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へたったエコ・ドライブ電波時計の基準位置修正

シチズンのPROMASTER LANDの腕時計を使っています。買ったのは2010年なので、もう14年近くなります。外出時にははめていくので、土日を除けばほぼ毎日使用してきました。
エコ・ドライブで電波時計なので、なるべく光を当てるようにしておけば、何もしなくても正確に動き続けていました。

これまでに何度か、光をあてていなくて電池切れで止まってしまうこともありましたが、太陽光を当てれば復活していました。

1ヶ月くらい前にも電池が0になったようで止まってしまい、直射日光の当たるところに置いておいたら、元に戻ったのですが、曜日の表示が、文字盤の空白の位置になってしまいました。そのため、曜日は変わるのですが、文字盤の空白部分から空白部分に動くため、何曜日だかわからない状態になってしまいました(その状態の写真を撮り忘れました)。

原因は、時計の基準位置がずれてしまったためと思われます。基準位置とは、12時00分00秒、1日、SUNの表示位置のことで、時計はその位置を基準として現在時刻を表示するように動作しているようです。そのため、基準位置がずれていると、電波時計で正しい現在時刻を取得していても、間違った表示をしてしまいます。

基準位置がどの位置かを見る操作や、それを修正する操作がマニュアルに書いてあるので、その操作をさせたところ、針が12時00分00秒となって止まった後、日付の文字盤が1日に戻る途中や、曜日の文字盤がSUNに戻る動作の途中で、現在時刻に戻る動作が始まってしまい、基準位置の確認や修正の操作ができない状態になってしまいました。

しかも、基準位置の確認動作は、針や文字盤をぐるぐると回すため、電気を食うようで、1度基準位置の確認動作をさせると、電池切れを示す2秒運針になってしまいます。なので、また、1日、2日と太陽光に当てることが必要になり、何度も試すのにずいぶんと時間がかかりました。

このような基準位置のチェックの途中で現在時刻に戻ってしまう症状のことが、マニュアルにもネットを探しても見つからず、ついに故障したのかと思ったりもしたのですが、何度か試しているうちに、動作の途中で電池が消耗してしまい、基準位置を表示する前に、その動作モードが強制終了しているのではないかと思えてきました。

そこで、基準位置に近い日時で行えば、基準位置を示すまでの動作が少なくなり電池の消耗も少なくなるのではと思い試してみました。

本日(27日、土曜)の11時30分頃に、基準位置の確認・修正動作をさせれば、針は30分ぶんの回転、日付の文字盤は27日→1日の5日分、曜日の文字盤は土曜→SUNの半日分と少ない量ですみます。

試してみたところ、途中で戻ってしまうこともなく、マニュアルに書いてある通り、基準位置の確認・修正ができました(まだ曜日の位置がややずれてるような気もしますが)。

曜日が分かるようになりました。

基準位置の確認動作(マニュアルによると最大7分ぐるぐる動き続ける)をさせるには十分な電池容量がなくなってしまっているようです。2次電池の交換はオーバーホールになるので、シチズンに出すと¥19,000かかるようです。

もうずいぶん使っているし、お気に入りの時計なので、修理(電池交換)に出しても良いかとも思っているのですが、こまめに光に当ててれば、まだ普段の動作には支障なさそうなので、もう少しこのまま使って見ようかと思います。

その後、翌日(28日、日曜)の11時50分頃に再挑戦して、曜日の表示のずれが改善できました。

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