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ダイソンのドライヤー修理(電源ケーブルの断線)

7年前(2016年12月)に買ったダイソンのドライヤーが、最近になって使っている途中で電源が切れるようになりました。電源コードの辺りの接触不良が生じているような感じです。

ネットで調べると、あるあるな症状なようで、分解して修理している方も多いようです。「ダイソン ドライヤー 分解」で検索すると色々と詳しいやり方が出てくるので、それを見ながら分解・修理してみました。

主に、守谷工房さんの「Dysonが創るヘアドライヤー(2018.10.7)」のページを参考にさせていただきました。

分解の方法は、ネットに詳しく書かれているので、それらを見て頂くとして、家のドライヤーの断線箇所は下記の場所のようでした。

断線箇所

断線した部分を開いてみると、黒線は完全に断線、白線はかろうじて3分の1くらいはつながっている感じでした。

断線箇所の様子

作業としては下の図のように断線した部分のケーブルを切り詰める感じになります。

修理作業

ケーブルは白い固定金具を通って本体に引き込まれています。その白い固定金具の部分では、ケーブルに金属の金具を巻き付け、それを白い固定金具の中に固定(固定金具の樹脂と一体化させてる)することで、ケーブルが引っ張られても、内部に力が伝わらないようになっています。
その金属金具を使って元のようにケーブルを白い固定金具に固定するのは困難なので、金属金具は取り除きました。この作業が結構苦労しました。

ケーブルを引き込む固定金具と、埋め込まれていた金属金具

代わりとして白い固定金具へのケーブルの固定にはエポキシパテを使ってみました。
一応、ケーブルは白い固定金具にくっついたようですが、後から考えたら、ケーブルにインシュロック(結束バンド)を巻き付けて、白い金具にエポキシパテで埋め込んだ方が、強度的に強くなったかなと思いました。

ケーブルの固定金具(エポキシパテでケーブルを固定した)

ケーブルは平形金具(熱収縮チューブで覆われている部分)で本体の配線と接続されているので、ネットのみなさんは平型金具の部分から交換しているようですが、適当な金具の手持ちがなかったので、その部分はそのまま残して、その手前のケーブルを切断して、はんだ付けでケーブルをつなぐことにしました。

接続箇所(はんだ付け)

はんだ付けでつないだ部分を熱収縮チューブを被せて完了です。

熱収縮チューブを被せて完了

エポキシパテで固定したケーブルの部分が日常使いのケーブルの引っ張りにどのくらい耐久性があるかわかりませんが、とりあえず使っていて電源が切れることはなくなりました。

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