゲート構成のシャナデッキについて書いていきます。

※互換名や俗語が出てくるので、それらがわかる人だと読みやすい内容です。


前置き

電撃文庫で12種、今回のプレミアムブースターで60種の追加がありました。平成の頃に出たカードで採用候補にできるのはかなり少数になるので基本的にはこの72種がベースで、昨今の通常ブースターよりは狭めのカードプールです。

他タイトルとの比べた際に明確な強みになるのは、相変わらず自動効果のバーンメタを内蔵している「変わった“トーチ”悠二」でしょう。
テキストは平成の頃から変わっていませんが、名称指定の関連カードに「シャナ&アラストール」「夏服のシャナ」が追加され、無理なく盤面に送りやすくなったのもポイントです。

とはいえ昨今のヴァイスシュヴァルツではコストが軽めのバウンスなど「変わった“トーチ”悠二」を無力化できるカードも多く、メタが刺さってイージーウィンとはいかないのが実情で、相手に除去カードが入っていそうな場合には2面配置して負担を増やすなどの対応が必要そうです。

レベル0のシステムとしてはオカ研互換となるレベル1以下サーチを持つ「この街での成長 シャナ」、フカ次郎互換の山札削りとPIGの2コスト回収を併せ持つ「屈せぬ心 シャナ」は強力なカードになります。
クライマックスコンボの枠を割ける場合は4ルック効果を持つ「水着のシャナ」も悪くはないでしょう。

アタッカーとしては霞互換となる自キャラの移動効果を持つ「チャイナドレスのシャナ」、条件付きで相手のターン中にレベル1になりパワーも3500となる「からっぽの存在 ヘカテー」、山札サーチも持ちつつパワーが3500ある「“彩飄”フィレス」あたりが候補になりそうです。

レベル1のクライマックスコンボ持ちはソウル+2対応でキャンセル発生時にアドバンテージを獲得できる「紅蓮の双翼 シャナ」、カムバック対応で2落下回収を行える「守るべきもの シャナ」、リバース要求ですがゲート対応で手札1枚をコストに2枚回収を行える「対峙の時 ヘカテー」の3種になりますが、いずれも安定感に欠けるため一長一短といったところでしょうか。

サブアタッカーもあまり候補がなく、CIPで自キャラへのパンプと「対峙の時 ヘカテー」へチェンジできる「近衛 史菜」、「愛在る者 シャナ」を採用していれば多くのキャラと相打ちができ、4ルック効果も併せ持つ「切なる願い シャナ」、シンプルにパワー6000のツインドライブ持ちである「願いの成就 ヘカテー」あたりから選出する必要がありそうです。

レベル2は基本的に早出しができるレベル3キャラとして、舞台に特定キャラ条件として要求されるがパワー高めで通常ヒール持ちの「夏服のシャナ」、特徴4面条件でストックヒールと経験6以上でパワーパンプを持つ「悠二と歩む道 シャナ」を使っていくことになりそうですね。

レベル3のクライマックスコンボは対応アイコンや発動条件に違いはあるものの、ヒールとバーンを併せ持つ「“フレイムヘイズ”シャナ」「愛在る者 シャナ」「神威召還 ヘカテー」から選択するのがいいでしょう。

構築コンセプト

バーンメタが上手く刺さって相手のフィニッシャーは十全に活躍できない一方で、こちらは通常通りにバーンでリーサルを狙えるといった展開になるのが理想ですが、プール的にリソースを確保しつつ特定カードを集めるのが難しいのではないかと感じましたので、バーン込みによるリーサルを狙いつつ、耐久プランをとれるような形にしたいと思います。

耐久要素として、旧テキストの「神威召還 ヘカテー」を採用します。
クライマックスコンボで1ドロー1点ヒールを行える効果があるので、リソースが厳しい場合でも追加のヒールをした上で、アンコールステップに1ストック還元されるので、返しのリソースを残して次のターンに備えられます。

そして「神威召還 ヘカテー」の対応はゲートアイコンなので、クライマックスが確保できればリソースを稼ぎやすい「対峙の時 ヘカテー」「近衛 史菜」のパッケージを採用することにしました。

デッキレシピ

デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/2A4NJ

採用カード説明

レベル0(17枚)

おめかし シャナ(1枚)

登場時に自分のデッキトップを確認し、そのままにしておくか控え室に送ることができる効果と、1ストックと手札のクライマックスをコストに控え室のクライマックスを回収する効果を持っています。
クライマックス入れ替え枠として1枚採用。

この街での成長 シャナ(4枚)

登場時に1ストックと山上1クロックをコストにデッキからレベル1以下のキャラをサーチできる効果と、経験2以上でアタック時に自キャラへパワーを+1000する効果を持っています。
序盤にクロックを進めつつ手札を増やせる所謂オカ研互換で、Lv1以降ならパワーの補正役もできます。
なるべくサーチなどは経由せずに1回使用したいので最大枚数の4枚です。

戸惑うシャナ(1枚)

他の炎のキャラにパワーを+500する永続効果と、自身のレストをコストに自分のキャラ1体へ対面をリバースさせた際にストック送りにして相手のストックの下から1枚を控え室に送れる効果を与える起動効果を持っています。
相手の舞台から控え室に送られた時をトリガーとする効果やアンコールを妨害できるので、刺さりそうな相手の時は序盤にサーチしておくと結構仕事をしてくれます。
ピンポイントで運用できればいいので1枚の採用。

シャナ&アラストール(2枚)

クライマックスフェイズの開始時に自分の「変わった“トーチ”悠二」がいるなら自キャラにパワーを+1000できる自動効果と、1ストックと自身のレストをコストに3ルックの4枚集中を行う起動効果を持っています。
集中枠として2枚採用。

討滅の使徒 シャナ(1枚)

1ストックをコストとして控え室にある炎のキャラを回収&ディスカードの4枚集中を行う起動効果を持っています。
緊急時に山札を一気に削れるのがレストコストなしの集中の強みではありますが、どちらかというとメインフェイズ中に控え室のキャラに触れて、その後そのままアタックできるキャラが欲しかったので1枚採用。
新テキスト版にすると自身レスト起動のパワー+1000効果がつきますが、あまり使う想定ではないのと、他のレベル0のパワーラインが低いこともあり、旧テキスト版を1枚採用。

屈せぬ心 シャナ(4枚)

舞台から控え室に送られた時に手札1枚をコストに4ルックしてレベル1以上のカードを手札に加える効果と、同タイミングで2ストックをコストに控え室の炎のキャラを回収する効果を持っています。
所謂フカ次郎互換に回収効果がついています。
2つ目の効果は2ストックと重いものの、序盤から手札を増やしつつ、1つ目の効果とあわせて2枚の手札を整えられるので使い勝手は結構良いカードです。
序盤から積極的に舞台に出していきたいので4枚採用。

からっぽの存在 ヘカテー(4枚)

相手のターン中に自分の手札が5枚以上ならレベルを+1し、パワーを+1500する永続効果と、相手のアタックフェイズ開始時に前列のキャラのいない枠で正面に相手のキャラがいる枠に移動させられる自動効果を持っています。
自ターン中はパワー2000と低めではありますが、返しはかなり硬いです。
レベル0でのメインアタッカー兼、青色発生役として4枚採用。

レベル1(15枚)

変わった“トーチ”悠二(3枚)

他の炎のキャラが2枚以上なら相手の自動効果によるダメージを無効化する永続効果と、このカードの前のレベル2以上のキャラにパワーを+1000する効果を持っています。
強力なバーンメタを持つタイトルの固有カードです。
基本運用ではLv2から後列に1面でいいですが、相手によっては2面配置を狙うこともあるので多めの3枚採用。

不器用なシャナ(1枚)

自身と1ストックをコストに2000助太刀し、使用時に自キャラ全てが炎のキャラなら自分の山札の上から1枚をストックに置く効果を持っています。
レベル1のメインアタッカーである「対峙の時 ヘカテー」が常時パワー6000を見込めるので返し8000を見込める点と、相手の山札操作系の詰めに対する対抗策として1枚採用。

近衛 史菜(2枚)

登場時に炎かカード名に近衛を含む自キャラにパワーを+1500する効果と、自分のクライマックスフェイズ開始時に自身をコストとして控え室の「対峙の時 ヘカテー」を同じ枠に置く効果を持っています。
「対峙の時 ヘカテー」でこのカードを回収→次のターンに登場→チェンジとすることでクライマックスコンボを複数回狙いやすいです。
特徴に炎がないのが困ったちゃんですが、この動きのために2枚採用。

“屠殺の即興詩”マージョリー(1枚)

自身と1コストに1000助太刀し、使用時に手札2枚をコストに相手のレベルが相手のレベルより高いキャラ1枚を控え室に置く効果を持っています。
早出しのメタカードとして1枚採用。

対峙の時 ヘカテー(4枚)

他の自分の後列にいる炎かカード名に近衛を含むキャラ1枚につき自身のパワーを+1000する永続効果と、クライマックスコンボで対面のリバース時に手札1枚をコストとして控え室の炎かカード名に近衛を含むキャラ2枚を回収する効果を持っています。
リバース要求なのが不安定ではありますが、ピンポイントで欲しいカードに触れるので、使えると手札の質を高く保てる上、パワーも往復で6000出るので中々硬いです。
レベル1のメインアタッカーとして4枚採用。

清秋祭始まる(4枚)

炎か愛のキャラがいる場合に4ルックして炎か愛のキャラを手札に加えることができるイベントです。
カウンターアイコンがあるので、相手の山札操作系の詰めに対する対抗策として使用することもあります。
1週目の山札削り補助として4枚の採用。

レベル2(1枚)

『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル(1枚)

自身と1ストックをコストに2500助太刀し、使用時に炎のキャラがいるならさらに+1000する効果を持っています。
レベル2の助太刀で炎を持っている中では1番強い助太刀なので1枚採用。

レベル3(9枚)

夏服のシャナ(4枚)

「変わった“トーチ”悠二」「シャナ&アラストール」がいれば早出し可能となり、他の炎のキャラ1枚につき自身のパワーを+500する永続効果と、登場時に1点ヒールできる自動効果を持っています。
「変わった“トーチ”悠二」「シャナ&アラストール」と併用すると行きはパワー13000、返しは12000なので中々硬いです。
レベル2でのメインアタッカーになるので4枚採用。

ティアマトーの契約者 ヴィルヘルミナ(1枚)

登場時に他の炎のキャラ×500だけ自身のパワーを上げ、自キャラ1体レストをコストとして相手に控え室のクライマックス1枚以外を山札に戻させる自動効果と、手札1枚をコストに自分の炎のキャラにパワーを+2500する起動効果を持っています。
所謂逆圧縮効果持ちのため、相手の山札への干渉役として1枚採用。

神威召還 ヘカテー(4枚)

旧テキスト版は登場時に1点ヒールする効果と、対応のクライマックスが置かれたタイミングで1ストックをコストに1枚ドローして1点ヒールし、アンコールステップに自身をストックに飛ばす効果を持っています。
ヒールの加速役として1枚採用。

新テキスト版は登場時に手札1枚をコストとしてクロック1枚をストック送りにする効果と、クライマックスコンボでアタック時に2ストックをコストに2点バーンを与える効果を持っています。
フィニッシュ時に最大3面ができるように3枚採用。

クライマックス(8枚)

直接対決!(4枚)

「対峙の時 ヘカテー」のクライマックスコンボのために4枚。

次の願いの結実まで(4枚)

「神威召還 ヘカテー」のクライマックスコンボのために4枚。

デッキの回し方

レベル置き場の色発生順は青→黄→赤ですが、黄→青→赤でも大丈夫です。クロックと手札の状況を見て、なるべくレベル1のタイミングで黄と青が発生できるようにしておきたいところ。
経験発生用に高レベルカードの採用を厚くはしていないので、黄色の発生時に「夏服のシャナ」を置けそうなら「この街での成長 シャナ」の経験を達成できるかなといった感じです。

レベル0
マリガンはレベル0と「対峙の時 ヘカテー」「直接対決!」はキープ。
「からっぽの存在 ヘカテー」「屈せぬ心 シャナ」をメインにアタックしていつつ、「この街での成長 シャナ」も併用して「対峙の時 ヘカテー」と「近衛 史菜」を集めていきます。

レベル1
「対峙の時 ヘカテー」のクライマックスコンボを狙っていきます。
回収候補は「近衛 史菜」「変わった“トーチ”悠二」「シャナ&アラストール」「夏服のシャナ」や助太刀あたりが良いでしょう。

レベル2
隙があれば引き続き「対峙の時 ヘカテー」のクライマックスコンボを狙いつつ、「変わった“トーチ”悠二」「シャナ&アラストール」「夏服のシャナ」を盤面に揃えてアタックしていき、助太刀や「神威召還 ヘカテー」「次の願いの結実まで」を集めていきます。
相手が「変わった“トーチ”悠二」に対抗策を用意していそうなら、後列に追加で配置しておくのも手です。

レベル3
「神威召還 ヘカテー」のクライマックスコンボで耐久orリーサルを狙います。「変わった“トーチ”悠二」が機能していれば、クロックを0にして耐える選択肢も十分ありますので、リーサルを狙うかどうかはよく考えてプレイしましょう。

終わりに

というわけでシャナの8門(ゲート)デッキの紹介でした。
「対峙の時 ヘカテー」のクライマックスコンボへの依存度が高いので、リバースがとれないような対面だと厳しいのが課題ですね。

今年はもう新しいタイトルを購入する予定がないので、来月からのネタをどうするか悩みつつ、何もなければ既存の個人的なお気に入りデッキについてでも書こうかと思います。

以上、ここまで読んでいだだきありがとうごさいました。

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