10秒で決めるテレアポ&電話営業術

浅野 哲


この本を選んだ理由

 この本を選んだ理由から少し話したいと思います。
 2月の研修において、私は1アポもとることができませんでした…
アドを獲得するのでさえ、コミットぎりぎりの状態で、いつトレセンに行くことになるか、不安と戦いながら電話をしていたことを覚えています。
 私はコールセンターで1年ほどバイトをしていたので、電話には自信がある方でした。ただ、コールセンターではインバウンドがメインだったので、既に商品に興味があるお客様に対しての対応だったのですが、研修ではアウトバウンドで、興味を持ってもらうところからのスタートだったので、今までの経験とは大きな違いがありました。
 今思うと、なぜインバウンドをずっとしてきたのに、研修のテレアポ(経験したことがないアウトバウンド)に自信があったのか、自分のことながら謎だなと思います(笑)
 とはいえ、研修前は自信があったわけですから、テレアポをやってみて、なかなか成果がでなかったことにだいぶ落ち込みました。自信があった電話対応に苦手意識がうまれたほどでした。正直、コロナが流行し、4月の研修がどうなるかという状況の時も、テレアポはなくなればいいのに…とさえ思ってしまいました。
 ですが、テレアポはこれからどの事業部にいったとしても必ずついてくるものです。苦手意識がうまれたからと言って避けられるものではありません。なんなら、テレアポが仕事のキーになってくることは言うまでもありません。
 できないことから逃げていてもしょうがないし、できないことがあることは成長するためのいい機会だと気持ちを切り替えて、少しでもテレアポがうまくなりたい、その一心でこの本を選びました。
 ちなみに、先輩社員の方がおすすめしてくださっている本なので、間違いはないと思います。

    前置きが長くなりましたが、さっそくこの本の紹介をしていきます!

読んでみての感想

 この本の冒頭に、

「あなたが感じているテレアポや電話営業の精神的なストレスを取り除き、成功率を飛躍的に上げることだけを目的として作られた本」(本書1p)

「本書を読み終える頃には、あなたのテレアポや電話営業に対する考え方は大きく変わり、その悩みや苦しみから解放されていることでしょう。なぜなら、電話1本でアポイントや契約を取ることは、じつは、それほど難しいことではないからです。」(本書2p)

「もうこれ以上、(中略)テレアポや電話営業が嫌いになる心配はありません。」(4p)

と書いてあります。
 私は「本当にこの本を読むだけでそんなに変わるかなぁ」と半ば疑いもありましたが、ここまで断言されると不思議と「そんなに言うなら読んでみようかな」と思えてきました。

テレアポに苦手意識を持っている人は少しこの本が気になってきませんか?
 
実際に最後までこの本を読んでみて、

著者の成功や失敗経験の試行錯誤に基づいて書かれていて、今の時代のテレアポや電話営業に合わせて書かれたものだったので、ただ理屈を述べたり、型にはまった成功する方法を述べたりしている本よりも信頼ができるし、身近に感じられます。
 そして何より、テレアポスキルやノウハウだけが述べられているのではなくて、根本的なテレアポや電話営業の考え方も一変させてくれる内容だったので、これからのテレアポや電話営業への向き合い方や、取り組み方なんかも自然と入ってくる本でした!
 さらに言えば、この本に書いてあるスキルはテレアポや電話営業の成功率をアップさせるだけではなくて、「起業」だってできる、お金を生む電話の使い方でもある、ということが書かれており、社会人としていろんな場面で活かせるスキルやノウハウを知れるということも魅力だなと感じました!

 他の本よりも字数が少なく、行間も空いているので、あまり気負わず気軽に読み始められる本だと思います!

 実は私はあまり本を読む習慣がなかったので、1冊読み終えるのにも時間がかかっていたのですが、この本はあっという間に読み終えることができたので、読みやすい且つ有益な情報を得られる、そしてそれを活かす場面が必ず来る、という良いことづくしな本だったなと思います!

 特にテレアポに苦手意識がある方、電話営業もっとうまくなりたいって思う方にはおススメです!ぜひ😊


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