見出し画像

文化は与えられるものではなくて中の人が創るもの

 会社のビジョン、ミッション、バリューを定義し、どういう会社なのかを内外に対してわかりやすくしようとするのはうまくいくととても良い効果をもたらすと思います。

 これらを考えるときに上の人たちの "こうでありたい" という思いを伝え、それに共感する人が集まってくると思いますが、変化を受け入れる組織になっていることが必要です。

 とくに、あとから入ってきた人たちがチーム、組織をよくしていくためにどうしていきたいかという思いをより全体に可視化し反映させていくことでチーム、組織、会社としての文化が新しく創生されていき、結果として魅力ある会社になります。

 社歴の長いひとほど、「文化を大事にする」ことに重きを置きすぎて変化に弱くなっている組織になっていると感じることはありませんか?

 これは自戒として最近意識するようにしていることです。もしかすると「老害」の1つかもしれませんね。

 否定から入らず、考えを受け入れるところからはじめてみる。若い人たちが活き活きとしている現場とは、会社の文化を受け入れながらも自分たちの文化を創ろうとしているチームになっているかだと感じます。

 若い人たちだけでも実現できないし、社歴の長い人、役員などの理解があってできることです。

 文化は与えられるものではなくて中の人が創るもの。どれだけ自分のこととして捉えられるかはとても大事なことだと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?