フェニックスに足りないものを考える2

皆さんこんばんは、hakuです。

前回に引き続き、フェニックスに足りないものを考える、書いていこうと思います。
前回をお読みになる方はこちらから↓

この記事を書いている途中で、株式会社フェニックス前広報の廣瀬さんが退職の意志をSNSで表明されましたね。
前シーズンのまでの木曜日のお楽しみだったカゲトークや、LINELIVEの運営など、広報ひろーせを楽しみにされていた方もたくさんいらっしゃったはずです。
私も大好きな広報さんでした。
広瀬さんへの感謝についてはまた別の機会にnoteに記載したいと考えておりますので、このへんで。

さてさて。
前回の記事では東洋経済オンラインの記事により、
「意識の壁」「発想の壁」「実行の壁」を取り上げ、そのうち「意識の壁」を取り上げたを書かていただきました。
東洋経済オンライン該当記事

こちらでは、残り2つを記入していきたいと考えております。

牛尾社長のご前任であられる本郷元社長の時代から、固定観念や常識に縛られず、一口目のりんごを恐れない姿勢を尊敬しています。
正直なところ、ラベナ選手をアジア特別枠1年目にしてすぐに取り入れたこと、それにより株式会社マンダムさんをスポンサーとして引き入れた功績は大きいと思います。
ですが、「今までのもの=悪」という固定観念に縛られていませんか。という投げかけをしたいです。
確かに、経営や成績という点において私達のわからない部分で大きな改善が必要な部分はあるかもしれません。
これは個人的な経験則ですが、経営が変わるときに、周りからは「今変える必要があるのか?」と思われがちなことまで変化させる事はあります。
それが結果的に周囲のQOW(仕事の質)やQOL(生活の質)を上げる場合もあるので、一概に否定されるものではありません。
ただ、今回の場合は「変える」ことによって得られるメリットと、「変えない」ことによって起るデメリットが一致していない、もしくは「変える」ことによって得られるメリットがあまり見えてこない部分があります。
見守っているブースターがモヤモヤを抱えているのは、苦しいシーズンも含めた「今まで」培ったものをすべて否定されるような、そんな部分ばかりが見えてしまうからだと考えています。
もちろん、悪い部分を捨てることや変化させることは大切です。足りない部分を補うのは大切です。そしてそのすべてを個人ブースターに説明することは、もちろん不要です。
でも今までずっと応援してきた私達は知りたいんです、この変化は本当に必要な変化かどうかを。そしてそれは「過去の否定」ではないかどうかを。

3つ目に「実行の壁」とあります。三遠ネオフェニックス、株式会社フェニックスの皆様に実行力がないだなんてことは消して言いません。常に新しい要素を取り入れ、挑戦してきてくださったと思っています。
ですがその要素が結果に結びついていない状況が続いているのではないかと推測します。
結果は勝利だけではないです。集客であったり、ブースタクラブ会員入会数や、スポンサー収益、そして最終的な損益の部分に繫がらない状況が続き、実行に対して躊躇してしまう思考が根付いてしまったのかな、という印象です。
正直これは経営を変えればすぐに変化するものでないと思っています。
数字が良くなければ目先の利益を大切にしなければなくなる、そうすることで中長期的な投資がしづらくなる状況はスポーツに限らずすべての企業で考えられることです。
経営が変わることで違った視点が生まれる、違った人脈から新しい利益をもたらすことはありますが、基本的な主戦場が変わるわけではありません。
そのために、経営やトップが変わったことでもう一度「実行」に対する意識を統一できるとフェニックスはまだまだ強くなると思うのです。

hakuの結論として、今のフェニックスに足りないのは「組織力」そして「ビジョンの共有」かと。
7月1日の会見で今後のビジョンについて牛尾社長がきちんと語ってくださいました。限られた時間の中で一般視聴者にも理解できる内容で一定の共感を得ましたが、それ以上に必要なのは足元、つまり支えてくださる社員の皆様や選手コーチ陣との対話ではないでしょうか。これも私自身の経験則で恐縮ですが、経営の考えは意外と一般社員に伝わっていないことは多いです。末端社員が全員経営陣と同じ考えを共有することは正直難しいです。
ですが、お互いのGoalを近づけることは対話によって可能だと思います。牛尾社長自身の発信力やバイタリティはやはり経営者で、私のようなどこにでも転がっている会社員にはわからない次元もあると思います。そんな経営者像を個人的に間違いなく尊敬しています。
100年先の未来を感じられるような三遠ネオフェニックスを見たいのは、ブースターだって一緒です。

不死鳥は今生まれ変わったばかりで、最初の姿はそんなに美しい鳥ではありません。その不死鳥を美しくもう一度輝けるものとするのは、身近で応援している、頑張ってくれている社員の皆様ということをブースターサイドも忘れてはいけないと思っています。




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